U-NEXTでは、9月16日〜21日にかけて中国で開催される女子テニス国別対抗戦『ビリー・ジーン・キング・カップ by Gainbridge 2025 ファイナル』を独占ライブ配信する。
4月に有明コロシアムで行われたファイナル予選に勝利し、ファイナル8へと駒を進めた日本代表。今回の準々決勝(9月18日(木)18:00~ 準備が整い次第配信)では、第2シードのイギリス代表と激突する。
チームを率いる監督の杉山愛、マネージャーとして帯同する森上亜希子の二人は、国を背負い戦うことにどのような想いを抱いているのか。ファイナル予選の振り返りから日本代表選手それぞれの強み、対戦相手・イギリスの印象まで、二人の視点だからこそ見える団体戦ならではの魅力を紐解いていく。
【日本代表の出場選手】
・内島萌夏(安藤証券)
・柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)
・穂積絵莉(日本住宅ローン)
・青山修子(安藤証券)
・日比野菜緒(株式会社ブラス)
※当初参加予定だった大坂なおみ(フリー)は怪我により欠場が決定
「2年かけて、一番下からここまで駆け上がってきた」
──お二人は選手としても、前身である「フェドカップ」に何度も出場されていますが、選手として戦うのと、監督やマネージャーという立場とでは、何か違いはありますか?
杉山: 全然違いますね。私自身、選手当時は個人戦がほとんどだったのもあり、フェドカップでチームメイトやスタッフと過ごすのは大好きでした。ただ、一人でいろんなものを背負いすぎてしまい、なかなか自分のプレーを出せないタイプの選手でもありました。
若手の頃は勢いでドイツ戦のダブルスで勝利を掴んだこともありましたが、後になるほど難しさを感じながら戦っていましたね。国を代表して戦うことの難しさは、誰よりもわかっているつもりです。
対して森上さんは、もう大の得意でしたよね(笑)。
森上: そうですね、大好きでした(笑)。普段の自分ではない力を出させてくれる場所が、当時のフェドカップだったんです。
私が出場していた時は、常に愛ちゃんがナンバーワンとして、すごいプレッシャーを背負って戦ってくれていました。大黒柱がいてくれたからこそ、私はのびのびとプレーさせてもらえていました。
去年から帯同させていただいて、監督をそばで見ていると、本当に大変なことがいっぱいあるんだなと感じます。選手を選ぶこと、そして選んだ選手たちが勝つためにはどういう布陣でいくのか。想像を絶する大変さだと思うので、すごいなと思って横で見ています。
──改めて、このビリー・ジーン・キング・カップは国別対抗戦です。普段の個人戦とは違う特別な力が生まれたり、逆にプレッシャーになったりするのでしょうか。
杉山: そうですね。代表のTシャツを着て、胸に日の丸をつけ、背中に「JAPAN」と書かれたウェアで戦います。ウェアも上が赤で下が白という、ザ・日本という配色です。実は私、個人戦では赤って絶対選ばない色だったんですよ。興奮して感情のコントロールが難しくなる気がして、普段はクールなブルーなどを着ていました。でも、代表戦になるとこの色を着て戦うので、本当に興奮します。
チームのために戦う気持ちは、普段のツアーとは全く違います。自分の勝ち負けがチームにすごく影響するのが、この国別対抗戦の楽しみでもありますね。
──今大会のフォーマットですが、18か国が3チームずつの6グループに分かれて総当たりで戦う予選ラウンドを勝ち抜き、日本は「ファイナル8」に進出しました。世界150近い参加国の中から8チームに残っているというのは、相当すごいことですね。
杉山: 私が監督を始めた時は、一番下の地域予選からのスタートでした。アジア・オセアニア地域で5か国との総当たり戦を全勝で駆け抜けても、今度はワールドグループとのプレーオフ(入れ替え戦)がありました。コロンビアに勝って、やっとワールドグループの仲間入りです。
さらにそこでも、ファイナルズへの出場権をかけた「クオリファイアーズ」を勝ち抜かなければならない。そうして2年かけて、一番下からファイナルズまで一気に駆け上がったのが去年です。そして今年も予選を勝ち上がり、今回はカナダとルーマニアに勝利して、8か国のファイナルズに出場できることになりました。
──ファイナル8と言っても、開催国の中国と前回優勝のイタリアは予選が免除されています。実質、予選を勝ち抜いた6カ国に選ばれたということですね。
