大関友翔へ、レジェンド・中村憲剛からの問い。特別な“14番”を背負い「それに見合う活躍を」
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大関友翔へ、レジェンド・中村憲剛からの問い。特別な“14番”を背負い「それに見合う活躍を」

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韓国で開催中のE-1サッカー選手権2025、初戦のホンコン・チャイナ戦で途中出場し、代表デビューを飾った大関友翔。川崎フロンターレの若き才能として、注目を集める中盤の選手の一人だ。今季のJ1では途中出場が中心となっているが、出場機会が限られる中でも、その将来性を買われて招集された。

そんな彼のもとへ、7月15日に控えた韓国戦で解説を務める中村憲剛氏から、一つの質問が届いた。「代表で一番意識していることは?」。クラブのレジェンドからの問いかけは、大きなチャンスをつかんだ大関の確かな覚悟を映し出す。

「攻撃の良さを出すこと、そしてフィニッシュに絡むことを意識しています 。チームでなかなかスタメンで出場できていない中で代表に呼んでいただいた状況なので、本当に目に見える結果を求めてここに来ました 。そういった意味では、ボックスに入っていくところだったり、前に出ていくっていうところは意識してやっています」

E-1 大関 1

大関は本大会、“14番”を身につけプレーしている。これは川崎フロンターレ、そして日本代表の先輩でもある中村憲剛や脇坂泰斗がこれまで背負ってきた、大関にとって特別な意味を持つ番号でもある。これについて尋ねると、「まだまだ恐れ多いです」と謙遜しつつ、この番号が持つ“重み”を言葉にした。

「フロンターレの選手として、14番はすごく重みのある番号です。前回大会ではやすくん(脇坂)が14番をつけて、活躍していました。何より、自分が最も憧れる憲剛さんがつけた番号なので、重みがしっかりあります。それに見合う活躍ができるように、良い準備をしていきたいと思います」

偉大な先輩たちが紡いだ歴史を、重圧ではなく力に変えて。大関友翔は自らのプレーで、その可能性を証明していく。

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