全日本新人王トーナメント決勝戦!新人ボクサーの頂点が決まる!
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全日本新人王トーナメント決勝戦!新人ボクサーの頂点が決まる!

2024.12.18 17:00

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「全日本新人王決定戦」は、東日本と西日本、それぞれの新人王トーナメントを勝ち上がってきた代表による東西対抗戦!昨年は、東軍代表の5勝、西軍代表の7勝だった。
そして今年も12月21日、“聖地”後楽園ホールにて12階級、12人の全日本新人王が誕生する!はたして日本一になるのは誰だ!

〈全日本新人王決定戦のしくみ〉
東日本(北日本含む)・西日本・中日本・西部日本の4地区、12階級で新人王決定トーナメントを行い、東日本新人王は東軍代表となる。ほか3地区の西日本・中日本・西部日本の新人王は、さらに対抗戦を行い、その勝者が西軍代表となり後楽園ホールでの全日本新人王決定戦にて代表同士が対戦する。

第12試合:全日本新人王決勝/ミドル級4R 吉野 健二(角海老宝石)vs 永田 雅樹(井岡弘樹)

吉野 健二(角海老宝石)

東日本新人王。2019年2月プロデビュー。東日本新人王は2020年、2021年に続き3度目の挑戦。試合開始と同時に頭を付けたバチバチの打撃戦を好むファイター。激しい肉弾戦となった、伊吹遼平との2連戦を制した勢いそのままに、決勝で盛合竜也を下し悲願の東日本王者となった。

戦績:8戦4勝(2KO)3敗1分 オーソドックス 24歳

永田 雅樹(井岡弘樹)

西日本新人王。2023年10月プロデビュー。勝っても負けてもKO必至という、激闘スタイルのファイター。打ちつ打たれつの乱打戦は望むところ、先手を取って一気に畳み掛け、左右フックを先に当てたい。

戦績:3戦2勝(2KO)1敗 オーソドックス 25歳


第11試合:全日本新人王決勝/ウェルター級5R 福永 啄巳(青木)vs 住田 琉斗(千里馬神戸)

福永 啄巳(青木)

東日本新人王。2023年12月プロデビュー。フットワークと左リードジャブで試合を組み立て、ポイントを積み重ねるアウトボクシングが主体のボクサーファイター。今年3月に対戦し、1回TKO負けしていた金子佳樹に、トーナメント決勝のリングでリベンジ成功。優勝候補を撃破し追い風を受ける。

戦績:6戦5勝1敗 オーソドックス 24歳

住田 琉斗(千里馬神戸)

西日本新人王・西軍技能賞。2023年6月プロデビュー。長身から繰り出す左リードジャブで突き放し、鋭い右ストレートを狙い撃ちするヒットマンスタイルのボクサーファイター。想定されるジャブの差し合いを制し、自慢の右ストレートにつなぐことが勝利の鍵。

戦績:6戦6勝(3KO)オーソドックス 21歳


第10試合:全日本新人王決勝/スーパーライト級4R シャオリン孝司(協栄)vs 田下 翔太(仲里)

シャオリン孝司(協栄)

東日本新人王。2024年9月プロデビュー。元K-1ファイターからボクシングに転向。プレッシャーをかけて接近し、ボディから崩して顔面に左右フックを返すファイター。接近戦に持ち込み、回転力の高い連打を打ち込みたい。

戦績:2戦2勝(1KO)オーソドックス 33歳

田下 翔太(仲里)

西日本新人王。アマ戦績27戦18勝9敗。2024年5月プロデビュー。軽快なフットワークと抜群のハンドスピードでカウンターを合わせるサウスポーのボクサーファイター。目の良さもあり、相手の攻撃を空転させるテクニックも併せ持つ。ボクシングの完成度は大会随一。

戦績:4戦4勝(2KO)サウスポー 23歳


第9試合:全日本新人王決勝/ライト級4R 本多 俊介(E&Jカシアス)vs 堤 啓至(FUKUOKA)

本多 俊介(E&Jカシアス)

東日本新人王技能賞。2022年7月プロデビュー。182㎝の長身から繰り出すジャブと打ち下ろしの右ストレートで、これまで7戦全勝の右ボクサータイプ。接近しても強打を打ち込めるボクサーだが、射程距離の長いパンチで打たせずに打つボクシングを展開したい。

戦績:7戦7勝(2KO)オーソドックス 24歳

堤 啓至(FUKUOKA)

