あらすじ

仮釈放審査官と悪徳受刑者のスリリングな攻防を描くサスペンスコメディ！

イ・ハンシンは背任罪で服役中のチ・ドンマン会長の執事弁護士として働いていた。元刑務官のハンシンは、「会長の腰ぎんちゃく」と揶揄されながらも、刑務所で贅を尽くすドンマンのわがままに懸命に応えていた。

ある日、ハンシンはドンマンから「愛犬レオに会いたい」と要求される。レオは別れた妻で女優のチェ・ウォンミが世話をしており、収監以来、ドンマンはレオに会うことができずにいた。

早速ウォンミに会いに行くハンシン。ドンマン陣営の脅しにまったく耳を貸さなかったウォンミだったが、ハンシンの巧みな提案により態度を変える。その提案とは、ウォンミが頭を悩ませている所属事務所とのギャラ問題をハンシンが解決するというもの。この機転の利いた提案に、ウォンミはレオとドンマンの面会を許可する。

さらにハンシンはもう一つの大仕事をやってのける。それは中部刑務所のパク・ジンチョル課長を説得し、仮釈放の審査名簿にドンマンの名前を載せることだ。ハンシンの元上司であるパク課長は正義感が強く、どんな交換条件を出されてもこれに応じてこなかったが、ハンシンの「私を信じてください」という言葉を受け、ついに承諾したのだった。

これらの見返りとして、ハンシンはドンマンにコネを使って自身を仮釈放審査官に推薦するよう持ち掛ける。ドンマンが要望を受け入れたことにより、晴れて仮釈放審査官となったハンシンが最初に着手した任務は、なんとドンマンの仮釈放を阻止することだった…。

3つの注目ポイント

①主人公は「最後の判事」と呼ばれる仮釈放審査官

仮釈放とは、受刑者が刑期満了前に出所できる唯一の制度だ。受刑者の更生状態を見極め、仮釈放の可否を判断する仮釈放審査官は、その重要な決定権を持つことから「最後の判事」と呼ばれている。

本作の主人公イ・ハンシンは、刑務官として働いていた過去を持つ。刑務官時代に冤罪で収監された先輩の無念を晴らすべく、仮釈放審査官への転身を決意する。ハンシンが最初に仮釈放を阻止したのは、かつての冤罪事件に関わったイ・ジョンハクの父親、チ・ドンマン。

法廷や刑務所を舞台にしたドラマは多いが、仮釈放審査を扱ったドラマは珍しい。仮釈放審査官と悪徳受刑者の攻防を描くストーリーに、最後まで釘付けになること間違いなしだ。

②バディを組むコ・スとクォン・ユリのケミに注目！

本作の主人公、イ・ハンシンを演じるのは『ミッシング～彼らがいた～』で知られるコ・ス。精悍な顔立ちと芯の強さを感じさせる眼差しは、悪徳受刑者の仮釈放を許さないイ・ハンシンのキャラクターに見事にマッチしている。

一方、ハンシンとバディを組むエース刑事を演じるのは、アイドルグループ「少女時代」のクォン・ユリ。女優としても精力的に活動するユリだが、アクションは今回が初挑戦。撮影前からアクションスクールに通い、寒い時期の激しいアクションシーンの撮影に備えて7kgも体重を増やしたという。

そんな2人が仮釈放審査官と刑事に扮し、それぞれの強みを活かして悪徳受刑者の仮釈放を阻止していく。息のあった2人の芝居に注目だ。

③独自の方法で悪徳受刑者の仮釈放を防ぐイ・ハンシンの戦い方が爽快！

正義を通そうとするイ・ハンシンが、型破りな方法で仮釈放を阻止していくその戦い方が本作の見どころのひとつ。「闇金業界の伝説」とも呼ばれるチェ・ファランも巻き込み、時には犯罪すれすれのこともしながら悪徳受刑者たちと対峙していく。

一方で、ハンシンは仮釈放に値する受刑者たちには公平な審査が行われるよう支援を惜しまない。この2つの面で正義を貫くハンシンの戦いがコミカルかつスリリングに描かれる。

ある意味「人たらし」的な魅力を持つハンシンが、影響力のある人物たちを味方につけ、独自の方法で悪に立ち向かう姿はなんとも爽快だ。

キャラクター・キャスト紹介

イ・ハンシン

刑務官として働いていたが、先輩の冤罪事件をきっかけに退職。オジョングループ会長チ・ドンマンの執事弁護士に転身する。周りにはこの選択を冷ややかな目で見られたが、実はドンマンを利用して仮釈放審査官に就くための周到な策略だった。アン・ソユンとチェ・ファランの協力を得て、仮釈放審査官として悪質な受刑者たちの仮釈放を阻止していく。