杉山: その通りです。
「応援の力って、こんなに大きいものなのか」
──その予選ラウンド、ルーマニア戦とカナダ戦を振り返っていただきたいのですが、まずルーマニア戦。シングルスで柴原選手が勝利した後、内島選手とトドニ選手の試合が非常に劇的でした。
杉山: 相手にマッチポイントを2本ほど握られたところからの逆転勝ちでした。でも、試合を振り返っても「マッチポイントあったっけ?」というくらい、私と内島選手はその一瞬一瞬にのめり込んでいましたね。周りの人から「あったよ」と言われるくらい、それほど集中していました。「いけるんじゃないか」という雰囲気は、私も内島選手もあったんです。振り返ってみれば危なかったですけど、それくらいの大激戦でした。
──森上さんは、あの試合をどうご覧になっていていかがでしたか?
森上: 私は解説をさせていただいていたのですが、お二人がそんな風に思っているとは思わないくらい、こちらはもうドキドキでした(笑)。「やばい!」と思いながら解説していましたが、ここぞという時に力を発揮できる内島選手は素晴らしかったですし、それを支える監督の存在も大きい。ベンチから常にポジティブなスマイルがあれば、選手も安心してプレーできるんじゃないかなと思って見ていました。
──やはり、選手の気持ちがわかるからこそ、表情なども意識されるのですか?
杉山: そうですね。ただ、代表選手も性格はそれぞれ全く違うので、ベンチに帰ってきた時の90秒ほどの時間で話す雰囲気は、選手によって全然変えています。
内島選手の場合は、彼女自身がドーンとしているので、こちらがごちゃごちゃ言うことはありません。相手選手の気持ちや何を考えているかを少し共有してもらうくらいで、言葉数は多くないです。柴原選手の方が、どちらかというとアクティブな会話のやりとりがありますね。選手が何を望んでいるのか、その時の精神状態などを汲み取りながら、どうすればプレーしやすくなるかを常に考えています。
──そういったマネジメントの難しさもあるのですね。
杉山: はい、それが楽しい部分でもありますね。
──ルーマニア戦は3戦全勝で勝利し、続くカナダ戦。シングルスの初戦は柴原選手と、当時18歳で急成長を遂げていたエムボコ選手との対戦でした。
杉山: エムボコ選手に誰を当てるかは、非常に悩みました。実はその4ヶ月ほど前、日本のITF(国際テニス連盟)の大会で、伊藤あおい選手が彼女に勝っていたんです。なので相性は悪くないとわかっていました。ただ、そこからエムボコ選手は20連勝超えと、ものすごい勢いがあった。前日の試合を見てもパワーが凄まじく、力で押される可能性も考えて、最後は柴原選手で行くことを決めました。本当に悩んだ末の決断でしたが、フルセットの末、ベストは尽くしたものの、エムボコ選手の勢いが上回りました。
次のシングルス、ナンバーワン対決はここで負けたらチームの敗退が決まるという、かなりプレッシャーがかかった場面だったと思います。でも“エース内島”がやってくれましたね。
──内島選手がストレートで勝利し1勝1敗。勝負の行方は最後のダブルスに委ねられました。この人選もかなり悩まれたそうですね。
杉山: 悩みましたね。当初は穂積、青山のペアでオーダーを出していて、そのままでいこうかとも思ったのですが、最後は青山、柴原でいこうと決めました。柴原選手もシングルスで2時間半を超えるタフな試合をした後でしたが、「やります」という気持ちを伝えてくれたので、「お願い!」と託しました。
──その采配が見事に当たりました。
森上: 本当に大変だと思います。何が正解かわからない中で、後悔がないように決断を下す。それは出場する選手も、しない選手も、監督から一人ひとりに話があって、最後はチーム全員で話し合って送り出すという形を常に取っています。
出れない選手は悔しいはずですが、それでもチームの勝利に向けていつも全力で応援する。誰が出てもチームの雰囲気が良い。そういうチーム作りを、杉山監督がしています。急遽オーダー変更になったときも、監督が選手のフォローをしながら、「チーム全員で行くよ」と。解説していても、その一体感は伝わってきました。
──いよいよファイナル8に臨むわけですが、日本はこの大会でまだ優勝経験がありません。過去最高は1996年のベスト4ですね。ドイツに勝った時ですが、何か思い出はありますか?
