新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が配信スタート。過去の名作も振り返りたい!
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新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が配信スタート。過去の名作も振り返りたい!

2023.09.22 19:00

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  • すずめの戸締まり
  • 天気の子
  • 君の名は。
  • 彼女と彼女の猫 -Everything Flows-
  • 言の葉の庭

新海誠監督の集大成にして最高傑作! 映画『すずめの戸締まり』の配信がスタートしました。海外でも大ヒットを記録し話題となった本作は、日本各地の廃墟を舞台に、 災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語です。今回は、『君の名は。』『天気の子』など、新海誠監督の過去作品もピックアップ。これを機に過去の名作も振り返って、新海誠監督の世界観をたっぷり味わってみませんか?

配信スタート!新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』(2022)

すずめの戸締まり
©2022「すずめの戸締まり」製作委員会

<ストーリー>
九州のとある静かな町で暮らす17歳の少女・すずめ(鈴芽)は、“扉”を探している旅の青年・草太と出会う。彼を追うすずめは山中の廃墟にぽつんと佇む古ぼけた扉を見つけ、開けてしまった。草太が探す扉とは、開くと向こう側から災いが訪れる不吉なもので…?

<見どころ>
主人公・鈴芽(すずめ)が日本各地を旅するロードムービーとしての魅力と、さまざまなことに向きあい成長していく彼女の姿は必見。特に物語終盤は、涙なしには見られない。

『天気の子』(2019)

天気の子
©2019「天気の子」製作委員会

<ストーリー>
高校1年生の帆高は、離島から東京へ家出して来たが働き口を見つけられず困窮していく。ようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業。連日不気味に雨が降り続け中働き続ける、そんなある日。帆高は不思議な能力を持つ少女・陽菜と出会い…?

<見どころ>
子供と大人の対比、選ぶ道の違い、その先に待つそれぞれの結末に涙すること間違いなし。

『君の名は。』(2016)

君の名は。
©2016「君の名は。」製作委員会

<ストーリー>
1000年ぶりの彗星の来訪を1カ月後に控えた日本。田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、ある日自分が男の子になる夢を見る。一方、東京で暮らす男子高校生の瀧も奇妙な夢を見た。次第に、2人はお互いが入れ替わっていることに気づくのだが…。

<見どころ>
新海誠監督が練り上げた独特の世界観と映像美、生きる世界の異なるふたりが心を通わせていくストーリーなど、見どころは多数。RADWIMPSの楽曲の使われ方も必見。

『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』(2016)

彼女と彼女の猫 -Everything Flows-
©Makoto Shinkai / CWF・彼女と彼女の猫EF製作委員会

<ストーリー>
ある夏の一番暑い日、彼女と飼い猫である“僕”の暮らしが始まった。彼女は短大の卒業を控え就職活動に追われる中、家族、友達、将来…いろいろなことがうまくいかず、立ち止まってしまいそうになる。そんな彼女を“僕”は見守っていたいと思っていた…。

<見どころ>
多くの人に愛される作品を送り出してきたアニメーション監督・新海誠。そんな新海の原点とも言える作品「彼女と彼女の猫」が、俊英スタッフ陣により新たな姿でよみがえる。

『言の葉の庭』(2013)

言の葉の庭
©Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

<ストーリー>
靴職人を目指す高校生タカオは、雨の日になると学校をサボり、日本庭園で靴のデザインを考えていた。そんなある日、いつものように訪れた庭園で謎めいた年上の女性ユキノと出会う。以後、何度も顔を合わせるうちに、ふたりは次第に心を通わせていくが…。

<見どころ>
「雲のむこう、約束の場所」など、繊細な作風で人気を集める新海誠監督が、「万葉集」をモチーフに、高校生と年上の女性の仄かな恋を描く。雨や風景のリアルな表現は必見。

『星を追う子ども』(2011)

星を追う子ども
© Makoto Shinkai / CMMMY

<ストーリー>
ある日、少女アスナは、地下世界アガルタから来たという少年シュンに出会う。二人は心を通わせるも、少年は突然姿を消してしまう。「もう一度あの人に会いたい」そう願うアスナの前にシュンと瓜二つの少年シンと、アガルタを探す教師モリサキが現れる。

<見どころ>
アスナ、シュン、モリサキはそれぞれの想いを胸に、伝説の地へ旅に出る…。

『秒速5センチメートル』(2007)

秒速5センチメートル
©Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

<ストーリー>
小学校の卒業と同時に離ればなれになってしまった遠野貴樹と篠原明里。2人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけがただ過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行こうと決意する…。

<見どころ>
新海誠監督による、少年の成長を追う形で綴られる3本の連作作品。自身の作品で多くの工程を自ら務める新海だが、本作でも脚本・絵コンテ・演出・音響監督などを担当。

『雲のむこう、約束の場所』(2004)

雲のむこう、約束の場所
©Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

<ストーリー>
いつか自分たちの飛行機で、国境の彼方にそびえる謎の「塔」まで飛ぼうと約束したヒロキとタクヤ。そして3年後、彼らは憧れの少女・サユリが眠り続けていることを知る。彼女を救おうと決意したふたりだが、思いもかけず「塔」と世界の秘密に近づいていく…。

<見どころ>
現実とは異なる歴史を辿り、日本が南北に分断された世界を舞台にした新海誠の初の長編監督作品。新海作品ならではの繊細なタッチで、青春の夢の喪失と再生が描かれる。

『ほしのこえ』(2002)

ほしのこえ
©Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

<ストーリー>
中学3年の夏、昇は美加子から国連軍の選抜メンバーに選ばれたことを告げられた。地上と宇宙に離れたふたりは携帯メールで連絡を取り合うが、美加子の乗る宇宙船が太陽系の深淵に向かうにつれメールの往復に時間がかかるようになりふたりの時間はズレていく。

<見どころ>
携帯メールをモチーフに、宇宙に出た少女と地上に残った少年を切なく描いた新海誠の短編SF作品。数々の賞を受賞し、DVDも個人制作作品としては異例の大ヒットとなった。


数々の名作アニメーション映画を生み出し、世界中から注目されている新海誠監督。今回ご紹介した9作品をチェックして、彼の軌跡を辿ってみてはいかがでしょうか?

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