国内外の強豪ファイターたちが競い合い最強を決めるリングとして、2016年のスタート以来多くのファンからの支持を集めているキックボクシングイベント『KNOCK OUT』。2023年にはMMAルールからグラウンドでの絞め技、関節技を除いた「 UNLIMITEDルール」を開始するなど、勇気あるファイターたちが対戦相手を“ノックアウト”することを目指し、しのぎを削るリングとして輝き続けている。
今回は『MAROOMS presents KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~』(8月29日(金)東京・後楽園ホール)の選手発表記者会見の内容をお届けする。
会見には、怪我から半年ぶりの復帰戦を迎える古村匡平、この会見で「ラスト1年での引退」を表明したぱんちゃん璃奈、フリーになって初戦に挑む下地奏人、元K-1王者の軍司泰斗、MMAトップ選手で約1年ぶりの実戦となる松嶋こよみ、そしてKNOCK OUTプロデューサーの山口元気が出席し、それぞれの意気込みや展望を語った。
※対戦カードの詳細は記事末尾に記載
「ラスト1年で引退します。格闘技人生、最後盛り上げられるように頑張ります」
──まずは山口代表から今大会のコンセプトについてお聞かせください。
山口:今回は通常の後楽園大会と違った位置づけで、「~NEW BEGINNING~」という副題がついています。KNOCK OUTとして、「KNOCK OUTはこういうものだよ」というものを見せていく、プレゼン的な位置づけです。
今回初めて八角形のリングを持ってきます。会場の都合上、リングを造る仕込み時間などを考えると、平日でしかなかなか持ってこれない。なので、これからずっと後楽園の大会やビッグマッチが必ずしも八角形というわけにはいきませんが、基本的にはこの八角形リングでKNOCK OUTをやっていくことを目標にしたい。そのスタートとなるような大会です。
本気でKNOCK OUTのこれからの姿勢を見せるために、僕も本気でいいカードを揃えたつもりです。後楽園とは思えない演出、そして選手。これを日本の格闘技ファンに見てもらいたいなと思って、気合を入れたカードになっています。
──それでは、出場選手の皆さんから試合への意気込みをお願いします。
古村:今回、ゴンナパー戦で拳を折ってから半年ぶりぐらいの復帰になると思います。ゴンナパー戦で自分が気づいた足りないものについて、積み上げている途中なので、それを存分に発揮して、ライト級は俺がこれから天下を取ろうと思ってるんで、その再スタートを見てもらいたいと思います。
ぱんちゃん璃奈:久々の試合なんですけれども、私、ラスト1年で引退します。格闘技人生、最後盛り上げられるように、みんなに楽しんでもらえるように頑張ります。
下地:まず、4月の大会では自分のドクターストップによって、期待してくれている皆様には色々と迷惑をかけてしまってすいませんでした。前の試合からこんなにスパンが空いたのは初めてなんで、ドキドキしてるんですけど、それ以上にワクワクが強いです。
代々木大会で強烈なインパクトを残したゴンナパー選手とやりたい選手はいないかという話があって、ぜひお願いしますと言わせてもらいました。やるからには勝つつもりだし、勝つにはKOが必須かなと思ってるんで。KNOCK OUTらしくKOで勝つ姿を見せたいので、注目しててほしいです。
軍司:6月に初めてKNOCK OUTに出させてもらって、そこでKOで勝って、こういう感じで早い段階で試合を決めてもらったことに、すごく感謝しています。次の相手もまたこの間より強い相手なんで、前回以上にいい形で、いい戦いができればいいなと思ってます。
──対戦相手の印象と、どのような試合をしたいか教えてください。
古村:蹴りが速い感じで、ステップも踏むし、昔のムエタイというよりも、今のONEに順応したスタイルなのかなと。そこは気をつけつつ、自分の持ち味を生かして倒せるように頑張ります。
ぱんちゃん璃奈:蹴りは速いなと思うんですけど、寝技はそんなにうまくない選手だなと思います。試合映像が全部MMAのRIZINとかなので、見させてもらったんですけど、腕取られるのなんか弱いなぁって。ミドルとかローとかは上手いんですけど、MMAは私よりちょっと強いぐらいだなと思ってます。
山口:キックはラスト1年で、次はMMAに行くっていうことだもんね?
