関西で開催されるボクシング「第9回WHO'S NEXT」の見どころを一挙に紹介!
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関西で開催されるボクシング「第9回WHO'S NEXT」の見どころを一挙に紹介!

2023.12.12 15:00

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12月17日の『WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT vol.9』は、後楽園ホールを離れ、神戸ポートピアホテルで開催!大会の様子を現地からライブ配信する。

メインイベントに出場する原優奈、セミに出場する山中竜也、そして、8月に開催された前回の神戸大会「第5回WHO'S NEXT」で悲願の日本タイトルを獲得した大内淳雅が、それぞれの初防衛戦に臨む!

配信開始前、または配信終了しています。

メインイベント 第7試合:10R/日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 原優奈(真正)vs 向山 太尊(ハッピーBOX)

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原優奈(真正)

2018年度スーパーバンタム級西日本新人王。今年4月、坂晃典の持つ日本スーパーフェザー級タイトルに挑戦した試合では、1回にダウンを喫するも、4回にダウンを奪い返しての逆転TKO勝利でタイトル奪取。坂選手を後ろに一回転させる豪快なノックダウンでインパクトを残した。豊富な手数と多彩なパンチで、打ち合いを好む好戦的なボクサーファイターだが、実戦から培った試合運びの上手さを合わせ持つ。心はホットに、頭はクールに戦い、初防衛戦でのKO勝利を期待したい。

戦績:16戦13勝(7KO)2敗1分 オーソドックス 29歳

向山太尊(ハッピーBOX)

ノーガードで左右フックを振り回し、倒すか、倒されるかの豪快なファイトスタイルが魅力的なサウスポー。極端な攻撃姿勢が仇となり、ここ2試合はTKOで連敗中だが、当たれば倒せる重たいパンチは本物。肉を切らせて骨を断ち、クレバーな原選手に強打を打ち込みたい。いざゴングが鳴ったら、“ろくでなし”タイソンから目を離せない。

戦績:11戦7勝(4KO)4敗 サウスポー 25歳


セミファイナル 第6試合:10R/WBOアジアパシフィック ライトフライ級タイトルマッチ 山中竜也(真正)vs ジェイソン・バイソン(比)

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山中竜也(真正)

元WBO世界ミニマム級王者。頭蓋内出血が認められ一度は引退するも、ルールが改正され現役復帰。今回は階級をライトフライ級に上げ獲得した、WBOアジアパシフィックタイトルの初防衛戦。ダブル、トリプルとリズミカルに出すジャブと小刻みなフットワーク、絶妙なポジショニングで、打たせずに打つ技巧派ボクサー。ハイテンポなボクシングで突き放し、世界2階級制覇へ弾みをつけたい。

戦績:22戦19勝(6KO)3敗 オーソドックス 28歳

ジェイソン・バイソン(比)

今年2月のユーリ阿久井政悟との試合で初黒星を喫したフィリピンのファイター。変則的な軌道とタイミングで放つフック系パンチが特徴的。ややガードは低いが、その分連打の回転力はある。しかし、顔面狙いの“ヘッドハンター”傾向があるので、攻撃が単調になりがち。

戦績:12戦10勝(5KO)1敗1分 オーソドックス 25歳


第5試合:10R/日本ライトフライ級タイトルマッチ 大内淳雅(姫路木下)vs 川満俊輝(三迫)

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大内淳雅(姫路木下)

2003年17歳でプロデビュー。2016年、当時は日本&東洋太平洋王者だった寺地拳四朗に挑戦するも判定負け。その後に網膜剥離を発症し引退。しかし、日本チャンピオンの夢を捨てることができず、2019年現役復帰。今年8月、5度目の挑戦で念願の日本タイトルを獲得した不屈の男。今回は、そのタイトルの初防衛戦となる。ハードパンチに耐えながら、常に手数とプレッシャーで前進するスタイルは、まさに人生そのもの。プロデビューから20年、日本チャンピオンという“夢”には、まだまだ続きがある。

