プレーオフシリーズ初戦、松山英樹は17位でフィニッシュ 最終日は「65」で締めくくるも、もどかしさを滲ませる|フェデックスセントジュード選手権
PGAツアープレーオフシリーズ初戦となる『フェデックスセントジュード選手権』。前年優勝者で大会連覇を目指した松山英樹は、最終日を6バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算7アンダーの17位でフィニッシュした。試合後の表情と言葉からは、もどかしさも垣間見えた松山。数日後には、プレーオフ第2戦となる「BMWチャンピオンシップ」(14日~17日)に臨む。
元プロテニス選手の添田豪さんはテニス界屈指のゴルファー。そんな添田さんは一体どんなクラブを使っているのか、クラブセッティングのこだわりについて聞きました。
まずドライバーですが、テーラーメイドの「ステレス(初代)」を使っています。現役を辞めたときに買ったので、ちょうど2年くらい使っていますね。
僕はフェードで低い球を打ちたいのですが、いろいろ試した結果、このロフト角9.0度のステルスが一番良かったんです。打感は硬め。吸い付くような打感より、反発性があるものが好みです。
僕は白いドライバーが苦手で、ラケットも白いラケットが苦手なんです。なので、(ヘッドの色が)黒いほうが視覚的にも安心できますね。
続いてフェアウェイウッドですが、実はちょっと苦手で、5番ウッドをドライバーだと突き抜けちゃうホールのティショットで使ったり、たまにパー5のセカンドで2オンチャレンジしたいときに使う感じですね。
フェアウェイウッドの下にはユーティリティの4番を入れています。これが一番得意で、一番出番の多いクラブです。だいたい200から220ヤードくらい飛ぶので、ティショットでもたまに使います。
球筋的にはストレートから、たまにドローが出ます。フェードを打とうとしてドローがかかってしまってちょっとびっくりするときもあるんですが、一番真っすぐ打てるクラブですね。
その下にはテーラーメイドP770 アイアンを入れています。フィッティングを受けた際にふたつのモデルを提案されて、「簡単なほうを」とお願いしたらこれを勧められました。薄くてカッコいいんですが、ちょっと難しくて(笑)。最近ようやく馴染んできましたね。
ただ、5番アイアンはほとんど使わないので、抜いてユーティリティの下の番手を入れてもいいかもしれません。160ヤードくらいが打てるユーティリティがあると助かりますね。
ウェッジは52、58、64度と3本入れています。今年(2024年)一番上手くなったのがアプローチで、40、50ヤードくらいは一番練習して、58度でけっこう(寄せられる)感覚があります。52はだいたい100ヤードくらい飛ぶんですけど、残り90ヤードくらいでもこれで軽く打ったり、受けているグリーンはこれで転がし寄せたり。
もう1本、クリーブランドの64度のウェッジも使っています。グリーン周りで上げるショットが苦手だったので、遊びで60度、62度がないかなと(ショップを)見たら、64度があったので「これは買おう」と(笑)。みんなに見せて面白がってもらおうと、ノリで買いました。
でも、これで打ったショットがバシッと決まったときはめちゃくちゃ気持ちいいっす。買ってよかったなっていう(笑)。
パターはコンペの賞品でもらったのを使ってみたらすごいよかったオデッセイのAi-ONE 2ボールです。僕はパットがショートすることが多かったんですけど、このパターは軽く当たっただけでも飛んでくれるので、それがすごくいいんです。短いのも安心して打てますし。
僕は、テニスもゴルフも感覚派なので、振り幅とか歩幅とかは気にしません。
14本のなかでお気に入りを1本選ぶならば4番ユーティリティですね、絶対に外せないエースです。これが一番好きだし、安心感のあるクラブです。
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