ぱんちゃん璃奈:ダメです、元気さん!絶対記事に書かれますよ(笑)
山口:UNLIMITEDからMMAの流れでいいんじゃない?(笑)
ぱんちゃん璃奈:ノーコメントで(笑)
──下地選手、軍司選手、対戦相手の印象をお願いします。
下地:ゴンナパー選手は、自分が小学校の頃からK-1で活躍していて、テレビで見てた選手です。レジェンドで、憧れの選手っていう印象が強いですね。体も強いと、代々木大会や古村選手の試合を見てても思ったので、そこは気をつけたいです。でも、KOして勝ちたいですね。
軍司:前回と同様、首相撲とヒジが上手い選手なんで。僕的には打ち合いができる選手がやりたかったんですけど、その中でも強い選手。前回はボディで倒したので、次は違う倒し方をしたいなと思ってます。
──軍司選手、前回の試合を踏まえて、今回強化している点はありますか?
軍司:前回はしょっぱなからヒジをもらってしまったんで、そこの対応だったり、首相撲だったり、基礎というか、ちゃんとムエタイの技術を学んで、活かせればいいなと思ってます。
──後楽園ホールでの試合はかなり久しぶりだと思いますが、いかがですか?
軍司:最後やったのが(去年の)9月のタイトルマッチで、玖村(将史)選手とやって負けてしまって、それが最後だったんで、あまりいい思い出はないです。後楽園ホールでKOで勝って、いい思い出にしたいなと思ってます。
──ぱんちゃん選手、先ほどの「引退」について、決意した理由や、引退までにしたいことがあれば教えてください。
ぱんちゃん璃奈:いい意味でも悪い意味でも盛り上げてもらっているので、たくさんの人に最後まで「何をするんだろう」っていう感じで見守ってもらえるように、盛り上げていきたいなとは思ってます。理由についてはノーコメントでお願いします。先のことは考えずに生きているので。1年というのも、日程とかは元気さんと話したいなと。とりあえずは次の試合で勝って、そこからちょっと考えようかなと思ってます。
──古村選手、欠場期間中にライト級王座が動いたり様々な動きがありましたが、どう見ていましたか?
古村:まず6月に、重森がゴンナパーに負けてベルトを獲られたところですけど、僕としてはすごい複雑な気持ちというか。重森は僕の中で敵であり、半分ライバルでもあるので、それがあんな形で負けてしまって…。あり得る状況ではあったんですけど、すごく悔しいというか。
重森もああやって負けてダメージも結構大きいと思うし、チャンピオンもゴンナパーになったんで、それまで僕がライト級REDを全員ひねり潰していって、重森と来るべき時に、ノンタイトル戦ですけど、お互い万全な状態でやって、重森を倒す。そこから俺がゴンナパーをひねり潰しに行こうと思います。
──下地選手、今回はライト級での出場ですが、階級を上げるということでしょうか?
下地:いや、今回はゴンナパー選手の対戦相手として名乗りを上げたんですけど、これからずっとライト級でやっていくのはないですね。でも、こういう強い選手だったり、やりたい選手とライト級でやれるチャンスがあるんだったら、全然やりたいです。基本はスーパーフェザー級でベルトを狙っていこうかなとは思ってます。
──所属がフリーになっていますが、これについてはいかがですか?