杉山: 当時、私はまだ日本代表に入って間もない頃でした。2勝2敗で迎えた最後のダブルスに、長塚恭子ちゃんと出場させてもらったんです。相手のドイツはもちろん強豪国で、伊達さんがグラフとフーバーに勝ってくれたものの、厳しい戦いでした。最後は「やるしかない」という気持ちだったのをすごく覚えています。有明の会場がほぼ満員で、1万人近い皆さんの力が勝たせてくれたというか、本当に会場と一つになったのを感じました。松岡修造さんも旗を振って応援してくれて(笑)。
──有名なシーンですね。
杉山: はい。「応援の力って、こんなに大きいものなのか」と感じたのを記憶しています。私たちはまだ10代でツアーに出始めたばかり。相手のグラフはグランドスラムを20回以上優勝している女王でしたが、「彼女はシングルスは強いけど、ダブルスならいけるでしょう」みたいな、若さの勢いでプレーした記憶があります。
──相手に絶対女王がいても勝つことができるのが、団体戦の面白さですね。
杉山: そう思います。団体戦は、ランキングはあってないようなもの。勢いに乗った者勝ちというか、その場の雰囲気を掴んで楽しんだチームが勝つ。自分の経験からもそう感じます。だからこそ、何が起こるかわからないのが、このビリー・ジーン・キング・カップの面白さかなと思います。
「トップ10、さらにその上を目指せるだけの選手」
──代表メンバーについて伺います。内島萌夏選手は、全米オープン前に10連敗と苦しい時期がありましたが、大会ではマッチポイントを7本しのいで勝利しました。
杉山:彼女は本当に力がある選手です。全米オープンの前まで10連敗というのは、さすがに本当に苦しかったと思います。でも、あの一つの勝利で相当自信を取り戻したのではないでしょうか。2回戦で敗れはしましたが、テニス自体の内容は本当に良かったです。彼女はどんな選手にも通用する、ショットのクオリティーの高さを持っていますから。まだまだ彼女のピークはこの先にあると感じていますし、トップ10、さらにその上を目指せる素材だと私自身は信じています。
こうやって一緒に過ごす時間の中で、私が何か少しでも提供できることがあれば、選手としてさらに成長してほしいです。彼女の力はこんなものじゃないので、頼りにもしていますし、一緒に積み重ねていきたいですね。
──監督として、全米オープンで勝ってくれたことには、ホッとした部分もありますか?
杉山:ニューヨークに入った時点でも、決して良い状態ではありませんでした。一緒に何度も練習しましたが、日数は実質3日間くらいしかなくて。でも、その3日間で回を重ねるごとにどんどん良くなっていったので、「これはやってくれるんじゃないか」という期待感はありました。
──森上さんは、内島選手にどんな印象をお持ちですか?
