美しいあやかしたちの活躍が待ち遠しい…硝音あや原作の“あやかし系和風ファンタジー”がついにアニメ化
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美しいあやかしたちの活躍が待ち遠しい…硝音あや原作の“あやかし系和風ファンタジー”がついにアニメ化

2024.01.26 12:00

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話題作が目白押しの2024年冬クールのアニメの中でも特に注目したいのが『百千さん家のあやかし王子』。2013年から19年まで「ASUKA」(KADOKAWA)で連載され、コミック(16巻完)は累計110万部を突破。15年には舞台化もされた硝音あやによる“あやかし系和風ファンタジー”が待望のアニメ化です。

ひまりと葵たちのファーストコンタクトをおさらい!

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©2023 硝音あや/KADOKAWA/百千さん家のあやかし王子製作委員会

事故で両親を亡くし、施設で育った百千(ももち)ひまり。16歳の誕生日、突然送られてきた‟遺言状”に書かれていたのは「百千家」を遺産として残すという内容でした。そんなひまりが訪れた「百千家」で遭遇したのは、七守葵、紫(ゆかり)、伊勢という謎めいた先住人。

彼らはとある理由により、百千家に「勝手に住んでいる」といいます。

そこに突如現れた恐ろしい姿のあやかしが、ひまりに襲いかかります。すると葵は、「僕の姿を見てはいけないよ──」と、髪の色も姿も変化した‟鵺(ぬえ)”に変身し、あやかしと戦いはじめます。そして戦いの末、あやかしを消滅させてしまいました。

葵たちによると、この百千家は、“現世(うつしよ)”とあやかしたちの住む異界“幽世(かくりよ)”との狭間に立つ存在で、あやかしたちがたくさん棲みついていたといいます。葵はこの家の守り主=御守様の‟鵺”としてこの屋敷に住み、あやかしたちから“現世”と幽世の境界であるこの百千家、そして現世を守る存在なのです。

実は葵自身も数年前にここに迷い込み、家が持つ意思のような存在によって御守様として指名された存在。御守様に選ばれたことによって妖力を注ぎ込まれ、鵺という存在となったのです。

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©2023 硝音あや/KADOKAWA/百千さん家のあやかし王子製作委員会

本来ならばそれは、百千家の血を継ぐひまりの役割だったのかもしれません。そうなれば、ひまりにこの先待ち受けるのは、あやかしと戦い百千家を守り続けること、そして、葵のように妖力によって何か別の存在になってしまうかもしれないということです。

「出ていって」とひまりに忠告する葵。彼は御守様に指名されたことで、百千家から一歩も出られなくなり、存在もなかったことにされてしまったといいます。しかし、ひまりは言いました。

「出ていかないよ。ここは私の家」。

遺言状、そしてこの百千家は、ひまりにとって初めてできた、亡くなった“家族”との唯一の絆だからです。そんなひまりと、葵たちとの奇妙な交流、生活が始まります——。

お化け屋敷!? 百千家に住む3人の男性たちの正体とは?

本作で注目したいのは、なんといっても七守葵ら百千家を守る3人のあやかしたちの個性的なキャラクター。まずは優しくおだやか、どこか飄々としたり子供っぽい雰囲気を醸し出す御守様、「鵺」である七守葵。人間ではあるものの、あやかしを退治するための変身後の鵺の状態は、猫の耳、鳥の羽、狐の尾を持つ、妖しくも美しい異形の姿となります。

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©2023 硝音あや/KADOKAWA/百千さん家のあやかし王子製作委員会

炊事、洗濯、掃除などをこなすし、表面上はおだやかな紫。そしてややぶっきらぼうな口調で気が強く荒々しい性格だが、友情に熱い伊勢。紫と伊勢は、御守様の式神という存在で、葵と彼らのキャラクターの対比や、ひまりも交えたやりとりなども本作の魅力。彼らがあやかしになったきっかけにも要注目です。

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©2023 硝音あや/KADOKAWA/百千さん家のあやかし王子製作委員会

そもそもなぜ百千家が“現世”と“幽世”の狭間を守る存在となっているのか。葵を鵺にした存在とは。そして、日々のふれあいの中で変化していくひまりと葵、ふたりの気持ちや関係性は──。ミステリー的要素と恋愛要素、どちらも展開が読めない魅力が本作にはぎっしり詰め込まれています。

ベテラン制作陣や注目の声優たちが物語を盛り上げる

いよいよ幕が開けたアニメ版『百千さん家のあやかし王子』。
監督は、『ヘタリア』『南の島の小さな飛行機バーディー』などの話題作をこれまでに送り出してきたボブ白旗。シリーズ構成・脚本は『神クズ☆アイドル』『クールドジ男子』などの蒼樹靖子(スタジオモナド)。そしてキャラクターデザインは『地獄少女』シリーズや『初恋モンスター』の岡真里子、アニメーション制作はドライブが担当します。この豪華な制作陣が、硝音あやが描く繊細で美麗な絵柄、キャラクターたちをどのように描き出すのか、アニメ版への大きな注目ポイントです。
また、コミック16巻まである原作のストーリーをどこまで描いてくれるのか、原作で描かれた謎に、アニメ版ではどこまで迫れるのかといった点にも期待したいところです。

原作の繊細で美麗な世界観がアニメでさらなる生命を宿し、いっそう雰囲気を盛り上げてくれることは約束されていると言っても過言ではありません。2024年の初頭を飾る注目作『百千さん家のあやかし王子』。ぜひ楽しみにご覧ください。

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©2023 硝音あや/KADOKAWA/百千さん家のあやかし王子製作委員会

『百千さん家のあやかし王子』
1月5日よりTOKYO MXほかにて毎週金曜24:00放送
※U-NEXTでは毎週金曜24:00最新話を地上波同時配信

『百千さん家のあやかし王子』マンガ版はこちら

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