Hi-Fi Un!corn『FANTASIA』インタビュー――この1年で大きく成長した5人が完成させた『FANTASIA』
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DREAMS COME TRUEが1991年から4年に一度開催している大型ライヴイベント『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND』。2023年は7月1日の札幌ドームを皮切りに全国で40万人以上を動員。DREAMS COME TRUEらしいパワフルな歌声で、ミニ公演を含めて13公演を走り切りました。
実は2023年は「supported by U-NEXT」というかたちでU-NEXTがサポートしており、9月2日の東京ドーム公演がいよいよ10月28日(土)に独占配信されます。
そこで、ミニ公演を終えたばかりのDREAMS COME TRUEのリーダー・中村正人さんに、「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023」を振り返っての感想と、35周年に向けての想いを語っていただきました。
──まずは『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023』を終えた率直な感想を教えてください。
中村:今回は吉田(美和)と共に自分たちでゼロから作り上げた公演。非常に緊張もしましたが、逆に34年間で我々が培ってきたいろいろなものをすべて入れ込み、そして出し切った公演になったので、終えた今は大変充実した気持ちです。
──今年の「DREAMS COME TRUE WONDERLAND」のテーマを改めて教えてください。
中村:今回の「WONDERLAND」は原点に戻って……というよりも、さらに次元の高いところでと言うのかな、“音楽の移動遊園地”に特化して、純粋に音楽遊園地をドームの中に作り上げたいという想いで作りました。会場に入るといろいろなことを忘れて別の世界に行ける。そういう夢のような遊園地を作ろうと。日常ではない美しい空間に入れるような、そういう場所がコンセプトでした。
──「DREAMS COME TRUE WONDERLAND」といえば最新の技術も取り入れた演出が大きな魅力の1つですが、今回、演出面で特にこだわったことは何ですか?
中村:お客様にできる限り近づきたいという理由で、吉田が“空を飛ぶ”というのが「WONDERLAND」の一番のポイント。今回も3Dフライトという技術を使って空を飛びました。4年に一度、3Dフライトを使って歌唱するというアーティストは世界中どこにもいません。今回も吉田の驚異的な体幹、体力をもってして実現しました。ドローンと一緒にフライトするなど、最新技術をさらに進化させることもできてとても良かったです。
──コロナ禍を経ての開催となりましたが、創りあげるうえで意識したことはありましたか?また実際にやってみて、どう感じましたか?
中村:現在も新型コロナウイルスはありますし、インフルエンザもあって、厳しい影響は続いていると思いますが、とはいえ、我々はコロナ禍でも音楽をみなさんに届けるということに対して足を止めたことはありませんでした。例えば配信ライヴや、SNSを使った活動、コラボライヴなど。逆境の中で我々が歩みを止めなかったということ自体が、今回の「WONDERLAND」の成果となって現れたのではないかなと思います。声出しができなかった状況、ちょっとだけ声出しができる状況、そして声出し全解禁と、時間はかかりましたが、お客さんも我々もそういう状況に慣れていって。ベイビーズ(※DREAMS COME TRUEのファンネーム)と我々の、そのときの状況を理解して、その中でエンタメを楽しむというスキルがあったことも大きかったなと感じます。
──U-NEXTでは9月2日の東京ドーム公演の模様が配信されます。本公演の見どころや注目してほしいポイントを教えてください。
中村:ドームヴァージョン(札幌ドーム、バンテリンドーム ナゴヤ、京セラドーム大阪、福岡PayPayドーム、東京ドーム)と、ミニヴァージョン(宮城セキスイハイムスーパーアリーナ、沖縄アリーナ)、そして配信ヴァージョンと、U-NEXTの配信まで含めて今回の「WONDERLAND」と捉えています。もちろん演出は実際の公演と一緒ですが、配信ならではの楽しみ方ができるような作りにしているので、配信に特化した「WONDERLAND」をぜひ見ていただきたいですね。実際ライヴでは見られない場面や、見逃してしまった場面が見られるという意味でも、とても価値のあるものだと思います。
──「DREAMS COME TRUE WONDERLAND」は1991年年から4年に一度に行われている史上最強の移動遊園地。改めて「WONDERLAND」はDREAMS COME TRUEにとってどのような存在なのか、教えてください。
中村:4年に一度ということでよく「定点観測」という言い方をしていますが、4年前、もしくは4年後、我々はどういう状態だったかというものを確かめられる場所という意味で、我々にとってとても大切な定点観測の機会です。また「WONDERLAND」では常にセットリストの中に最新ヒット曲を入れていきたいと思っていて。今回はコロナ禍にリリースして、それほどみなさんに伝わらなかった新曲もライヴで伝えることができたので、そういう点でも「WONDERLAND」は我々にとって非常に意味があるものだと思っています。
──では最後に。DREAMS COME TRUEは来年デビュー35周年を迎えます。今後の展望を教えてください。
中村:吉田も常に言っていますが、次に周年と「WONDERLAND」が重なるのが50周年の年。ですので、来年の35周年も50周年に向けての1つの通過点にはなると思いますが、35周年となる来年も1歩ずつ、いい音楽を届けていきたいなと思っています。
史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023 supported by U-NEXT
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