チャンピオンズリーグ出場まであと一歩に迫りながら、最終節でその夢が破れた。ノッティンガム・フォレストはチェルシーとの直接対決に0-1で敗れ、欧州最高峰の舞台への切符を手にすることができなかった。
「残念だよ。試合に勝ってチャンピオンズリーグの枠を確保するチャンスがあったんだ。自分たち次第だったけど、残念ながら最後まで得点を挙げられなかった」とクリス・ウッドは試合後、悔しさをにじませた。
この試合、ウッドには決定的なチャンスが2度訪れた。特に2度目のチャンスは、ヨーロッパリーグ出場権を獲得できる可能性を秘めたものだった。
「最初のはディフェンダーとキーパーの前に足を出そうとしただけなんだ。でも2つ目は、今シーズンの自分の調子を考えたらもっと上手くやらないといけなかった。」と自らを厳しく評価した。チームの命運を握るチャンスを逃した責任を感じる様子が言葉の端々に表れていた。
この結果を受けてノッティンガム・フォレストはヨーロッパリーグではなくカンファレンスリーグでのヨーロッパ参戦となった。それでもウッドは、チームとして大きな成長を遂げたシーズンだったことを忘れていない。
「今は厳しいよ。今日の試合と、ここ数週間のことで誰もが落胆しているだろう。でも夏に振り返ったら、達成したことや昨シーズンからどれだけ成長したかを誇りに思うはずだ。これから再び成長し、来シーズンもトップで競い合っていくことが大切なんだ」
ノッティンガム・フォレストはシーズン終盤に失速し、貴重なポイントを落としてしまった。その理由について問われると、ウッドは明確な答えを持ち合わせていなかった。
「そういうことはあるよ。プレミアリーグはどの試合も厳しい。シーズンを通じて好調な時期もあれば不調な時期もある。残念ながら終盤にそれが来て少し目立っただけで、シーズン序盤に調子を落としてた時期もあった。終盤に良くなったチームもいる。フットボールは38試合のシーズンだからね」
個人としては今シーズン、10月のリーグ月間最優秀選手にも選ばれるなど、キャリア最高の活躍を見せたウッド。リーグ戦20ゴールを記録し、ノッティンガム・フォレストの躍進に大きく貢献した。この勢いを来シーズンも維持できるかが注目される。
大舞台で輝く可能性を秘めたウッドの挑戦は、カンファレンスリーグという形で続いていく。「ヨーロッパの舞台には立てるけど、もっと上を目指せたかもしれない」。ベテランストライカーの言葉には、達成感と悔しさが入り混じっていた。
監督就任1年目でプレミアリーグ制覇の偉業を達成したアルネ・スロット監督。最終節となったホームでのクリスタル・パレス戦後に行われた優勝セレモニーの場で、指揮官が今シーズンを手短に振り返った。
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