下地:前回の大会で、ジムもそうですし、応援してくれてる方だったり、大会側、関係者の皆さんに迷惑をかけてしまったというのもあって、今回はフリーになることにしました。活動拠点や練習環境は変わっていますが、沖縄でやっています。特に練習のクオリティが下がったりっていうのは正直感じていないので、今まで通り、いつも通り試合できるかなと。「いつも通り」っていうのが自分の一番の強さだと思ってるんで、特に問題ないかなと思います。
──引退について、SNSなどを見るとモチベーションが揺らいでいるように感じられましたが、今回試合を決意した理由は?
ぱんちゃん璃奈:モチベーションが下がっているというよりは、本当に体調が良くなくて。ずっと熱があったりとかで、治らないので。今はしんどい日も頑張って練習に行ってるんですけど、その中でずっと追い込んだりするのがちょっときついなと思ったので、「ラスト1年」って自分で決めたら頑張れるかなと。気分転換にMMAを始めただけです。気分転換です。
──その熱の原因は分かっているのですか?
ぱんちゃん璃奈:すごく検査してるんですけど、あんまりよくわからなくて。血液検査とかも何回もやってるんですけど。調子がいい日と悪い日でばらつきもあって。日常生活を送る分には問題ないんですけど、追い込みとか試合ってなると結構きついのはあります。万全にリングに上がれるように頑張ります。
──古村選手、対戦相手はONEで活躍する選手です。オープンフィンガーグローブで戦うということで、モチベーションも高まるのでは?
古村:そうですね。ONEでも上位の選手だと思うので、技術も高いでしょうし、世界レベルだと思います。でも、僕もここ何年間かずっと相手選手は全員外国人で、世界と戦ってきたっていう自覚はあるので。全然戦っていけると思うし、むしろ勝てると思ってる。ここを勝って、俺が地獄のライト級を制覇して、俺が魔王になってやろうと思います。
──今回、KNOCK OUT初の八角形リングでの試合となります。皆さん初めての経験だと思いますが、どのようなイメージを持っていますか?
古村:四角いリング以外で戦ったことは一回あるんですけど、コーナーポストが邪魔で見えないっていうお客さんも結構いらっしゃると思うので、見やすかったりするのかなっていう感じですね。戦い方に関しても、角がないんで自由に使えるというか。楽しんで勝とうかなと思います。
ぱんちゃん璃奈:いつもと違ってやっぱり追い込み方とか逃げ方も違うので、やりにくいなとは思うんですけど、巌流島のルールに比べたら全然マシだと思います。ちょっと出たら黒い服の人(黒子)に手で押されるんですよ、試合中に(笑)。それに比べたら壁があるっていう感じなだけなので。あれを経験しているとやりやすいんだろうなと思います。
下地:オクタゴンはいつもの四角形と違って角がないので、動き方も変わってくると思います。その「角がない」ことに対しての解釈の仕方で、捉え方も変わってくる。逃げやすいし、逆に逃げづらい。追い詰めやすいし、追い詰めづらい。そういう部分があると思うんで、四角いリングと違って未知な分、いろいろ考えられるところは多いのかなと。そこはワクワクします。
軍司:僕は一回やったことがあるんで、金網で。その時に感じたのは、すごく足も使うし、体力も使う。逃げる相手には追わないといけないけど、追い切れないっていうのも八角形にはある。そこは理解はしてるんで、今回倒せる感じでやれればいいなと思ってます。
──下地選手、八角形リングは自分とゴンナパー選手、どちらが有利に働くと思いますか?
下地:自分が八角形のリングに対しての適応力というか、アジャストできる力はあるのかなとは思っているので、自分の方が有利なのかなと思います。ゴンナパー選手にとっても、百何戦やってる中で初めてかもしれない。その不確定要素は、自分にとって勝率を上げる鍵だと思っています。
──下地選手と古村選手にお伺いします。今大会、同じライト級でドンキング選手の出場も決まっていますが、意識する部分はありますか?
