旅をする冒険家や研究家たちに密着する『クレイジージャーニー』の中から、U-NEXTで配信中の人気エピソードTOP10(※)をご紹介!
世界の危険地帯に踏み込むジャーナリスト・丸山ゴンザレスが、観光都市力ランキング1位のフランス・パリの、知られざる裏世界に突入。
古代ローマ時代に石切場として広がり、全長300km、広さは東京ドーム150個以上という巨大地下迷宮に入っていくと、そこは、自由な表現の場を求める芸術家たちの作品で溢れる地下美術館のような場所だった。中でも、伝説のアート集団“ラッツ”が残した葛飾北斎の『富嶽三十六景~神奈川沖浪裏』を模した巨大な壁画は圧巻。
この他、パリ郊外のスラム街・バンリュースラムや、夜になると移民たちが売春する「ブローニュの森」に潜入。自由を尊び、移民や難民を受け入れるフランスだからこそ抱える社会問題に切り込む。
丸山ゴンザレスが、5年連続で世界一殺人が起きた“中米最危険国”ホンジュラスに突入。中でも最も殺人の多い都市サン・ペドロ・スーラ。北米への麻薬輸送の経由地で、常にギャング抗争が起きているという地域に潜入する。
アメリカが壁を作った原因ともされる残虐なギャング組織・MS-13と、ライバル組織・バリオ18の二大組織が抗争を続ける最前線のスラムに、警察のパトロールに同行する形で取材に乗り込むゴンザレス。翌日には、MS-13の現役幹部のインタビューに成功し、殺人請負の値段など、生々しい情報を聞き出す。
取材に満足するゴンザレスだったが、帰国から4日後。現地案内人から届いたメッセージに恐怖を抱かずにはいられないラストに注目。
丸山ゴンザレスが、貧困国エクアドルで、南米ギャング、麻薬カルテル、テロリストをはじめ世界中の犯罪組織が渦巻く闇ビジネス・違法鉱山に潜入。森林伐採や先住民の虐殺など副次犯罪も起こる危険地帯に、国境警備隊の同行で採掘場に乗り込む。国境警備隊から、この闇ビジネスに政府が介入していることを知らされ、エクアドルの一番の問題が政府の腐敗であることが浮き彫りになる。
最後に違法鉱山の地下坑道に潜入するゴンザレスは、急激な酸素低下と、採掘に使用する劇薬の匂いで顔を真っ青にして座り込んでしまう。死と隣り合わせの環境で犯罪組織に労働させられる、貧困層の一般市民の過酷な労働状況を痛感する。
丸山ゴンザレスが、2018年に娯楽用大麻の使用が合法化されたロサンゼルスの光と闇に踏み込む。ロス有数の観光地ベニスビーチでは、観光客が気楽に大麻を使用し、大麻農場に転職して大成功した人がいるなど、既に大麻が一般化していることがうかがえる。大麻農場は既に国内に5000箇所以上あり、ビッグビジネス化している。
LA最大最恐のギャング集団Cripsは、合法化により大麻の闇取引の収入は減ったが、同時に、他組織との縄張り争いによる抗争もなくなったため、平和になったという。
概ね光が多いように見える大麻合法化だが、薬物中毒者が多く暮らす犯罪多発エリア“スキッド・ロウ”では、大麻は、ハードドラッグ常習者への入口となる「ゲートウェイドラッグ」と呼ばれ、破滅に繋がる闇の一面も見てとれた。
アマゾンで食の原点を求め修行をする料理人・太田哲雄。日本では見られない食材の数々を食する南米ペルー。調味料は塩と最低限の香辛料だけのこの土地で、太田は10年来、料理の腕を磨いている。
太田がミシュラン一つ星シェフ・前田元、食べログ百名店のすし職人・久保崇嘉とともにアマゾン最古の食材を求めて出向く修行の旅に密着。
訪れたのは、現在も原始的な狩猟を行う村・アマラカエリ。モリ1本で挑むワニ漁をはじめ、毒を川に流し、浮かんできた魚を素手で獲る毒流し漁や、毒蛇が潜むジャングルで行う弓矢の狩りに同行。命の危険の中で仕留めたピクーロという大ネズミを食べると、「肉を噛みしめながら、命の重みを感じる」と口を揃え、食の原点を感じた。
アドベンチャーレーサー・田中正人55歳。登場する度に、チームメンバーへの暴君ぶりでMC陣を沸かせる鬼軍曹・田中が今回挑むのは、ニュージーランドで開催される超過酷なアドベンチャーレース「GOD ZONE」。山岳バイク、ボートでの川下り、密林と雪山登行の総距離580kmを、ゴールリミット9日間で争う。
田中はレース直前にぎっくり腰を患うトラブルを抱えながらも、スタートから37時間不眠の狂気の作戦で序盤を進める。ケガや、長時間不眠不休で睡魔に襲われるメンバーたちを容赦なく「気合い」のひと言で鞭打ち走らせる田中に、一度は崩壊しかけるチームだが、地獄のような道のりを共に歩み、開始から丸6日、最後には一丸となってゴールにひた走る!
