今季メジャー最終戦となる『2025 AIG女子オープン(全英女子)』が、2025年7月31日(木)にウェールズのロイヤル・ポースコールGCで開幕を迎えた。日本勢が17人出場することでも注目を集める同大会。2日目を終え、渋野日向子はこの日「72」で72位。カットラインに1打およばず、惜しくも3年連続の同大会予選落ちとなった。
──渋野選手に来ていただきました。まずは今日のラウンドを振り返っていただけますか。
渋野:8番までは頑張ってたんですけど、9番でダボしてしまって。 後半はなかなかスコアを伸ばせない展開だったので、すごく悔しいです。
──今日もコメンタリーの藤本(麻子)さんから、質問を一ついただいています。「今回この全英で得たもの、そしてこれから伸ばしていきたいところを教えてください」
渋野:得たものは特にはないんですけど…。 やっぱり(予選を)通りたかった試合だったので、こういう結果になってすごく悔しいです。 まだ試合は続くので、切り替えて頑張ります。
──これは(藤本さんからの)メッセージですけれども、「10番のバーディーには渋野選手の気持ちの強さを感じました」と。藤本さんはずっとドキドキしながら応援しているという感じでした。
渋野:いや、本当になかなか安心して見ていられるようなゴルフではなかったと思うんですけど、2日間、36ホール、すごく長い時間だったと思いますが、先輩に見ていただいて、それがすごく自分の頑張る理由でもありました。 やっぱりいいところを見せたかったんですけど、なかなか本当に難しい2日間だったなと思います。自分はプレーしているので、麻子さんのしゃべっている姿を見られていないので、なかなか実感が湧いていないんですけど、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
──藤本さんも「この場に立っているだけでもすごいんだ」ということを中継の中でおっしゃっていました。この先に向けて、いかがでしょうか。
渋野:本当にそう言っていただけてすごくありがたいです。 でも、やっぱり出ているからこそ結果を残したかったなと思います。 本当に、なんですかね…自分自身はネガティブな気持ちがすごく多いんですけど、そうやって周りの方にたくさん支えてもらって、そう言っていただけて、すごくうれしいです。