西部日本新人王。アマ戦績10戦6勝4敗。2022年3月プロデビュー。右リードジャブで距離を測りながら、左ストレートを巧打するサウスポーのアウトボクサー。中間距離で打たせずに打つボクシングが信条だが、ジャブの差し合いで有利に試合を運べるか注目。

戦績:5戦3勝(1KO)1敗1分 サウスポー 21歳


第8試合:全日本新人王決勝/スーパーフェザー級4R 梶野 翔太(角海老宝石)vs 瀬川 欧太郎(石田)

梶野 翔太(角海老宝石)

東日本新人王敢闘賞。2024年2月プロデビュー。インターハイ準優勝、全国選抜3位の実績を持つ。右ストレートを上下に打ち分け、ポイントを集める技巧派ボクサーだが、ダウンを奪うタイミングも持っている。徐々にプロ仕様にシフトしており、決勝戦での進化に期待が高まる。

戦績:4戦3勝(2KO)1分 オーソドックス 19歳

瀬川 欧太郎(石田)

西日本新人王MVP。2022年11月プロデビュー。持ち前のフィジカルの強さを活かした荒々しいボクシングで、優勝候補だった新田晃生を退け、全日本決勝進出。止まらない手数で、技巧派ボクサーを乱打戦に巻き込み、最終的に打ち勝つという必勝パターンに持ち込みたい。

戦績:6戦5勝(2KO)1分 オーソドックス 19歳


第7試合:全日本新人王決勝/フェザー級5R 北本 慶伍(三迫)vs 友良 瑠偉斗(真正)

北本 慶伍(三迫)

東日本新人王。2023年12月プロデビュー。豪快なパンチであっという間にKOしてしまうハードパンチャー。新人王予選では、高校総体を制したアマチュア・エリートの山川健太を2回TKOで下し存在感をアピール。圧倒的なパワーと暴風雨のような連打で突き進む。

戦績:4戦4勝(3KO)オーソドックス 27歳

友良 瑠偉斗(真正)

西日本新人王敢闘賞・西軍敢闘賞。2022年11月プロデビュー。俊敏なフットワークと、下がりながらでも的確に急所を打ち抜くカウンターが武器の左ボクサーファイター。まるで中南米の選手のような、打たせずに打つボクシングで試合をコントロールしたい。

戦績:6戦5勝(3KO)1分 サウスポー 22歳


第6試合:全日本新人王決勝/スーパーバンタム級4R 矢野 円来(花形)vs 山本 愛翔(カシミ)

矢野 円来(花形)

東日本新人王。アマ戦績9戦5勝4敗。2023年6月プロデビュー。多少打たれようとも、倒されようとも、最終的に倒し返せばいいという荒々しいボクシングが魅力的なファイター。強気に左右フックを振り回す、攻撃が最大の防御という戦法で乱打戦に巻き込み、これまでの勢いそのままに押し切れるか。

戦績:4戦3勝(2KO)1分 オーソドックス 23歳

山本 愛翔(カシミ)

中日本新人王。アマ戦績22戦15勝7敗。2023年11月プロデビュー。テンポの速いリズムボクシングを展開し、豊富な手数とスタミナで煽るボクサーファイター。今大会、最年少18歳が、アグレッシブに攻撃を続けてポイントをピックアップすることが出来るのか注目。

戦績:5戦4勝1敗 オーソドックス 18歳


第5試合:全日本新人王決勝/バンタム級5R 西屋 香佑(横浜光)vs 宮下 椋至(JM加古川)

西屋 香佑(横浜光)

東日本新人王MVP。2022年4月プロデビュー。プレッシャーをかけ、接近戦に持ち込み強打を打ち込むファイター。敗れた2戦は、昨年東日本新人王トーナメント決勝に進んだ佐藤祐と吉成亮人のみ。だが、どちらの試合も見せ場を作りながらも僅差の判定負け。再起後は3連続KO勝利で、全日本決勝に上り詰めた。一発の破壊力は折り紙付き。

戦績:7戦5勝(4KO)2敗 オーソドックス 23歳

宮下 椋至(JM加古川)

西日本新人王技能賞。2023年8月プロデビュー。アウトボクシングも、接近戦も出来る技巧派サウスポー。ボディ、顔面を打ち分ける多彩な左パンチが特徴的で、カウンターを合わせる器用さも持つ。技術戦で捌くだけではなく、打ち合いにも応じるハートの強さもある。