森上:すごく肝が据わっているなというか、結構ドーンとしているな、という印象です。
──試合の危ない場面でも、そこまで表情が変わらない印象があります。
森上:良い時も悪い時も、表情のアップダウンがあまり見えないので、コートサイドからは「たくましいな」と思って応援しています。本人も「『よし、よし、いいよ』って言ってもらえるのがすごく心地いい」と言っていたので、常に「いいよ」と声をかけながら応援していますね(笑)。
──内島選手は、以前のルーマニア戦でもマッチポイントをセーブして勝利したことがありました。追い込まれてから力を発揮するタイプかもしれません。
杉山:最後の最後まで何が起こるかわからないのが、内島選手ですね。
──続いて、柴原瑛菜選手です。シングルスもダブルスもこなせる選手ですね。
杉山:そうですね。彼女がチームに入ってくれると、それだけでチームの雰囲気がふわっと明るくなるんです。それが柴原選手の特徴というか。練習の時から本当に前向きで、誰よりも、と言っていいくらい太陽みたいな存在ですね。
──柴原選手はもともとダブルスが強いイメージでしたが、最近はシングルスでも結果を出しています。
森上:そうなんですよ。ですから、単複両方で活躍を計算できるというのは、チームとしてすごく心強いです。何より、うまくいかない時でも、たとえば私たちコーチ陣がいろんなアドバイスをすると、全部「うん、うん」と聞いてくれて、必ず「OK」みたいな感じで受け止めてくれるんです。アドバイスを受け入れるキャパシティがすごく広くて、その中から自分にとってどのアドバイスがフィットするのかを選択できる選手なので、頼もしいなと思って見ています。
──ダブルスでは、穂積絵莉選手も選出されました。四大大会の全仏オープンで準優勝の実績を持つ選手です。
杉山:最近もまた全仏オープンで良い成績を残していて、元気になってきたなと感じています。彼女も明るく元気な選手ですね。特に私自身、彼女がジュニアの頃から同じクラブにいたので、よく知っている選手の一人です。最近は特にダブルスの調子が良いので、かなり期待する部分が大きいです。
──穂積選手は、どのようなタイプの選手でしょうか?
森上:すごくアクティブな選手、という印象です。トレーニングやストレッチに取り組む姿勢など、コート外で過ごす時間もすごく長くて。自分の体をケアすることに重点を置いていますし、食事もすごく気にしながら摂っているので、非常にプロフェッショナルな部分があるなと思っています。
──そして最後は、青山修子選手です。ベテランの域に入った選手ですが、いかがでしょうか。
杉山:彼女は、私が監督になってから毎回招集に応じてくれています。ツアーを転戦する中で、個人戦に加えてこうした国別対抗戦に出場するのは、スケジュール的に負担になる時もあると思うんです。こちらがオファーをしても、「自分のランキングを上げることに集中したい」とか、スケジュールが合わないというケースも当然あります。でも、彼女はいつも即答で「イエス」と言ってくれて、本当に最初からずっと出続けてくれている選手。私としては、もう期待して頼りまくっている一人です。
経験もありますが、何がすごいかというと、今でも「自分にはまだまだ足りないものがある」という向上心を持ち続けていることです。練習の仕方、トレーニングでの追い込み方、ダブルスプレーヤーなのにコート一面をバーッと走れるようなトレーニングも取り入れています。常に自分のテニスを少しでも良くしようという気持ちがあって、この間の全米オープンでも、勝利した後にまた練習に行っていたくらいです。そういった姿勢が、彼女の今の成績につながっている要因なのだと感じますね。
──2023年の全豪オープンでは柴原選手とペアを組んで準優勝しました。青山選手は誰と組んでもうまくやる印象があります。
森上:そうですね。あれだけネット前で動いてくれると、パートナーはすごく楽だろうなと思います。小柄な選手ですけれども、「どこまで行くの?」というくらいのカバー力がありますから。本当に誰と組んでも、ペアリングがうまくいくのだろうと思います。
チームの中でもとにかく真面目。すっごい真面目です。チーム全体のことも考えてくれていて、年齢的に一番上ということもあるかもしれませんが、大学テニスで主将を務めた経験も生きているのかなと感じます。
──最年長が真面目にやっていると、チームも引き締まりますね。
森上:でも、みんなでゲームをしている時は結構いじられていますよ(笑)。
「選手が『なんだよ』って思う気持ちはわかる」
──優勝を目指す中、今回の相手はイギリスです。どのような印象をお持ちですか?