キャスト：コ・ス

1978年生。1998年、アーティストのMV出演で芸能界デビュー。2000年には出演したドリンク剤「バッカス」のCMがきっかけに知名度が急上昇。その後、俳優としての活動を開始し、ドラマ『母よ姉よ』でブレイク。以降、MBC演技大賞、SBS演技大賞などで数々の賞を受賞してきた実力派俳優だ。

◆代表作：『ミッシング～彼らがいた』『マネーゲーム』『オクニョ 運命の人』

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アン・ソユン

広域捜査隊のエース刑事。正義感が強く、凶悪犯にもひるまず向かっていく。過去に妹を亡くしており、妹の死にチ・ミョンソプが関わっていることを確信。しかし物証がなく、なす術がないまま捜査が終了してしまう。犯罪すれすれのやり方で悪事を裁いていくイ・ハンシンのやり方に最初は反発するも、妹の死の真相を探るために協力する。

キャスト：クォン・ユリ

1989年生。2007年に女性アイドルグループ「少女時代」のメンバーとしてデビュー。ダンスに定評があり、少女時代ではメインダンサーを務める。2007年頃から、映画やドラマにも出演するようになり、現在は女優としても活躍している。健康マニアとしても有名。

◆代表作：『グッジョブ』『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』『被告人』

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チェ・ファラン

貸金業者スマイル・キャッシュの社長。債権を回収するためには拷問も厭わない冷徹な性格で、「闇金業界の伝説」と呼ばれている。過去に裁判で争ったイ・ハンシンを嫌っていたが、投資で失ったお金をハンシンが回収してくれたことで信頼を置くように。ハンシンの人柄に惚れ込み、協力するようになる。

キャスト：ペク・ジウォン

1973年生。1996年に演劇でデビューし、その後、映画やドラマへ活動の幅を広げた。現在では毎年多くのドラマに出演する実力派俳優として知られており、2021年には10本ものドラマに出演。日本の俳優、江口のりこに容姿が似ていることでも話題となった。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』や『アンナ』での演技が評価され、2022 APAN STAR AWARDSでは女性演技賞を受賞している。

◆代表作：『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『メランコリア ～僕らの幸せの方程式～』『熱血司祭』

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チ・ミョンソプ

オジョングループ会長であるチ・ドンマンの息子。ドンマンに「金さえあれば韓国でできないことはない」と教えられ、自己中心的に育つ。これまで様々な問題を起こし、その度にドンマンが金で解決してきた。家族の愛情を受けずに育ったため、父親に対する反抗心が強く、現在は麻薬中毒者である。

キャスト：イ・ハクジュ

1989年生。2012年に短編映画『パプトンイ』で俳優デビュー。演じる役の幅が広いことで知られているが、悪役を演じることが多い。『夫婦の世界』では、DV男を演じて強烈な印象を残した。

◆代表作：『恋人 ～あの日聞いた花の咲く音～』『工作都市～欲望のワルツ～』『刑事ロク 最後の心理戦』

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チ・ドンマン

オジョングループの会長。裏金と背任の罪で中部刑務所に服役している。刑務所内でも金にものを言わせてVIP待遇を受け、快適な生活を送っている。服役から1年が経ち、仮釈放を勝ち取るために関係者を次々に買収していくも、自身の弁護士だったイ・ハンシンに裏切られてしまう。問題ばかり起こす息子ミョンソプが悩みの種。

キャスト：ソン・ヨンチャン

1958年生。デビュー当初は声優や演劇を中心に活動。1988年にドラマデビューした。これまでに数多くのドラマや映画に出演。最近では企業の社長役を演じることが多い。2000年代に入ってからは映画への出演が多く、『王の涙　イ・サンの決断』や『麻薬王』などへの出演で知られる。

◆代表作：『The Empire：法の帝国』『工作都市～欲望のワルツ～』『イカゲーム』シーズン2

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作品概要

作品名：『仮釈放審査官 イ・ハンシン』

原題：가석방 심사관 이한신

製作年／制作国：2024年／韓国

ジャンル： 法廷、スリラー、コメディ

仮釈放審査官 イ・ハンシン

2024年｜韓国

で観る

配信日・配信時間

第1話：2024年11月18日 21:00～

第2話：2024年11月19日 21:00～

第3話：2024年11月25日 21:00～

第4話：2024年11月26日 21:00～

第5話：2024年12月2日 21:00～

第6話：2024年12月3日 21:00～

第7話：2024年12月9日 21:00～

第8話：2024年12月10日 21:00～

第9話：2024年12月16日 21:00～

第10話：2024年12月17日 21:00～

第11話：2024年12月23日 21:00～

第12話：2024年12月24日 21:00～