主将・高橋はな、10番・塩越柚歩が振り返る初戦の勝利。次節の韓国戦でも「気持ちからぶつかっていく姿を」|E-1サッカー選手権2025
E-1サッカー選手権2025の初陣となったチャイニーズ・タイペイ戦を、4-0の勝利で飾った女子日本代表。試合翌日の7月10日、チームを牽引するキャプテンの高橋はなと、10番を背負う塩越柚歩が、U-NEXT独占インタビューに応じてくれた。初戦の勝利とゴールシーン、現在のチームの雰囲気、そして次節“日韓戦”への意気込みを語る。
川崎フロンターレに所属する日本代表DF・高井幸大の、トッテナム・ホットスパーへの完全移籍が発表された。契約期間は2030年までの5年間。移籍金はクラブから公表されていないが、複数の英メディアはJリーグから海外へ直接移籍した日本選手として史上最高額となる500万ポンド(約10億円)に達すると報じている。日本代表としても活躍する20歳の若き才能が、大きな一歩を踏み出した。
新天地での挑戦を前に、「ロンドンに着いて、わくわくした気持ちでいっぱいです」と現在の心境を語る高井。週末の7月5日には、川崎フロンターレの選手として最後となった鹿島アントラーズ戦にフル出場。その後すぐに日本をたち、新天地へと乗り込んだ。
神奈川県横浜市で生まれ、川崎フロンターレのU-12から各年代のアカデミーで育った生え抜きの逸材。192cmの長身と、現代サッカーに不可欠な戦術眼、そして正確なビルドアップ能力を兼ね備えたセンターバックだ。本人は自身の特徴の一つに「左右どちらのセンターバックとしてもプレーできること」を挙げる。Jリーグの舞台で実戦経験を積む中で、その才能は大きく開花。2024シーズンには、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞した。
Jリーグでの活躍は、幼い頃からの夢であった日本代表入りのチャンスをもたらした。2024年のパリ五輪出場に続き、同年9月5日に行われたFIFAワールドカップ26アジア最終予選・中国代表戦でA代表デビューを飾る。「ピッチに立った瞬間はとても鳥肌が立った」と語るその経験は、キャリアにおける大きなマイルストーンとなった。
高井が加入するトッテナム・ホットスパーは2024-25シーズン、極めて対照的な結果を残したクラブだ。プレミアリーグではシーズンを通して苦戦を強いられ、降格圏と僅差の17位という屈辱的な順位に終わった 。その一方で、UEFAヨーロッパリーグでは快進撃を見せ、決勝でマンチェスター・Uを1-0で撃破。41年ぶり3度目となる優勝を達成している 。このタイトルにより、来季のUEFAチャンピオンズリーグへの出場権も獲得した。
リーグ戦での深刻な不振を受け、クラブはアンジェ・ポステコグルー前監督の解任を決断した。後任として、昨季までブレントフォードをプレミアリーグの中堅クラブへと躍進させた、デンマーク人のトーマス・フランクを新監督に招聘 。新体制となり変革期を迎えた今、高井はクラブの未来を背負って立つ、期待の存在の一人と言えるだろう。
「プレミアリーグは小さい頃からたくさん見てきました」と語る高井だが、ピッチに立つまでの道のりは平坦ではない。新天地でのポジション争いは、熾烈を極めることが予想されるからだ。
同じセンターバックには、W杯優勝メンバーであるアルゼンチン代表のクリスティアン・ロメロをはじめ、オランダ代表のミッキー・ファン・デ・フェンなどワールドクラスの主軸が君臨。その他にも、実力者が多数在籍している。まずは彼らとの厳しい競争に打ち勝ち、自らの価値を証明することが当面の目標となるだろう。自身も「まずいち早く試合に出場して、活躍することが今の目標」と抱負を語った。
世界最高峰の舞台での挑戦の先には、日本代表での定位置確保、そして2026年に開催されるFIFAワールドカップ出場という大きな目標がある。Jリーグ史上最高額の評価を背負い、若きディフェンダーの新たな物語がロンドンから始まろうとしている。
E-1サッカー選手権2025の初陣となったチャイニーズ・タイペイ戦を、4-0の勝利で飾った女子日本代表。試合翌日の7月10日、チームを牽引するキャプテンの高橋はなと、10番を背負う塩越柚歩が、U-NEXT独占インタビューに応じてくれた。初戦の勝利とゴールシーン、現在のチームの雰囲気、そして次節“日韓戦”への意気込みを語る。
リヴァプールとブラジル代表のゴールマウスを守る世界最高のGKの一人、アリソン・ベッカー。その彼が「お手本」と慕うのが、元ブラジル代表の伝説的GKであるクラウディオ・タファレルだ。そんな2人が、それぞれの視点からGKの哲学を語り尽くす。複雑な状況をシンプルに捉える技術、信頼感を生む確実なキャッチング、そして試合の行方を左右する一瞬の判断。その背景には、アリソンとタファレルが共に培ってきた、たしかな技術と自信があった。
ここ数シーズン、厳しい残留争いを強いられてきたエヴァートン。しかし、2024-25シーズン途中のデイビッド・モイーズ監督復帰を機に、彼らは確かに変わりつつある。 チームを最後方から鼓舞し、驚異的なセーブで幾度となくチームを救ってきたのが、守護神を務めるジョーダン・ピックフォードだ。その精神的な強靭さは、いかにして育まれたのか。6度にも及ぶローン移籍、心理学者との対話、父となった経験――。クラブの偉大な先輩であるティム・ハワードがインタビューの聞き手となり、“負けない”精神の源流に迫る。
2024年の夏にマンチェスター・Cへ加わったサヴィーニョは、プレミアリーグ最初のシーズンで29試合に出場し、1ゴール8アシストの成績を収めた。 16歳でプロデビュー、18歳でヨーロッパへ渡り、20歳でマンチェスター・Cへ。その劇的なキャリアの裏には、どんな物語が隠されているのか。恩師グアルディオラ監督からの運命的な電話、そしてプレッシャーを力に変える独自の哲学について、急成長を遂げる若きアタッカーがその軌跡と素顔を語る。
準備期間も相手の情報も少ない中で臨んだ一戦で、見事勝利に貢献したMF久保藤次郎。前半に味方のゴールをアシストする活躍を見せたものの、試合後の表情には安堵と共に、かすかな悔しさも滲んでいた。「仕掛けの迷いがあった」という心境、そして次戦へ向けてつかんだ確かな手応えを、率直な言葉で語ってくれた。