夏に見たい!脱出・サバイバル映画&海外ドラマ5選
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夏に見たい!脱出・サバイバル映画&海外ドラマ5選

2024.08.10 17:00

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夏といえばホラー!今回は、閉ざされた空間からの脱出や、襲い来るモンスター&殺人鬼から逃げるサバイバルを描いた映画&海外ドラマを5作ピックアップ!酷暑の今年は、涼しいお家の中でスリリングな作品を楽しんでみては?

オールド

オールド
© 2021 Universal Studios and Perfect Universe Investment Inc. All Rights Reserved.

南国のリゾート地にバカンスで訪れた一家は、特別なプライベートビーチに案内される。人の少ないビーチを満喫する一家だったが、女性の遺体が見つかり自体は急変。しかも、目を離したうちに幼い子どもたちがティーンエイジャーになぜか成長していて…!?

まさに逆『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』といえるような設定。なぜ、このビーチでは急速に歳をとってしまうのか…その理由は後半で明らかに。老化だけでなく、溺死や転落死など、海ならではの危険も満載。とんでもないストーリー展開と、なんともいえない気味の悪さがM・ナイト・シャマランらしい一作。夏らしい爽やかなビーチで起きる異常事態の数々に、逐一ドキドキハラハラしてしまう。

ホラー好きとしては、『ヘレディタリー/継承』のアレックス・ウルフの出演に「おっ!」と思うはず。すっかりホラーが板についた彼の活躍にも注目してほしい。

ビバリウム

ビバリウム
©Fantastic Films Ltd/Frakas Productions SPRL/Pingpong Film

新居を探していたカップルは、不動産屋にヨンダーという住宅地を案内される。内見が終わり、いざ帰ろうと車に乗るも、なぜか同じ道に戻ってきてしまう。脱出を図るも失敗し、途方に暮れる2人のもとに、箱の中に入った赤ん坊が届き…?

主演は『ゾンビランド』シリーズのジェシー・アイゼンバーグと『グリーンルーム』のイモージェン・プーツ。どこまでも同じ家が連なる住宅地や、小さな雲がポコポコと浮かぶ空など、とにかくヨンダーの風景が奇妙で怖すぎる!

タイトルの「ビバリウム」とは、生き物の生息環境を再現した空間のこと。このタイトルが何を意味するのか、考察しながら楽しんでほしい…!

『X エックス』

X エックス | 【洋画】価値観が揺らぐ! 社会派ホラー&スリラー映画10選
©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.

舞台は1979年。ポルノ映画を撮るためにアメリカの田舎に訪れた若者たちは、老夫婦の農場の離れを借りることに。撮影は順調だったが、ある夜に仲間のひとりが老婦に殺されて!?

70年代ホラー映画へのオマージュがふんだんに盛り込まれているので、ホラー好きは「あっ!」と思うこと間違いなし。3部作構成で、2022年には前日譚にあたる『Pearl パール』が公開。3作目となる『MaXXXine(原題)』は現在制作中となっている。

とにかく、マキシーン役のミア・ゴスの演技力がすごすぎる。『サスペリア』(2018年)で一躍ホラー界のスターに躍り出た彼女が、本作で一人二役に挑戦!マキシーン以外に誰を演じているのかは、実際に見て確かめてほしい。ミアのほか『ウェンズデー』のジェナ・オルテガが出演しているのも注目ポイントのひとつ。今最も熱い若手2人の豪華共演をお見逃しなく。

配信開始前、または配信終了しています。

『クワイエット・プレイス 』

クワイエット・プレイス
©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

人を襲うクリーチャーの襲来によって荒廃した世界が舞台。夫と家を失ったエヴリンが、子どもたちを連れて安住の地を捜す姿を描く。クリーチャーは異様に発達した聴力の持ち主で、少しでも音を立てると襲い掛かってくる。ただし、視力はないようで、音を立てない限りは目の前にいても気づかれない…!

キャッチコピーの通り「音を立てたら、即死」な世界観。会話は手話、怪我をしても声を出すのを我慢するなど、主人公たちの徹底ぶりに感服する。さらには出産シーンもあり…!? どんな結末を迎えるのか、ぜひ最後まで見届けてほしい。

続編の『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』も配信中。また、前日譚となる『クワイエット・プレイス:DAY 1』は全国の映画館で公開中だ(8月10日現在)。

フロム -閉ざされた街-

フロム -閉ざされた街-
From © 2022 EPIX Studios LLC. All Rights Reserved.

キャンピングカーで旅行に出かけるマシューズ一家は、ある街に迷い込んでしまう。森に囲まれた街からなぜか外に出ることができず、しかも夜になると化け物が人に襲い掛かって…!?

スティーブン・キング的なクリーチャーが襲い来る超常的な展開だが、実は家の中に「お守り」を吊るしておけば侵入されないなど、ルールがある点が面白い。どうして街から出られないのか、時折現れる謎の少年の正体は…?など、考察ポイントが多いのも特徴的。ちなみに、本作はキングも太鼓判を押しており、面白さはお墨付き。

街の保安官ボイド・スティーヴンズを『LOST』でおなじみハロルド・ペリノーが務めているほか、製作陣にも同作スタッフが集結している。ストーリーも、よりホラー要素を増した『LOST』感があるので、同作が好きな人はきっとハマるはず。街の中では自給自足の生活をしている点では『ウォーキング・デッド』みも感じられる。本国アメリカではすでにシーズン2まで放送済で、シーズン3の更新も決定している。

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