【11月韓国・アジアドラマランキングTOP20】ファン・イニョプの最新作『組み立て式家族~僕らの恋の在処~』が1位!
『酔いしれるロマンス』『愛は一歩橋で』『結婚してYOU 』などの新作も続々ランクイン!
「スポンサー検事」という不正のレッテルを貼られ、なかなか昇進できずにいる地方検事のソ・ドンジェ。なんとか再起をはかる機会をうかがっているものの、担当するのは小さな事件ばかりだ。
ある日、ドンジェは一見平凡な交通事故を担当することになる。しかし、通常の交通事故とは異なる違和感を覚えた彼は、事故の調査を行う中でイホン建設のナム・ワンソンの存在にたどり着く。被害者は、再開発が予定されている地域で食堂を営むイ・ギョンハク。土地を譲ろうとしないギョンハクを追い込むため、ワンソンの弁護士が仕組んだ計画的な事故だったのだ…!
一方、ギョンハクには土地を譲れない事情があった。なんとギョンハクは未解決の殺人事件の犯人であり、死体を食堂の敷地に埋めていたのだ。こうして単純な交通事故として始まった捜査は、長年の未解決殺人事件の解決へと発展。ドンジェは功績を認められ、模範検事として表彰される。
その矢先、高校生イム・ユリが散弾銃で殺害される事件が発生する。容疑者として連行されたのは、なんとワンソンの息子ギョレだった。捜査を担当することになったドンジェは、ユリとギョレが麻薬の密売に関わっていたことに気づく。その背後には最近巷を騒がせている新種の麻薬「パープル」の密売組織の影が忍んでおり…。
本作は、2017年にシーズン1、2020年にシーズン2が放送された人気ドラマ『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』のスピンオフ。同作は難解事件と検事の不正を描いた本格サスペンスとして多くのファンを魅了したヒット作だ。
『良いが悪い、ドンジェ』では、そのタイトル通り、シーズン1、2のどちらにも登場し、重要な役割を担ったソ・ドンジェが主人公として描かれる。ドンジェは、イケメンだがどこか残念な検事として『秘密の森』ファンに愛されてきた人気キャラクター。権力者への取り入り方は超一流だが、思うように成果が出せずいつも空回り。そんな彼が、主人公として事件を解決に導けるのかどうかが見どころだ。
『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』に引き続き、イ・ジュニョクがソ・ドンジェを演じている。整った顔立ちと181cmというすらっとしたスタイルを生かし、ミステリアスな役を演じることが多いイ・ジュニョク。しかし本作では、哀愁に満ちたドンジェをコミカルに表現し、新たな魅力を炸裂させている。
ドンジェの敵として立ちはだかるナム・ワンソンを演じるるのは、実力派俳優パク・ソンウン。本作でも圧倒的な演技力で画面を支配し、ただならぬ緊迫感を生み出す圧倒的な存在感は見事の一言だ。対照的なキャラクターを演じる2人の演技対決に最後まで目が離せない!
『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』に比べてコミカルな要素も含まれる本作。しかし、ストーリーはこれまでの世界観をしっかりと引き継いだ骨太のサスペンスに仕上がっている。それもそのはず。クリエイターとして『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』の脚本を手掛けたイ・スヨンが参加しており、緻密に作り込まれたストーリー展開は健在だ。
最初は無関係だと思われた女子高生殺人事件と麻薬事件が複雑に絡み合う展開は、回を重ねるごとに視聴者を惹き込んでいく。見え隠れする登場人物の思惑読み解きながら視聴するのも楽しみ方のひとつだ。
清州地検の検事。過去の事件をきっかけに、「スポンサー検事」という不正のレッテルを貼られ幾度となく昇進に失敗する。しかし、いつか華々しく昇進することを夢見ている。大きな事件を担当したいと願っていたところ、殺人事件を担当することになり、再起の機会だと意気込む。
キャスト:イ・ジュニョク
1984年生。2006年にヒップホップバンドのミュージックビデオへの出演を機に、芸能界デビュー。2007年に『糟糠の妻クラブ』に出演し、俳優としてのキャリアを開始した。2017年の『秘密の森~深い闇の向こうに~』で検事ソ・ドンジェを演じ、知名度と人気を獲得。2020年の『リセット~運命をさかのぼる1年~』では、演技大賞を受賞している。
