「お兄ちゃんたち人気やねん」と誇らしげな表情も!「うんぴょこ注入式」レポ
11月16日には、うんぴょこのロゴが描かれた巨大バルーンをふくらませる「うんぴょこ注入式」が行われ、重岡大毅さんと中間淳太さんが参加しました。
社会現象になったドラマ『silent』で戸川湊斗役を演じ、その優しい眼差しと繊細な演技で視聴者を虜にした俳優・鈴鹿央士、23歳。2018年、モデルとしての活動を開始した翌年には、映画『蜜蜂と遠雷』で天才ピアニスト役を圧倒的な透明感で演じ、俳優デビュー作にして日本アカデミー賞新人賞など数々の賞を受賞しました。その後も、多くのドラマで幅広い役柄を演じ、若手俳優の中でも注目株となっています。
今の時代を牽引する若きスターたちに密着取材するドキュメンタリー番組『Real Folder Season3 #012』では、『silent』のクランクアップ直後から、ダンスに初挑戦する最新ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』のクランクインまでの鈴鹿央士さんに密着します。
『silent』クランクアップの日、撮影現場からの帰り道。「終わっちゃった。悲しい。楽しかった。しんどかったけど」短い言葉を繋ぎながら、鈴鹿さんの顔は充実感に満ちています。
「恋人(青羽紬役/川口春奈)と別れるシーンを撮り終わった日に、寝込んだんですよ。役より鈴鹿央士本人が失恋を引きずりました」飄々と、役になり切っていた自身を振り返ります。
そして、演技のメモやセリフを書き留めたノートを惜しげもなく見せてくれる鈴鹿さん。大ヒットした『六本木クラス』の役作りを語ったと思ったら、生活費を計算したページまで屈託のない笑顔で見せてくれます。ファンのみなさんが「かわいくて大好き」「ぽわぽわしてて優しい雰囲気」と評する鈴鹿さんのあどけない青年の素顔が垣間見えます。
将来のことは漠然としていた高校時代、「あっ、道できた、みたいな」。映画撮影にエキストラで参加し、その際にスカウトされたことを語る鈴鹿さん。その現場となった岡山県にある母校を案内してくれました。
「こんな景色だったんだ」撮影時に会釈を交わした広瀬すずさんが、事務所にスカウトを勧めてくれました。鈴鹿さんは、その時広瀬さんが立っていた場所に立ち、当時を細かく再現してくれました。人生を変えたその出来事は今でも記憶に鮮明に残っているようです。
「ここが始まりの場所です。鈴鹿央士の始まりですね」。
芸名の“鈴鹿”は、広瀬すずさんにあやかって決めた名前です。
ダンサーを目指す大学生を演じる次回作『18/40~ふたりなら夢も恋も~』のクランクインまで2ヵ月。ヒップホップダンスの稽古を始める鈴鹿さん。これまで触れたことのないダンスで、基本の動きにも「しんどい」と漏れるスタートです。
「すべての勢いがすごいから、行ってみたい。一番近い国だけど、世界に作品を送り出す国。そのエネルギーを感じたかった」。次回作の準備も始まったハードスケジュールをこじ開け、韓国にやってきた鈴鹿さん。韓国最大級のコンテンツ製作会社スタジオドラゴンのプロデューサーと会えることに。
『聖なるアイドル』のプロデューサー、イ・サンファさんと制作について語り合います。イさんが作品のリアリティを追求するために、例えばダンスのシーンは俳優が実際に踊って、役柄に違和感がないようにすると話すと、「身体的表現は嘘がつけないところ」と呼応する鈴鹿さん。今まさに挑戦しているヒップホップダンスをモノにしようという意識が表れています。
『18/40~ふたりなら夢も恋も~』クランクインの日。早速ダンスシーンの撮影が始まります。2ヵ月前にはダンス未経験だったとは思えないパフォーマンスを見せる鈴鹿さん。
無事に、ダンサーを目指す若者を演じるリアリティにたどり着いたようです。
「僕は役を通して考え方が変わったりする」。考えだけでなく、ピアノやダンスなど、演じる役の動きもまた習得し取り込んでいく鈴鹿さん。自分が今俳優として成長期にいると言う鈴鹿さんが、演じた役の分だけ深みを増していくこれからのお芝居が楽しみです。
YouTubeで冒頭5分を公開中
11月16日には、うんぴょこのロゴが描かれた巨大バルーンをふくらませる「うんぴょこ注入式」が行われ、重岡大毅さんと中間淳太さんが参加しました。
11月8日より期間限定上映『劇場版「風都探偵 仮面ライダースカルの肖像」』を特撮ライター・桐沢たえさんがレビュー
note「ニチアサの話がしたい。」の桐沢たえさんによる愛情たっぷりの特撮コラム。第4回では『仮面ライダーゼロワン』を紹介します。