「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.33」対戦カード発表! 日本ミニマム級王者、松本流星ノンタイトル戦!
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「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.33」対戦カード発表! 日本ミニマム級王者、松本流星ノンタイトル戦!

2025.06.03 17:00

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6月7日開催のボクシング「第33回DYNAMIC GLOVE」は、日本ミニマム級王者、松本流星のノンタイトル戦がメインイベントに!全方位的に世界ランク入りしている松本選手が、日本国内を飛び出し、世界を見据えた一戦に挑む!

そして、アンダーカードも打撃戦、そしてKO決着が期待できる好カードが勢揃い!

どの試合も好戦的なファイター同士が対戦し、判定までもつれることが想像できない!第1試合から熱いボクシングが展開されることに期待が膨らむ!

U-NEXTでは、後楽園ホールで行われる全6試合をライブ配信!

メインイベント 第6試合:10R/106ポンド契約 松本 流星(帝拳)vs ジョン ケビン ヒメネス(比)

松本 流星(帝拳)

日本ミニマム級王者。WBA2位、WBC6位、WBO9位、IBF14位、OPBF1位、WBOアジアパシフィック15位。アマ戦績97戦77勝15敗。2021年全日本選手権、国体フライ級制覇など4冠を獲得しているアマチュアエリート。アマチュアで磨いたスピードとフットワークに、プロ仕様の力強さが加わり、2024年9月、わずか4戦目で日本王座を獲得した。冷静沈着でクレバーな試合運びに加えて、一瞬の爆発力はミニマム級とは思えない破壊力を持つ。世界ランクも上昇し、もはや国内に敵なし。対戦相手が見つからず、ノンタイトル戦が組まれた。

戦績:5戦5勝(3KO) サウスポー 27歳

ジョン ケビン ヒメネス(比)

OPBFミニマム級9位、WBOアジアパシフィック14位。2024年9月、全勝のまま空位のOPBF東洋太平洋ミニマム級王座を石井武志と争い判定負け。11月の試合でも2回KOで敗れ連敗を喫する。今年4月、フィリピン国内で2回TKOで再起し、これが2度目の来日となる。KO率は高くはないが、上体を柔らかく使い、パンチを上下に打ち分ける総合力の高いボクサーファイター。

戦績:11戦9勝(4KO)2敗 オーソドックス 20歳

【ここに注目!】

もはや日本国内に敵はいない。世界を見据えた松本の圧巻のパフォーマンスに期待が高まる!

セミファイナル 第5試合:8R/122ポンド契約 金子 虎旦(帝拳)vs ジェイ フランシス ブライ(比)

金子 虎旦(帝拳)

WBOアジアパシフィックフェザー級10位、日本14位。アマ戦績56勝13敗と充分な実績を積み、大きな期待を受けて2022年プロデビュー。シェーン・モズリーやティモシー・ブラッドリーを思い起こさせる、日本人離れしたテクニックのあるスピードスター。デビューから5連勝を飾るも、2024年7月にマイケル・カサマのワンパンチの前に1回TKOで初黒星。同11月の再起戦では、タフな中国選手相手に7回TKO勝利、今年2月の再起第2戦も2回TKO勝利で復活を印象付けた。これまで通りの“KO”を狙う強い気持ちと、試合の中ですら進化と成長を続けるボクシング・センスに注目したい。

戦績:8戦7勝(6KO)1敗 オーソドックス 27歳

ジェイ フランシス ブライ(比)

ハードパンチを振り回す豪快なファイターが多いフィリピンボクシング界では珍しく、下がりながらでもシャープなカウンターを狙うテクニカルなボクサーファイター。これが初の日本リングとなる。

戦績:17戦13勝(3KO)3敗1分 オーソドックス 28歳

【ここに注目!】

フェザー級からスーパーバンタム級に階級を変えての初陣に挑む金子のスピード、コンディションに注目!