クレイジージャーニーファンを公言する芸能人と視聴者の投票で厳選した人気の旅ジャンルを紹介。
▽第3位:秘境の旅。世界中の“奇妙なもの”を撮る写真家・佐藤健寿が訪れたロシアの少数民族が、トナカイの生肉を食べるシーンなどが衝撃シーンとして挙げられた。▽第2位:超ストイック旅。リヤカーを引いて地球47,000kmを歩き倒した男・永瀬忠志の、まさにクレイジーなストイックさなどが票を集めた。▽第1位:未知の危険を覗き見る旅。番組登場回数No.1の丸山ゴンザレスが世界各国の闇に潜入する数々の旅。ヨーロッパ最大のスラム街・カニャダレアルでカメラを蹴り飛ばされるシーンなど、生々しく危険に直面する姿が圧倒的人気を博した。
世界唯一の錯覚研究家・杉原厚吉。永遠に階段を登っているように見える「エッシャーのだまし絵」に代表される錯覚の世界は通常2次元がほとんどだが、杉原は、四角い立体を鏡に映すと丸型になるなど、3次元でこの錯視を作り出す第一人者。感覚ではなく、計算で錯覚を生み出す計算錯覚学なる学問を生み出し、錯視界のガリレオとも呼ばれる。
杉原が生み出した魔法の立体の数々を集めた錯視ミュージアムをスタジオに作り出し、MC3人を魅了する。杉原が作り出した、“見るだけではなく、乗ったり入ったりして遊べる錯視遊具”は必見。
世界各国で奇妙な光景や文化“奇界遺産”を撮影する写真家・佐藤健寿。南太平洋の島国バヌアツ共和国の「カーゴカルト」の祭の撮影旅に密着。83の島で形成されるバヌアツの、サント島とタンテ島を目指す。カーゴカルトは、未開の地にやってきた飛行機から降ろされた“カーゴ=積み荷”を崇拝する信仰で、サント島は一番初めに積み荷が降ろされた場所だという。
しかし、実はカーゴカルトという言葉は外部の人類学者が付けた名前で、現地では「ジョン・フラム運動」と呼ばれることが判明。ジョン・フラム運動の祭が開催されるタンテ島・ラマカナ村はには軍隊がいないはずだが、祭りが始まると村人たちが軍服を着て、アメリカ国旗を崇めるように行進をする奇妙な祭が始まる…。
写真家・竹沢うるま。「伝統と文化や自然と密接に関わる瞬間に、人は輝く表情をする」と写真家としての人間観を話す竹沢。その瞬間を求めて辺境の地を訪れ撮影し、その土地の食物をカレーにした“辺境飯”を食べる。20数年そんな旅の生活をしてきた竹沢が、北極グリーンランドの人類最北の村・シオラパルクを訪れる。
オヒョウ、セイウチ、ホッキョクウサギと、見知らぬ食材で辺境飯を作る竹沢。だが食材の奇特感以上に、「セイウチのヒレは筋肉質でかなり固いから、細かく切ってよく煮込む」といった一生使わないであろう豆知識が面白い。「アザラシの肉ほど臭みがないから食べやすい」など辺境飯を辺境飯で例える食レポはまったく理解できないものの、なぜか旨そう。
※集計期間:2023年6月30日〜2023年12月17日。1人あたりの再生回数順
note「ニチアサの話がしたい。」の桐沢たえさんによる愛情たっぷりの特撮コラム。第4回では『仮面ライダーゼロワン』を紹介します。
『水曜日のダウンタウン』や「さらば青春の光」のYouTubeチャンネルでお馴染みのひょうろくさんを考察します
note「ニチアサの話がしたい。」の桐沢たえさんによる愛情たっぷりの特撮コラム。第3回では、たえさんが色んな意味で「なんだこれ!?」と衝撃を受けた3作品の中から『超力戦隊オーレンジャー』をご紹介します。