爆風スランプ不朽の名曲「大きな玉ねぎの下で」にインスパイアされた映画『大きな玉ねぎの下で』が 2025年2月7日(金)に公開されることが決定した。爆風スランプは、1984年にデビューし、今年40周年を迎えた人気ロックバンド。楽曲、映画のタイトルにもある「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指している。
ペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様が心地よいバラードソングを元に作られた映画版は、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋するラブストーリー。
SNSで簡単に繋がれる時代に、あえて手書きで心の声を綴りながら関係を築いていくノスタルジックな世界観はもちろん、令和と平成2つの恋が交錯することも本作の大きな見どころ。この度、1989年の平成初期を舞台に、手紙を通じて描かれる“もう1つの恋”を担うフレッシュな追加キャスト名が解禁された。
秩父に住む高校生・池尻今日子役を演じるのは、伊東蒼。映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で第31回高崎映画祭 最優秀新人女優賞を受賞すると、その後も『空白』(21)、『さがす』(22)、『世界の終わりから』(23)など話題作に多数出演。本作では病気を患い辛い日々を送りながらも、当時ペンフレンドと呼ばれた文通相手に淡い想いを寄せる女子高生を好演する。
三浦に住む高校生・虎太郎役には、藤原大祐。映画『モエカレはオレンジ色』(22)や『リビングの松永さん』(24)、ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』(24)などに出演し、俳優として目覚ましい活躍を見せている一方、 シンガーソングライターとしての一面も話題に。そんな藤原が演じるのは、親友・大樹に頼まれて手紙を代筆するうちに文通相手に恋してしまう男子高校生という役どころ。普段から仲のいい2人が演じる虎太郎と大樹のシーンに期待が高まる。
そして、そんな虎太郎と同じ放送部に所属する府川大樹役を演じるのは、窪塚愛流。2021 年から本格的に俳優活動を開始させると、映画『麻希のいる世界』(22) 、『少女は卒業しない』(23)、ドラマ『最高の教師1年後、私は生徒に■された』(23)などに出演し、2024 年には映画『ハピネス』で初主演。その瑞々しい存在感と演技を着実に成長させている注目俳優のひとりで、本作では親友・虎太郎を振り回す(⁉︎)快活でお調子者なキャラクターに扮している。
今日子の親友・谷崎明日香役には、瀧七海。「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 ~九州・沖縄編~」準グランプリを受賞し一躍注目を集め、その後は映画『きさらぎ駅』(22)、『少女は卒業しない』(23)、ドラマ『ブラックファ ミリア』(23)、『ブラッシュアップライフ』(23)など立て続けに出演。今後の活躍が期待される新星俳優の瀧が、本作では明日香を時には優しく、時には力強く支える親友を好演している。伊東と瀧の阿吽の呼吸で繰り広げられるお芝居に注目したい。
懐かしくも温かい空気が漂う平成初期を舞台に、次世代を担う若手俳優たちが魅せる瑞々しい“ピュアな恋”にもぜひ注目したい。
またこの度、【すれ違いビジュアル】も公開された。先日解禁されたティザービジュアルとは打って変わって夕日に染まる海辺を背景に背を向けあう丈流と美優の姿が切り取られているほか、「恋にスランプはつきもの」というコピーも。バイト先のノートを通じて言葉を交わし始めたことから、お互いの顔も知らぬまま次第に心惹かれていく2人。しかし、どこか切ない表情を浮かべるその横顔からは、すれ違いや一筋縄ではいかない展開を予感させる。
2025年2月7日(金)公開
【STORY】
丈流と美優は、夜はバー、昼はカフェになる「Double」でそれぞれ働いている。
2人を繋ぐのは、連絡用のバイトノートだけ。
最初は業務連絡だけだったが、次第に趣味や悩みも綴るようになった。お互い素性を知らないまま、2人は大きな玉ねぎの下で(武道館)初めて会う約束をするがー。
一方、あるラジオ番組では30年前の文通相手(ペンフレンド)との恋が語られていた。顔は知らないけど好きな人と武道館で初めて会う約束をして...
2組は大きな玉ねぎの下で出会うことができるのか?
令和と平成2つの恋が交錯し、やがて1つの奇跡が待ち受けるー。
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