杉山:今回選ばれているメンバーは、ほぼ全員がシングルスプレーヤーです。とにかく力のあるシングルスの選手が揃っているチーム、という印象がまずありますね。
──中心選手の一人、ケイティ・ボールター選手は、キャリアハイ23位の実力者です。
杉山:長身から繰り出されるサーブが武器で、ファーストもセカンドもかなりスピードがあります。テニス自体はオーソドックスで、ストロークが中心ですが、チャンスがあればネットにも出てきます。
攻撃面では、ダウン・ザ・ラインへの展開が早い選手という印象です。積極的に自分から仕掛けてくる選手なので、対戦する選手は、先に相手を動かしたり、先手を取ったりすることが鍵になってくると考えています。
──シングルスでは、もう一人、ソナイ・カルタル選手も力をつけてきています。
杉山:そうですね。ボルター選手とカルタル選手では、プレースタイルが全然違います。カルタル選手は、どちらかというと少しゆっくりのペースですが、力強くスピンのかかった質の高いボールで攻めてくるタイプです。プレースタイルが違うので、対策はそれぞれ練っていかないといけません。
──イギリスはジョディ・バレージ選手も招集されています。ダブルスのペアリングも読みにくい部分がありますか?
杉山:はい。バレージ選手はシングルスも140位くらいの選手ですが、ダブルスが上手です。もしかしたら、ダブルスは彼女が絡んでくるかな、と見ています。
──強敵イギリスに対して、日本はどのような布陣で臨むのでしょうか。
杉山:誰を起用するかは、本当に前日に決めています。その時点でベストな選手を選んでいくという意味で、現地での体調、テニスの調子、気持ちの充実感、そういったもののバランスが良い選手を選んでいくのが今までのやり方です。
なので、そこは選手と密にコミュニケーションを取りながら進めていきたいと思っています。ただ、ここが私としては一番苦しい時間帯というか、本当に頭を悩ませるところでして…。自分自身も選手だった時に、「出すよ、準備しておいてね」と言われて使われなかった経験があるので、選手が「なんだよ」って思う気持ちはわかるんです。それは選手としては当然のことで、悔しい思いをする選手も出てきます。
だからこそ、その辺の精神的なケアも大事ですし、みんなと話して理解してもらうしかありません。コーチやマネージャーともよくミーティングをしますが、選手たちとは、スタッフにもうまくコミュニケーションを取ってもらいながら、チームみんなでやっていきたいと思っています。
──その中で、森上さんの役割も重要になってきますね。
森上:どの選手も人として、そしてもちろん選手としても、素晴らしい選手ばかりです。私としては、どの選手が出てもベストパフォーマンスが出せるようにサポートしたい。選手たちには「何かあったら何でも言ってね。私は何もできないかもしれないけど、話を聞くことはいくらでもできるから、吐き出す場として全然使ってね」という話は、前回のファイナル予選の時もさせてもらいました。私の役割はそこかなと思っています。
何より、杉山監督の言葉選びがすごく素晴らしいんです。悔しい思いをする選手がいる中でも、「監督が決断したんだったらしょうがない」と割り切れるような言葉を選ばれているので。そこは横で勉強させてもらっています。良い空気感を作れるように頑張りたいです。
──ここまで、杉山さんと森上さんに色々とお話を伺ってきました。最後に、お二人からテニスファンの皆さんへメッセージをお願いします。
森上:まずは日本代表が勝てるよう、ぜひ応援いただきたいです。それと同時に、他の国同士の対戦も非常に楽しみなカードばかりです。それぞれの国が威信をかけて戦いますので、そうした駆け引きも楽しみにしながら、観戦していただければと思います。
杉山:良い形で、ついにファイナル8までたどり着きました。ここまで来られたのは、皆さんのたくさんの応援のおかげです。ここからさらに頂点を狙うためには、皆さんの応援がもっともっと必要になります。ぜひU-NEXTを通して、私たちの戦いを応援してください。よろしくお願いします!