開催中の『ATP250 成都(9月17日~23日/ハードコート)』で、世界ランク168位のダニエル太郎が第3シードのタロン・グリークスプア(オランダ)に逆転勝利(3-6 6-4 6-3)を収めた。ツアー大会では1年8ヵ月ぶりとなるベスト8進出。試合後、ダニエルは「自分のプレーにとても満足」と手応えを口にした。
なお、ダニエルの準々決勝の相手は同96位のアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)に決定した。センターコートの第4試合となり、同コートの第1試合は日本時間14時の開始が予定されている。
以下は、ベスト8進出決定後のダニエルのコメント。
──今日の試合、ご自身ではどのように評価されていますか?
ダニエル太郎:信じられないような素晴らしい試合ができました。第1セット、相手のプレーが非常に良かったんです。第2セットに入っても大きなプレッシャーを感じる厳しい展開でした。ですが、自分も相手にプレッシャーをかけ返すことを意識し続け、試合の中盤あたりで少しずつ流れを引き寄せることができたと思います。最終的には、相手の方が息苦しさを感じていたのではないでしょうか。自分自身のプレーにとても満足しています。
──観客の皆さんにもお伝えしたのですが、成都は3年連続の出場となります。そして今回、この大会でのご自身の最高成績を更新されました。今のお気持ちはいかがですか?
ダニエル太郎:最高の気分です。ここに来るたび、年々良い経験ができています。四川料理も大好きなんですよ。
──本当ですか!
ダニエル太郎:ええ。ただ、試合前日に食べるのは少し難しいですね(笑)。とても辛いので。でも、日本でも時々食べるくらい、本当に大好きなんです。来年もまた戻ってこられるように頑張ります。
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