戦績:6戦5勝(3KO)1敗 サウスポー 23歳


第4試合:全日本新人王決勝/スーパーフライ級5R 高橋 秀太(角海老宝石)vs 村田 碧(松田)

高橋 秀太(角海老宝石)

東日本新人王。2021年10月プロデビュー。頭を付けた接近戦でのボディ攻撃から崩していく、手数の多いボクサーファイター。過去3度、新人王に挑戦し予選敗退していたが、同門対決を制して、ついに全日本決勝進出。得意の接近戦で打ち勝ち、倒すことが出来るか注目。

戦績:9戦6勝(4KO)2敗1分 オーソドックス 23歳

村田 碧(松田)

中日本新人王・西軍MVP。アマ戦績23戦18勝5敗。2023年7月プロデビュー。豪快な倒しっぷりが注目されがちだが、丁寧にジャブから組み立てて、ストレートパンチを打ち込む、基本に忠実なボクサータイプ。しかし、そのパンチは多彩で強く、ガードの間を狙い上下を打ち分け、アッパーを突き刺し確実にダメージを与える強打者。

戦績:6戦6勝(4KO)オーソドックス 20歳


第3試合:全日本新人王決勝/フライ級5R 佐野 篤希(伴流)vs 弘田 一誠(モリシタ)

佐野 篤希(伴流)

東日本新人王。2023年7月プロデビュー。出入りの早いフットワークと強打のカウンターを武器に、これまで5勝4KOの高いKO率を誇るサウスポーのボクサーファイター。一撃必殺の右フック、ガードの間を割る右アッパーの強度はもちろん、チャンスに繰り出せる回転数の早い連打も魅力的。今年4月、優勝候補筆頭の鈴木丈太朗を最終ラウンドに逆転KOで退けインパクトを残した。

戦績:5戦5勝(4KO) サウスポー 21歳

弘田 一誠(モリシタ)

西日本新人王。2023年10月プロデビュー。中間距離を保ちつつ、L字ガードと独特のリズムでカウンターを狙う、トリッキーなボクサーファイター。中南米の選手のようなバネと野性味、常にポジションを変えて的を絞らせないテクニックは、アマチュア出身では習得できない実践的な戦闘スタイル。

戦績:5戦4勝(1KO)1分 オーソドックス 22歳


第2試合:全日本新人王決勝/ライトフライ級5R 早坂 峻(横浜光)vs 寺下 列(エスペランサ)

早坂 峻(横浜光)

東日本新人王。2023年6月プロデビュー。高校ボクシングの名門、武相高校出身。アマチュア出身らしく攻撃と防御のバランスがとれた、まとまりの良いボクサー。昨年は、決勝で全日本新人王に輝いた磯金 龍に判定負け。しかし、今年も確かな技術に磨きをかけ、体力をつけて決勝まで勝ち上がってきた。進化した姿に期待がかかる。

戦績:6戦4勝(1KO)1敗1分 オーソドックス 20歳

寺下 列(エスペランサ)

西日本新人王。U-15全国大会3連覇、アマ戦績12戦6勝6敗、インターハイ3位。2023年4月プロデビュー。巧みなステップワークで距離感を支配する技巧派サウスポー。昨年は、西軍代表決勝戦で初黒星も、今年は3連勝で優勝を手にした。サウスポー独特の懐の深さで、相手を翻弄し、鋭く打ち込む左ストレートが武器。

戦績:7戦6勝1敗 サウスポー 20歳


第1試合:全日本新人王決勝/ミニマム級5R 杉浦 義(協栄)vs 丸山 勇人(姫路木下)

杉浦 義(協栄)

東日本新人王。2022年6月プロデビュー。昨年は東日本決勝で敗北。しかし今年は、過去に対戦経験がある遠藤龍匠との再戦を返り討ちしての優勝し、雪辱をはらす。ガードを高く構え、グイグイとプレッシャーをかけ接近し、いきなり打ち込む変則的な右ストレートが武器。

戦績:7戦6勝(2KO)1敗 オーソドックス 22歳

丸山 勇人(姫路木下)

西日本新人王。アマ戦績18戦11勝7敗、2018年度全日本社会人選手権ライトフライ級優勝。2023年9月プロデビュー。回転力のある連打で、アグレッシブに攻撃するスピードスタータイプのボクサーファイター。姫路のゴールデンボーイが、打ち合い必至の試合展開の中で、的中率で上回りたい。

戦績:6戦3勝(1KO)3分 オーソドックス 29歳


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