戦績: 38戦23勝(9KO)12敗3分 オーソドックス 38歳

川満俊輝(三迫)

沖縄県宮古島出身、比嘉大吾とは宮古工高ボクシング部の同級生。これまで敗れたのは、現IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗のみ。階級を上げ、日本ライトフライ級1位に登り詰めた。機関車のように突進し、バッタバッタとなぎ倒すパワフルなファイター。まずは、老獪なチャンピオンを打撃戦に持ち込めるかが勝利への鍵。

戦績:9戦8勝(4KO)1敗 オーソドックス 28歳

第4試合:8R/スーパーフライ級 長嶺竜久(平仲)vs 東泰誠(TOUGH BOY)

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長嶺竜久(平仲)

2019年度西部日本スーパーフライ級新人王。これまで7勝のうち6つがKO勝利と勢いに乗るボクサーファイター。KO率は高いが、決して強引にパワーパンチを捻じ込むわけではなく、タイミングを読みカウンターを合わせることが出来るKOアーティスト。サウスポーのアウトボクサー相手に、インファイトが出来るのか見どころ。

戦績:9戦7勝(6KO)2敗 オーソドックス 25歳

東泰誠(TOUGH BOY)

2010年にプロデビュー、キャリア途中でおよそ4年半のブランクをつくるも、2022年11月にリング復帰。8月の「WHO’S NEXT 神戸大会」では、タイの選手に左オーバーハンドを合わせ鮮やかなTKO勝利。ファイター対策として、サウスポーの利点を活かし、懐深く構え、ロングレンジの左ストレートで迎え撃ちたい。

戦績:22戦10勝(6KO)11敗1分 サウスポー 32歳

第3試合:8R/スーパーフライ級 スパーポン・ハンビチャチャイ(タイ)vs 田井宜広(RST)

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スパーポン・ハンビチャチャイ(タイ)

2022年8月には矢代博斗、2023年3月には田中湧也と共にサウスポーにTKO負け。まずは、中間距離で左ストレートを当ててペースを掴みたい。

戦績:6戦3勝(2KO)3敗 サウスポー 28歳

田井宜広(RST)

芦屋大学ボクシング部元主将。父である田井三晴氏が会長を務めるRSTボクシングジムで世界を目指す。およそアマチュア出身とは思えない、まるでナジーム・ハメドのような変則的なボクシング。時にノーガードで自由にスイッチを繰り返し、想定外のパンチでKO勝利を連発。今回も身体能力とセンスを見せつけてのKO勝利に期待。

戦績:5戦4勝(4KO)1敗 スイッチ 26歳

第2試合:4R/50.0㎏契約(ライトフライ級超) 嶋田来生輝(JM加古川)vs 前田凪貴(RST)

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嶋田来生輝(JM加古川)

2021年6月プロデビュー。デビューから4戦勝ち星なしも、ここ3試合で2勝1敗と調子が出てきた。パンチのスピードとキレ、手数は申し分ないので的中率を上げていきたい。

戦績:7戦2勝4敗1分 オーソドックス 20歳

前田凪貴(RST)

今年6月にプロデビュー。デビュー戦は引き分けだったが、9月に行われた2戦目の試合では、連打で3回TKOで初勝利を飾った。中間距離でサウスポーの左ストレートを当てていきたい。

戦績:2戦1勝(1KO)1分 サウスポー 20歳

第1試合:4R/56.4㎏契約(スーパーバンタム級超) 千本耕也(畠山)vs 山中勇樹(真正)

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千本耕也(畠山)

今年9月のデビュー戦では、ボディを叩きあう消耗戦となり判定負け。プロ2戦目は、スタミナを強化し初勝利を目指したい。

戦績:1戦1敗 オーソドックス 27歳

山中勇樹(真正)

元WBO世界ミニマム級王者で、現WBOアジアパシフィックライトフライ級王者の山中竜也選手の実弟。兄と同じ日、同じリングでのデビュー戦に挑む。

戦績:デビュー戦 サウスポー 23歳


注目の『WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE BOXING vol.9』はこちらから。

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