笑福亭鶴瓶、初の生配信番組『無学 鶴の間』に俳優・松尾諭が登場!鶴瓶との貴重なトークは必見!!
シェア

笑福亭鶴瓶、初の生配信番組『無学 鶴の間』に俳優・松尾諭が登場!鶴瓶との貴重なトークは必見!!

『無学 鶴の間』第22回のゲストは、2000年のデビュー以来、数多くの映画、ドラマ、舞台で活躍するほか、ドラマ化もされた著書「拾われた男」が話題を集めた俳優の松尾諭。鶴瓶とは4月19日より全国公開予定(兵庫県は4月12日より先行公開)の映画『あまろっく』でも共演している。

会場に松尾が登場すると、会場からは歓喜の声。その様子に鶴瓶も「えらい人気やな。(お客さまは当日まで)誰が出るか知らんねんで」と驚いた様子を見せると、松尾も「僕が出てハズレだと思われたらどうしようと思ってました」とホッとした様子をみせた。

このふたりが初めて会ったのはとある映画の打ち上げの席だったという。「僕からしたら鶴瓶さんって『鶴瓶上岡パペポTV』とかずっと見ていたんで、あこがれの人なんですよ。だから『あ、鶴瓶がいる!』と思ったんですけど、打ち上げ会場では若手の女優にいじられまくって、ボロカスにされていた」と笑いながら振り返った松尾。

その後ふたりは、映画にもなったドラマ「99.9-刑事専門弁護士」で共演。しかし裁判官役ということで専門用語も多く、鶴瓶もセリフが出てこずに何十回もNGを出すなど苦戦していたという。そこでセリフのカンペを湯のみに隠して貼りつけることとなった。だがそこまでしてもやはり鶴瓶は何度もセリフをかみ続けNGを連発していたという。「それからだんだん尊敬の気持ちがどこかにいってしまって、ええかげんにせえと思うようになって……そこからフランクに話せるようになりました」とする松尾の告白に会場は大笑い。

そんな松尾が芸能界の道に入るきっかけとなったのは、たまたま道で飛行機のチケットを拾ったことからだった。そのチケットを交番に持っていったという松尾は、「そこで拾得物届に、名前とか拾った場所などを書いて。最後にお礼を望む、望まないという欄があったんで、望むに丸をつけたんです。当時はお金がなかったから」と述懐。そこから2日ほどして、そのチケットの持ち主だという女性から電話があり、お礼のために表参道の喫茶店で会うことになった。実は芸能プロダクションの社長だったというその女性は、松尾が役者志望であることを知り、「うちの事務所でレッスンをやっているのでよかったらどうですか?」と誘ったという。

「まさに拾われた男やんか」と感心する鶴瓶に、松尾も「そうなんです。詳しくは本を読んでください」と返して会場は大笑い。そんな松尾のエッセイ「拾われた男」は鶴瓶が帯コメントを担当している。しかもディズニーとNHKによってドラマ化され、脚本は朝ドラ「ブギウギ」の足立紳、キャストは仲野太賀、伊藤沙莉、薬師丸ひろ子など豪華キャストが集結した。帯コメントを書いたはずなのに「すごいやんか、その本が良かったんやろうな」と驚いた様子を見せる鶴瓶に、松尾も「手前味噌ですが……良かったんでしょうね」とニッコリ。「手前味噌やな」という鶴瓶のツッコみに会場も笑いに包まれた。

松尾が所属することになったFMGは、「ファッション・モデル・グループ」の略であり、「僕以外、だいたいきれいな人ばかりですから」と笑う松尾。「そのきれいな中によく入ったな」と感心した様子の鶴瓶に、「最初は井川遥さんの運転手をやってました。うまいものをいっぱいごちそうになったんで。歳は一個下なんですが、頭は上がらないですね。(芸能界の)先輩ですからね」と感謝の思いを語る松尾。

そんな彼は篠崎誠監督の『忘れられない人』(2000)の日本兵役でデビューしたものの、そこからはなかなか俳優の仕事が決まらず、バイト暮らしの日々を送っていた。しかしその後、2007年に岡田准一主演のドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」にメインキャストのひとりに抜てき。「大ヒットドラマだったんで、これでバイトをやめられると思ってやめたんですけど、意外とその後が仕事につながらなかった」と苦笑い。さらに2017年度下半期朝ドラ「わろてんか」では広瀬アリス演じるリリコと漫才コンビを組む川上四郎を演じ、話題を集めたが、「彼女はあれでブレークしましたけど、僕はそんなにブレークしなかった」とまたもや苦笑い。だが鶴瓶から「でもちょっとずつ(前に)いってるやん。それでここのお客さんから『おお!』と言われるようになっているわけだから」と諭すひと幕もあった。

