23年7月クールの注目アニメ『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』（以下「ラス為」）は、WEBサイト「小説家になろう」の同名連載作品を原作とした異世界転生ファンタジーです。まもなく最終回を迎える『ラス為』が、男女を問わず多くのファンを獲得している7つの魅力を紐解きます。

1. 悪役女王が正義の女王に転身!?

「ラス為」の主人公は、フリージア王国の王位継承権第一位を持つ第一王女、プライド・ロイヤル・アイビー。8歳になった彼女はある日、前世の記憶を思い出します。それは乙女ゲーム「君と一筋の光を」、通称「キミヒカ」にハマっていたある少女の記憶。実はプライドこそ、その乙女ゲームの“ラスボスキャラ”であり、主人公や攻略対象キャラを悲劇の数々で苦しめる“外道キャラ”だったのです！

しかし前世の記憶を思い出したプライドは、将来自らが引き起こすはずのあらゆる悲劇の未来を変えようと孤軍奮闘を始めます。悪役女王になるはずが、情に厚く優しい女王になっていくプライド。前世の記憶の中で描かれるゲームの中の彼女と、今の彼女の対比に注目すると、さらに魅力が増し増しになっていきます。

2. 未来の悪役女王が辿るのは壮絶な運命

乙女ゲーム「キミヒカ」の世界で本来ならラスボスとなるプライドには、フリージア王国の女王として君臨した後に2つの未来が待ち受けています。1つは主人公や攻略対象を悲劇のどん底に落とし、彼らの命を奪う、外道なラスボス女王らしい結末。もう1つは、逆にプライドが主人公たちに断罪されその生涯を終える破滅の未来……。どちらの結末を迎えても現在のプライドにとってはバッドエンドとしか言いようがありません。プライド自身が起こすはずだった悲劇を回避することで、ゲームの世界で紡がれた破滅の運命は変わっていくのか……物語が進むにつれ、その行く末から目が離せなくなっていきます。

3. プライドによる登場人物たちの救済に涙！

本来の物語の中でプライドが引き起こす悲劇は残酷なものばかり。彼女は義弟であるステイルに実の母親を手にかけさせたり、騎士団長・ロデリックをわざと見殺しにしたりと、周囲の人物の心に消えない大きな傷痕を残しながら王国を崩壊させていきます。

そんな悲劇を起こさないように立ち回るプライドにより、本来なら彼女のことを心の底から憎むようになるステイルや、父親である騎士団長・ロデリックを失い絶望する息子・アーサーが心から救われていく瞬間に涙……！　全員が幸せになる国を目指して、プライドがあらゆる悲劇を覆していく展開は本作最大の見どころです。

4. プライドを支える人物にも注目

ゲームの世界ではプライドの敵になってしまう主人公や攻略対象キャラですが、悲劇を回避してからは近い将来女王となる彼女を支える大切な人物となっていきます。

攻略対象キャラである義弟のステイルは元・平民ながら、瞬間移動の特殊能力を持っているため王家の養子となった将来有望な人材。プライドの優しさに触れた彼は、ゲームの展開と異なり幼少期からプライドを公私ともに支えることになる大切な存在です。

同じく攻略対象キャラ・アーサーは騎士団長の息子。父親のことを尊敬しており、そんな父をプライドに救われたことをきっかけに、彼女のための騎士になることを決意します。また、彼が持つ特殊な能力も物語のカギになるため、重要なキャラクターです。

王国の宰相であり年齢を操作できる能力を持つ不老の謀略家・ジルベールにも注目。最初はプライドのことをよく思っていない様子で、水面下で彼女に反目している姿が見られます。ある事件をきっかけにプライドとの関係性が大きく変化する展開は必見！

そして忘れてはいけない「キミヒカ」における主人公の存在こそ、プライドの2歳下の妹にして第二王女のティアラ。悪役顔のプライドと異なり、可憐で儚げな雰囲気を纏った天使のような少女です。ゲームでは血を分けた姉妹でありながら敵対関係となる2人は、今は良好な関係を築く姉妹となっていますが、ティアラが16歳を迎える頃……ゲームのシナリオが始まる頃にどうなっているのか。今後の展開が非常に気になるポイントです。

5. 悪役女王、なのにモテモテに!?

シリアス＆ハートフルなエピソードが中心となる本作ですが、主人公・プライドのイケメン過ぎる人たらしな性格も注目ポイント！

悲劇を防ぎ、相手の心に寄り添い、幸せな未来のために行動する姿に心惹かれない人はいません。当然、プライドに救われたキャラクターは心の底から彼女への忠誠を誓っていくため、ゲームのシナリオでは考えられないほど周囲の人物に慕われていきます。登場人物たちを虜にしていくモテモテなプライドの姿はもちろん、彼女に心酔する人々の心境も見どころです。

6. 悪役女王の最強戦闘力は圧巻！

ラスボス女王ということは、当然のごとく戦闘力も圧倒的なプライド。戦いに関して天賦の才を授かっている彼女は、第3話では11歳という幼さでありながら騎士団を救うため自ら戦場に立ち、一騎当千の活躍を見せてくれます。剣と銃を華麗に使いこなし、武器を持った大人の男性たちを相手に大立ち回りする姿は圧巻。しかも予知能力という特殊な能力まで持っているため、彼女が真のラスボスとして君臨する18歳になる頃には、さらに強くなっていることでしょう。

7. 悪役女王の素顔はかわいさ満点!?

最強で外道でラスボスなプライドですが、それはゲームの中での話。今のプライドは悪役女王になる外道な少女ではなく、慈愛にあふれた天使のような少女と言えるでしょう。公の場では王女として振る舞い、威厳に満ちた姿で人々を導く凛々しさを見せますが、プライベートでは花のような笑顔が満開！　深紅の髪に鋭い目つきなど、自身で「悪役女王っぽい」と認めているビジュアルを大きく覆す可愛さにあふれています。ギャップ萌えの塊なプライドの、魅力的な笑顔に見惚れることは間違いありません。

いかがでしたか？

老若男女を問わず魅了する、笑って泣けるラスボス回避ファンタジー「ラス為」。まだ観ていない人は、ぜひプライドの奮闘と激動の運命を見届けてください！

『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』

U-NEXT配信日：毎週金曜日0:30～配信中
放送日：TOKYO MX、MBS、BS11ほかにて放送中

【あらすじ】
「もし…私が最低な女王になったら、私を殺してね」
8歳の王女プライド・ロイヤル・アイビー。そんな彼女は気付く。前世は日本の一般的な家庭に生まれた、どこにでもいる普通の少女。そして今は乙女ゲームの極悪非道ラスボス女王なのだと…。
転生していたのは、乙女ゲーム「君と一筋の光を」の世界。ゲームのストーリーで、プライドは国と民を苦しめる最悪の女王となる。そんなラスボスだと気付いた彼女は、ゲームをやりこんだ記憶を頼りに、自分にしかできない"悲劇の回避"を目指す。
これから起こる悲劇を回避し、登場人物みんなが幸せになれる世界を目指すため、国のために、民のために全力を尽くしていく、ハイスペック悪役王女のラスボス回避ファンタジー。

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

2023年

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