古村:ごめんなさい、僕ドンキングのこと全然見てなかったんですよね。正直、今のところ誰かもわかってない感じで…。
山口:ドンキングは、こないだヨードレックペットにKO負けしただけで、ONEでは連勝中の、本当にメインを張ってるトップの選手ですね。
古村:みたいなので(笑)。もしドンキングが強いなと、KNOCK OUTでイメージがつけばぜひやりたいですし、もしそこでドンキングの恐ろしさが知れ渡れば、それを止めるのは僕の仕事かなと。今回勝って、もしドンキング戦があるならば、僕がやろうかなっていう感じですね。
下地:自分もドンキング選手は知らなかったです。今はゴンナパー選手との試合に集中しないといけない。それが終わった後ですけど、チャンスがもらえるんだったらやりたいですね。やりたい相手はライト級にもいるっちゃいるので。スーパーフェザー級を目指しながらですけど、チャンスがあるんだったらやりたいなと思います。
「小さい頃から見てた踏みつけは使ってみたい」
──続いて、新たな参戦選手の発表です。KNOCKOUT UNLIMITEDに松嶋こよみ選手の参戦が決定しました。まずは山口代表から参戦の経緯についてコメントをお願いします。
山口:MMAの世界でバリバリ現役の松嶋選手が、UNLIMITEDで参戦してくれることになりました。 対戦相手はもうほぼ決まりかけてるんですけど、あとは若干の体重調整の話だけです。
UNLIMITEDは本当に非常に激しいルールで、僕の中では「一番実戦的なキックボクシング」という意味合いで、全局面が許されたキックボクシング、ムエタイとして推し進めています。 その中で、松嶋選手は非常に打撃の強い選手なんで、このルールに合ってるんじゃないかと思ってオファーさせていただいたところ、快く受けていただきました。 対戦相手も、松嶋選手の名前を聞くと結構断られることが多くて、なかなか大変でした。 でも、近々発表できると思います。
──それでは松嶋選手、KNOCKOUT UNLIMITED参戦への意気込みをお願いいたします。
松嶋:試合がない期間に、こういった新しいオファーをいただいて本当にありがたいと思っています。 このUNLIMITEDルールは、まだまだ危険度が伝わってないと思うので、僕が「これが怖さだぞ」っていうのを見せれる試合にしたいなと思っています。
──松嶋選手はUNLIMITEDというルール、戦いにどういう魅力を感じていますか?
松嶋:リアルな喧嘩に近い戦いかなと思っています。 実際、喧嘩で決め技をしたりっていうのは見られないですけど、そういう部分では、一番バイオレンスな戦いなんじゃないかなと魅力を感じてます。
──初めての試合で、どういう試合を見せたいですか?
松嶋:対戦相手にもよるんですけど、相手がキックボクサーでもムエタイの相手でも、MMAファイターでも、全局面で殴れる蹴れるのが強さだと思うんで、そこを見せたいと思ってます。
──山口代表、決まりそうな相手というのは日本人ですか?
山口:いや、外国人ですね。 純粋なキックボクサーだとやっぱり断られちゃうんですよ。
松嶋選手にとっては、空いた期間にやってもMMAのレコード(戦績)にはならない。 極端な話、契約にも響かないと思うし。 その中でキックボクシングに出てMMAに役立つかというと、またちょっと違うと思うんですよ。
ただ、このUNLIMITEDは非常にMMAに対して得るものがあるルール。 正確に言うとMMAとは違って、むやみにテイクダウンに行っても寝技がないんで、膠着してブレイクされちゃう。 それよりも、相手を足払いでこかしたところにサカボ(サッカーボールキック)だったり、立ってのパウンドだったり、踏みつけだったりが有効なルール。非常に苦しい試合展開になりやすいというか、ペースが早い。そういう意味でMMAに還元できる、MMA選手が気づきを得られるルールかなと僕は思ってるんです。松嶋選手もこの試合を経験して、またMMA選手として何か一歩、気づきがあってくれればいいなと思ってます。
──松嶋選手、UNLIMITEDを戦った選手からは「スタミナの使い方が全然違う」「すごく疲れる」という声が聞かれますが、その点はいかがですか?
