稀代の脚本家・野島伸司が日曜夜に放つ新ドラマ『何曜日に生まれたの』制作発表会。主演・飯豊まりえが引きこもりヒロインに挑戦!
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稀代の脚本家・野島伸司が日曜夜に放つ新ドラマ『何曜日に生まれたの』制作発表会。主演・飯豊まりえが引きこもりヒロインに挑戦!

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8月6日(日)からスタートする、夏の新ドラマ『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット 日曜夜10時~)の制作発表会が7月16日に開催され、主演の飯豊まりえさんをはじめ、溝端淳平さん、早見あかりさん、シシド・カフカさん、陣内孝則さんら主要キャスト5名と、脚本を手掛けた野島伸司さんが登壇しました。さらには、占術研究家の水晶玉子が、劇中に登場する「曜日占い」で登壇者を占い、真夏スタートの番組にふさわしい賑々しい会見となりました。

『何曜日に生まれたの』は、今年4月にABCテレビが新設した、日曜夜10時の全国ネット放送枠第2弾となる作品。『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』など数々の名作を生み出してきた脚本家・野島伸司さんが5年ぶりに地上波連続ドラマに手掛けたオリジナル脚本で、ある事件をきっかけにして、10年間も引きこもり生活を送ってきた女性の物語が描かれます。

ラブストーリー要素にサスペンス要素…個性的なキャスト揃いで一筋縄では行かないドラマ

主人公・黒目すいを演じる飯豊さんは本作がプライム帯連続ドラマ初主演だけに、「放送開始は8月6日とまだ1ヵ月ほど先ですが、皆様に早くお届けしたい気持ちが高まっています」とあいさつから作品にかける意気込みが伝わるほど。そして、撮影を振り返って「すいが引きこもりになる前の高校時代の描写と、現在の世界観が常に混じり合う展開は本当に面白いんです。とくに、撮影の初めの方は高校生のシーンが多くて学園ドラマを撮っているような気分にもなりました。ラブストーリーもあるしサスペンスの要素もある。すいに関わるキャストの皆さんがとても個性的でミステリアスでもあるので、一筋縄ではいかないドラマになると思います」と語りながら、見どころもしっかりアピールしました。

すいの引きこもり生活を題材にしようとする人気ラノベ作家・公文竜炎を演じる溝端さんは「飯豊さんと陣内さんが演じる黒目親子が不器用ですが、愛くるしくてかわいらしい。本当に出てくるキャラクターが愛すべきキャラだなと、現場でいつも感じています」と本作の魅力をアピール。すいの父親・丈治役で出演の陣内さんは、飯豊さん、溝端さんを「もう万全です」と絶賛しながら、「ただ、僕は子役とうまくいってないんですよ。溝端くんにはじゃれてくるのにね(笑)」とボヤいて会場の笑いを誘いました。

続いて、公文らと関わる編集長・来栖久美を演じるのはシシドさん、その妹でカメラマンの来栖芽衣役を早見さんは、MCから「顔かたちが似てますね?」と聞かれると、「顔の濃さが似てる気がします(笑)」とシシドさんが即答、すると早見さんが「さっき分析したんです。眉毛と鼻の形が似てるんじゃないか」とフォロー。互いに微笑み合う姿が本当の姉妹のようで、役柄さながら息のあったところを見せていました。

何曜日に生まれたの_会見_02

「野島さんの書く言葉は魔法のよう。頭の中が気になります」(飯豊さん)

会見で、野島さんのオリジナル脚本についての質問が及ぶと、「まず『何曜日に生まれたの』というタイトルにすごく引き付けられました」と飯豊さん。「すいが外に出るとき、公文さんから『何曜日に生まれたの』という会話のきっかけになる言葉を教えてもらうんです。コロナ禍で人と話をする機会が減って、「どうやってしゃべればいいんだろう?」と思っていた時に、野島さんの台本をいただいて、「なるほど、こうやって話が始まっていくのもありだな」と思いました。それで、今回の顔合わせのときに、『月曜日生まれの飯豊まりえです』と自己紹介したら、話が広がったんですよ」と実体験も披露。「野島さんの書く言葉は魔法のようで。どうやってそういう言葉が生まれるのか、頭の中が気になりますね」と続けました。