第4試合:8R/58.0㎏契約 マイケル カサマ(比)vs 高 優一郎(横浜光)

マイケル カサマ(比)

左右フックを強引に振り回す荒っぽいファイター。勝った試合は全てKOという剛腕で、早いラウンドでの決着が多い。2023年9月には、帝拳フェザー級“花の4人組”の1人、嶋田淳也に5回TKO負け。しかし2024年7月、同じ“花の4人組”金子虎旦を1回TKOで沈めアップセットを演じたが、今年1月、藤田健児の持つWBOアジアパシフィック王座に挑戦するも9回終了TKO負け。

戦績:14戦10勝(10KO)3敗1分 オーソドックス 24歳

高 優一郎(横浜光)

日本フェザー級12位。拓殖大学ボクシング部で活躍し、全日本選手権3位の実績を携えてB級デビュー。昨年は、帰省中に能登半島地震に遭遇し、救援物資の募集や仕分け作業で被災地を支えた。回転力の高い連打でグイグイ攻め込むファイターだが、デビューから4戦全ての試合で、完璧なポイントアウトで技術の高さを披露し全勝をキープ。プロのリングで、倒し切るボクシングに期待がかかる。

戦績:4戦4勝 オーソドックス 23歳

【ここに注目!】

日本ランキング入りした全勝の高が、タイトル挑戦経験者で強打のカサマをいかに攻略するか見逃せない!

第3試合:6R/バンタム級 永里 翔(レパード玉熊)vs 西屋 香佑(横浜光)

永里 翔(レパード玉熊)

接近戦を得意とし、ボディから左右フックにつなげるボクサーファイター。ここのところ3連敗と勝ち星から遠ざかっているが、積極果敢な攻撃とハートの強さは、戦績では測れないものがある。

戦績:12戦4勝(2KO)8敗 オーソドックス 22歳

西屋 香佑(横浜光)

日本バンタム級12位。2024年度全日本新人王。プレッシャーをかけ、接近戦に持ち込み強打を打ち込むファイター。敗れた2戦は、2023年度東日本新人王トーナメント決勝に進んだ佐藤祐と吉成亮人のみ。再起後は3連続KO、かつ4連勝で、一昨年のリベンジを果たし、2024年度の全日本新人王を獲得した。一発の破壊力は折り紙付き。

戦績:8戦6勝(4KO)2敗 オーソドックス 24歳 

【ここに注目!】

全日本新人王を獲得し、日本ランキング入りも果たした西屋の勢いに対し、永里がどれだけ食い下がれるか注目!

第2試合:6R/ライト級 伊藤 祐太(マナベ)vs 西野入 稜央(横浜光)

伊藤 祐太(マナベ)

ライト級にしては164cmと小柄だが、ガードを固めながら懐に入り込み、左右フックを叩きつける、獰猛な“ピットブル”タイプのファイター。好戦的かつ攻撃的スタイルで、これまで無敗。1ラウンドから目が離せない。

戦績:5戦3勝(2KO)2分 オーソドックス 28歳

西野入 稜央(横浜光)

ガッチリとした体格から見て取れる、フィジカルの強さが特徴的なボクサーファイター。昨年の東日本新人王決勝では、本多俊介との全勝対決となり、持ち味である接近戦に持ち込み豊富な手数で押し切る、激闘スタイルのボクシングで苦しめたが判定負け。再起戦でもアグレッシブなパフォーマンスを期待される。

戦績:5戦4勝(1KO)1敗 オーソドックス 24歳

【ここに注目!】

接近戦でのバチバチの打撃戦必至!上背のある西野入が手数で押し切るのか、伊藤がパワーでなぎ倒すのか注目!

第1試合:4R/東日本新人王予選フェザー級 池森 天力(帝拳)vs 江田 葵一(KG大和)

池森 天力(帝拳)

アマ戦績27戦17勝10敗。天力と書いて、“アリ”と読む。元日本バンタム級1位の池森久貴を父に持ち、目黒日大高時代には、先輩の高見亨介と共に日本ボクシング連盟より「令和2年度日本ボクシング連盟次世代強化指定選手」に選出された。憧れのボクサーは、やはりモハメド・アリ。今年2月のデビュー戦では、試合開始のゴング間もなくダウンを喫し、なんとか巻き返すも判定負け。プロの洗礼を受けた。

戦績:1戦1敗 オーソドックス 21歳

江田 葵一(KG大和)

アマ戦績30戦19勝11敗。アマチュア仕込みのテクニックと、思いっきりの良い攻撃力が特徴的なサウスポースタイルのボクサーファイター。昨年は東日本新人王決勝で、全日本新人王を制した北本慶伍敗れたが、スリリングな試合展開でインパクトを残した。今年の優勝候補筆頭として、絶対に落とせない一戦。

戦績:3戦2勝(1KO)1敗 サウスポー 24歳

【ここに注目!】

事実上の決勝戦!昨年決勝まで勝ち進んだ江田が本領を発揮するのか、または池森が逸材ぶりを披露するのか、拳を合わせるまでわからない!


注目のボクシング『DYNAMIC GLOVE vol.33』はこちらから。

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