松嶋:僕がそもそも結構試合で疲れやすいタイプなので、逆に合ってるんじゃないかなと。 そのために、ちゃんと準備はしないといけないと思ってます。
──あらゆる打撃が許されるルールですが、せっかくだからこれで仕留めてみたい、という技はありますか?
松嶋:小さい頃から見てたPRIDEとかでやっていた踏みつけとかは、僕はまだ経験したことがないものなので、そういう部分では使ってみたいなと思ってます。
──これまでKNOCK OUTで行われたUNLIMITEDの試合で、印象に残っている試合はありますか?
松嶋:この間の倉本(一真)選手のタイトルマッチとかは印象に残ってます。 倉本選手と僕のファイトスタイルは違うんですけど、「あ、このタイミングであれしたいな」とかは見てて思ったりはしました。
──記録的には約1年間試合がありませんでしたが、その間はどのように活動されていたのでしょうか?
松嶋:一応海外の団体と契約はしているんですけど、なかなか試合が決まらず、悶々と練習だけをしていたっていう感じです。
──では、試合をしたくてうずうずしていた状態だった?
松嶋:そうですね。 選手である以上試合はしたいし、年齢的に今年33歳になってしまうので、試合をしない期間が続くのは結構しんどいものがあって。試合したい気持ちでいっぱいでした。
──山口代表に伺います。先日、佐山サトルさんが立ち上げた新格闘技がUNLIMITEDルールに似ていると感じましたが、その点についてはいかがですか?
山口: 元が掣圏道(せいけんどう)ですよね。同じようなものが出てきたっていうのはすごくいいなと僕は思っていて。 それだけ、やろうと思うきっかけになる大会が増えるってことなんで。
ただちょっと違うのが、たぶん向こうはパウンドだけなんですよね。 僕らもこのUNLIMITEDルールを去年からずっと組んできて、色々な気づきがあって。やっぱりパウンドだけじゃ難しいというか、今まさに作っている段階なんです。 たとえばトーナメントも、9月の大会は2分3ラウンドに変更しますし、レフェリーのブレイクの基準なども話し合いながら、どんどん変えています。 お互いの大会で頻度が増していけば、どんどんブラッシュアップされていいものになるかなと。 行き来ができたらいいですよね。
MAROOMS presents KNOCK OUT.56
2025年8月29日(金)東京・後楽園ホール
開場/17:00(予定) 開始/18:30(予定)
<KNOCK OUT-RED -59.0kg契約/3分3R・延長1R>
軍司泰斗 vs. ゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー
<スーパーファイト/KNOCK OUT-REDライト級/3分3R・延長1R>
下地奏人 vs. ゴンナパー・ウィラサクレック
<KNOCK OUT-BLACK女子ライトフライ級/3分3R・延長1R>
ぱんちゃん璃奈 vs. アム・ザ・ロケット
<KNOCK OUT-REDライト級/3分3R・延長1R>
古村匡平 vs. プンルアン・バーンランバー
<KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級/3分3R>
カルロス・モタ vs. 中村悠磨
<KNOCK OUT-UNLIMITED-58.0kg契約/2分3R>
松本飛雅 vs. 西村虎次郎
<KNOCK OUT-RED契約ウェイト調整中/3分3R・延長1R>
ドンキング・ヨータラックムエタイ vs. TBA
<KNOCK OUT-UNLIMITED 契約ウェイト調整中/3分3R>
松嶋こよみ vs. TBA
(以下、会見前発表済みカード)
<KNOCK OUT-UNLIMITED -68.0kg契約/3分3R>
高塩竜司 vs. 石田協
<KNOCK OUT-REDフェザー級/3分3R・延長1R>
祐輝 vs. 勇成