◆代表作:『リセット~運命をさかのぼる1年~』『秘密の森~深い闇の向こうに~』『犯罪都市 NO WAY OUT』
再開発事業を手掛けるイホン建設の代表。目的達成のためなら不正も厭わない性格の持ち主。過去にドンジェに賄賂として土地の権利書を渡しており、それをネタにドンジェをゆする。ドンジェの上司チョン・ミラン検事とも癒着関係にあり、検事を意のままに操ろうとする。
キャスト:パク・ソンウン
1973年生。1997年に映画『ナンバー・スリー』で俳優デビュー。約10年間ほとんど無名の時期を過ごすも、2007年のドラマ『太王四神記』での演技が高い評価を受け、注目を浴びる。その後、2013年の映画『新しき世界』をきっかけに映画界でも本格的に活躍を始める。現在では、多くの映画とドラマに出演し、主人公から悪役まで幅広い役柄を演じている。
◆代表作:『空から降る一億の星』『太王四神記』『国民死刑投票』
清州地検の副部長検事。後輩だがドンジェより先に昇進を果たす。麻薬事件を担当しており、麻薬組織内のスパイから時折情報を得て、組織を壊滅させる機会をうかがっている。
キャスト:ヒョン・ボンシク
1984年生。2014年の映画『パイレーツ』で俳優デビュー。実年齢より年上に見えることで有名。そのため実年齢より年上のキャラクターを演じる機会が多い。2020年の『ハイエナー弁護士たちの生存ゲームー』では、実年齢より14歳上のキム・へスの先輩役を演じた。
◆代表作:『ハイエナー弁護士たちの生存ゲームー』『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2~3
ドンジェの事務室にいる最年少検事。仕事が早く優秀。素直な性格の反面、空気を読むことが苦手でマイペースな一面を持つ。ドンジェを慕う唯一の後輩。
キャスト:ペク・ソンホ
2003年生。2022年頃から芸能事務所C-JeS Studioのボーイズグループの練習生「Made In C-JeS」として活動。2023年のドラマ『男と女~7年目のジレンマ~』への出演をきっかけに俳優に転向した。
◆代表作:『男と女~7年目のジレンマ~』『O'PENing 2024(原題)』
ナム・ワンソンの息子。女子高生イム・ユリの殺害事件現場に居合わせたことから、容疑者として拘留される。麻薬密売人がトイレに置き忘れた麻薬をたまたま拾ってしまったことをきっかけに、事件に巻き込まれていく。
キャスト:キム・スギョム
2001年生。モデル活動を経て、2020年のドラマ『恋愛革命』で俳優デビューを果たす。『遠くから見ると青い春』や『弱いヒーロー Class1』など、若者を主人公とした人気作に多数出演。2023年の『放課後戦争活動』では、クラスの問題児役を演じ好評を博す。188cmの長身と凛々しい眉毛が印象的。
◆代表作:『恋愛革命』『弱いヒーロー Class1』『放課後戦争活動』
清州警察署の刑事イム・ヒョンシクの娘。ボウリング場でアルバイトをしており、遊びに来たドンジェと出会う。同級生のギョレが拾った麻薬を販売することを思い付き、事件に巻き込まれ殺害されてしまう。
キャスト:チェ・ジュウン
2005年生。本作でドラマデビューを果たした新人俳優。高校では音楽演劇科に通っており、2020年に出演したミュージカルスターの発掘番組「DIMFミュージカルスター」で披露した歌声が話題となった。
◆代表作:『DIMFミュージカルスター』
作品名:『良いが悪い、ドンジェ』
原題:좋거나 나쁜 동재
製作年/制作国:2024年/韓国
ジャンル:犯罪、法廷、スリラー
※放送日時は予告なく変更する場合があります。
第1話 2024年10月14日 23:30~
第2話 2024年10月15日 23:30~
第3話 2024年10月21日 23:30~
第4話 2024年10月22日 23:30~
第5話 2024年10月28日 23:30~
第6話 2024年10月29日 23:30~
第7話 2024年11月4日 23:30~
第8話 2024年11月5日 23:30~
第9話 2024年11月11日 23:30~
第10話 2024年11月12日 23:30~
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