ふたりが共演する新作『あまろっく』では、鶴瓶演じる竜太郎の若かりし日を演じている松尾。「いちおう(鶴瓶の若い時代を演じるのは)2回目なんで。寄せたつもりはないんですけど、自分でもうまいなって。珍しく自画自賛しているんです。ちょっとだけ汚い声でしゃべってるんですけどね」と語ると、「やかましいわ。でも本当はこの人が若い頃なんやけどな」と言いながら鶴瓶が指したのは、『あまろっく』で映画初共演を果たした実子で俳優の駿河太郎だ。

「だから前にドラマ(「なめとんか やしきたかじん誕生物語」)をやった時は、太郎くんがたかじんさんの役を、僕が鶴瓶さんの役をやったんですが、やはり太郎ちゃんは鶴瓶さんのことをよく知っているから演技指導をしてくれるんです。おやじはそんなに早く走れませんとか、おやじはそんなに早くしゃべれませんとか。とにかくゆっくりでと言われました」という松尾の裏話に会場は大笑いとなった。

かくして拾ったチケットで俳優の運をつかんだ松尾だが、実は昨年の暮れには財布と家の鍵を落としてしまったことがあったという。おそらく落としたのは打ち上げ会場に向かうために乗ったタクシーの中ではないかと思い、タクシー会社に連絡するも発見されず。打ち上げ会場でも気が気じゃなかったという松尾は、「そこから浴びるように酒を飲んで家に帰ったんですが、もしかしたらタクシーに乗る前に落としたのかもしれないと思って、下を見ながら帰ったんですけど、そうしたら隣の家の前に通帳が落ちていて。中を見たら1000万円近く入ってたんです。それで翌日に僕の落とし物の届け出をするのと一緒に、通帳も届けたんですけど。今度は拾得物届の“お礼は望まない”の欄には丸をつけましたよ」と語る松尾の誇らしげな姿に会場は大笑い。「僕も成長したでしょ。現金だったらどうか分からなかったですけどね」と冗談めかしながら付け加えた。

そこから鶴瓶が出演するNHKのバラエティー番組「鶴瓶の家族に乾杯」の話に。番組では年に一回海外ロケを行っているということを興味深く聞いていた松尾。鶴瓶も「ただ俺はこの人をゲストに出してほしい、と言ったことは一回もなくて。だってこの人を出してと言ったら、この人は嫌だとかなるし…まあそんな人はいないけど、でもそういうことになったら嫌だなと思うから言わないようにしてる。ただ、(松尾は)NHKに出てるんだからゲストはいけると思うで。だから(番組スタッフに)『出したって』とは言えないけど、『出たい言うとったで』とフワッと言うとくわ」と松尾に告げるひと幕も。

今回、ゲストとして鶴瓶とトークすることになり、「夢のような時間でしたよ。僕、高校の時にテレビの横にレコーダーを置いて、録音した『パペポTV』の音声を授業中にウォークマンでこっそり聞いて、授業中に笑ってたんですから」とホクホク顔の松尾。鶴瓶も「上岡(龍太郎)さんは最後までけったいな人やった。あの人も(芸能界を)辞めてだいぶたったからね。ある日電話をかけてきて、『鶴瓶ちゃん、まだようテレビ出てるな。あんたが嫌いな人にとってはたまらんで』って。そんなん言う? ひどいよね」と笑いながら明かした鶴瓶。松尾も「いいですねぇ。イメージ通りですよ」と愉快そうな笑顔。さらに「この間、上岡さんの息子さんから『父が鶴瓶ちゃんにえらいお世話になったわと言うてた』って言われて。あの人がお礼を言うことなんてなかったからね」としみじみ語った鶴瓶。

その息子である小林聖太郎が映画監督である、という流れから「(小林監督の)作品に何か出たの?」と質問された松尾は、ドラマの「深夜食堂」に出演したと返答。それを聞いた鶴瓶がうらやましそうに「俺も出たいな」とポツリ。すかさず松尾が「フワッと言っときますわ」と返して会場を沸かせた。

【番組公式X(旧Twitter)】
https://twitter.com/mugakutsurunoma

【『無学 鶴の間』(第22回)配信情報】
◆見逃し配信:配信中
※配信開始から一定期間経過後、見放題作品へ切替えて配信を継続する予定です。
◆出演 笑福亭鶴瓶、松尾諭
◆会場 帝塚山無学

Edited by

舞台・演劇 ライブレポートの記事一覧

もっと見る