エヴァートンを率いる名将・モイーズ監督に独占インタビュー 12年ぶり復帰で得た手応えと“新スタジアム元年”への決意
2025年1月、12年ぶりに古巣エヴァートンへ帰還し、シーズン途中就任ながらチームを立て直したデイヴィッド・モイーズ監督。クラブにとっては新スタジアムで迎える歴史的な新シーズンを直前に控え、百戦錬磨の指揮官は何を思うのか。チーム再建への確かな手応えと未来への視線、日本との関わりや印象について訊いた。
アストンヴィラの歴史的ゴールスコアラーとなったオリー・ワトキンスが、チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて決意を新たにしている。残り2試合での4得点が目標だ。
ワトキンスは先日、アストンヴィラのプレミアリーグ史上最多得点記録を更新した。彼の名前はクラブの歴史に刻まれることになったが、この偉業を成し遂げた喜びよりも、さらなる高みを目指す思いの方が強い。
「個人的には素晴らしい達成であり、非常に誇りに思っていますが、ここで止まるつもりはありません」とワトキンスは語った。「これからも突き進み、このクラブのためにさらに多くの得点を決めたいです」
記録更新となったゴールはVARチェックの対象となり、ワトキンスは緊張の時間を過ごした。
「クリアだと思ったんですが、センターサークルに戻ったところでVARの表示が出て、ドキドキしました。通常、『オフサイドの可能性』という表示が出ると、正直に言って僕のようにラインぎりぎりでプレーする選手は不利になることが多いので」と振り返る。「幸いにも今回は僕に有利な判定で、特別な瞬間になりました」
ニューカッスル戦では記録更新のチャンスがあったが、実現しなかった。「機会はありましたが、もう少し待たなければなりませんでした。でも結局、待望のゴールを決めることができ、ようやくその瞬間を味わうことができました」
ワトキンスは残り2試合でさらなる記録に挑む。これまでの1シーズンの自己最多得点記録まであと4ゴールだ。
「もちろん可能だと思います。ストライカーなら1試合で複数の機会を得られますから、その日にネットを揺らせるかどうかは自分次第です」と自信を見せる。「間違いなく可能だと思いますし、それを目標にしています。これも達成できたら素晴らしいですね」
残りの対戦相手はトッテナムとマンチェスター・ユナイテッド。どちらもヨーロッパリーグの決勝に進出しているものの、リーグ戦では苦戦している。一方のアストンヴィラはヨーロッパとリーグ戦の両立に成功しており、ワトキンスはその秘訣について言及した。
「昨年カンファレンスリーグに出場した時は、ヨーロッパの大会に初めて出場する高揚感から、試合後はリスタートするのに時間がかかることがありました」と振り返る。「一方の競技に全エネルギーを注ぐと、もう一方に影響が出ることもあります。今年は両方の大会でバランスが取れていて、一貫性を保てています」
アストンヴィラは現在、3シーズン連続のヨーロッパ大会出場圏内にいる。しかしワトキンスらの狙いはさらに上を行く。
「ヨーロッパ出場は確定していますが、チャンピオンズリーグでプレーしたいと思っています」と断言。「残り2試合は私たち次第です。乗り切って達成できれば、チームとしては素晴らしい成果になります。私たちは本当に懸命に努力してきましたから」
長いシーズンを戦い抜くことの難しさについても、彼は現実的な見方を示す。「時には疲れを感じることもありますが、それは自分たちだけではなく、誰もが同じ気持ちです」
チャンピオンズリーグという最高峰の舞台で、ワトキンスの得点力が発揮される日も近いかもしれない。彼の目の前には、クラブ史に名を刻む新たな舞台が広がっている。
2025年1月、12年ぶりに古巣エヴァートンへ帰還し、シーズン途中就任ながらチームを立て直したデイヴィッド・モイーズ監督。クラブにとっては新スタジアムで迎える歴史的な新シーズンを直前に控え、百戦錬磨の指揮官は何を思うのか。チーム再建への確かな手応えと未来への視線、日本との関わりや印象について訊いた。
「最高に幸せです」。この夏、マンチェスター・Cからエヴァートンへと活躍の場を移したジャック・グリーリッシュは、笑みとともにそう語った。 「自分のリズムを取り戻したい」と本人が口にするように、ここ2シーズンは満足のいくパフォーマンスとはいかなかった。だからこそ、新天地での再起にかける想いはひとしおだ。 新スタジアムでの歴史的なシーズンを迎える“トフィーズ”の一員となり、どんな青写真を描いているのか。移籍を決めた背景と、直前に迫った開幕への意気込みを語った。
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2025年8月10日(日本時間)、ウェンブリー・スタジアムで行われた『FAコミュニティ・シールド』は、昨季FA杯王者のクリスタル・パレスがプレミア王者リヴァプールに2-2(PK3-2)で勝利し、初優勝を飾った。 日本代表の遠藤航はこの試合、1点リードで迎えた71分から途中出場。チームはその後77分に追いつかれ、最終的に新シーズン一つ目のタイトル獲得を逃した。遠藤は試合後、「勝ちたい試合だった」と悔しさをにじませつつも、「結果にこだわってやっていきたい」と間近に迫ったプレミア開幕へ前を向いた。