一方、溝端さんは「野島さんは僕が生まれる前から脚本を書かれていると思うんですけど、そんな僕が見ても新しい言葉や今の時代を知るということが多くて。野島さんの、新しいものを新しい世代に見せたいという思いをすごく感じます。毎話毎話、台本が上がってくる度に、読み手として続きがすごく気になりながら、演じる側としてはものすごくプレッシャーもある。楽しみとプレッシャーが表裏一体となって台本を読むという、なかなかない経験をさせていただきました」とコメント。また、34年前、大ヒットした『愛しあってるかい!』で主演を務めた陣内さんは、「あの時は、『結婚を前提にお茶でもいきませんか』という大胆な台詞があって、とんでもない台詞を書いてくる人だなと思ってましたけど、だんだん深くなって。今回、意外とダブルミーニングの台詞も多く、きちんとキャラクターを掘り下げて演じなくてはいけないなと感じています」と明かしました。


「コロナ禍でキラキラとした青春が送れなかった若者たちに寄り添いたい」(野島さん)

キャストたちの和気あいあいとしたムードが感じられるなか、ステージ上に現れた脚本家の野島さんは、「あまり人と会うことがないので、こんなに大勢の人といると、ちょっと人当たりしそうです…」と会場を沸かせた後に、まずキャストの印象から語り始めました。

「みなさん、バランスがいいですね。飯豊さんはまだ彼女が高校生の頃に初めてお仕事をしてから、今回が3回目になりますね。溝端君とは昔舞台で一度一緒になりました。その時からスキルを持っている人でしたが、順調にお芝居を構築してきてくれている。今回の役はとても難しい役ですが、フラットに可愛らしく、時にカッコ良くやってくれればいいかなと思います」。今回の作品については、「コロナ禍の影響でキラキラとしたキャンパスライフを送れなかった大学生が構想のきっかけでした。コロナ禍でキャンパスにも通えず、何年間もリモートになり、そのまま退学した人や引きこもりになった人が気になって。そんな若者たちに寄り添おうかなと考えたんです」と脚本に込めた思いを明かしました。


この夏、最強の運勢は『日曜日生まれ』の運気に乗って…

そして、この日はタイトルにちなんで、占術研究家・水晶玉子さんによる「曜日占い」も開催。題して「この夏の最強運勢は、何曜日生まれなの?」。曜日占いとは、生まれた曜日によって運勢を判定するもので、日本ではあまり馴染みはありませんが、タイやミャンマーなどアジア圏では一般的な占いだそう。ちなみに、溝端さんは水曜日生まれで、陣内さんは火曜日生まれ…とキャストの生まれ曜日を踏まえて、この夏の運勢ベスト3を発表。第3位は「月曜日生まれ」で飯豊さんと脚本家の野島さんがランクイン。「素敵な仲間に出会う時期、チームで動くとより運気がアップ!」と言われて飯豊さんは嬉しそう。そして第1位が日曜日。キャスト全員が「日曜日の放送だから、運気に乗ってロケットスタートが切れればいいですね」と笑顔で会見は締めくくられました。

何曜日に生まれたの_KV


『何曜日に生まれたの』公式サイト

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稀代の脚本家・野島伸司が日曜夜に放つ新ドラマ『何曜日に生まれたの』制作発表会。主演・飯豊まりえが引きこもりヒロインに挑戦!

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8月6日(日)からスタートする、夏の新ドラマ『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット 日曜夜10時~)の制作発表会が7月16日に開催され、主演の飯豊まりえさんをはじめ、溝端淳平さん、早見あかりさん、シシド・カフカさん、陣内孝則さんら主要キャスト5名と、脚本を手掛けた野島伸司さんが登壇しました。さらには、占術研究家の水晶玉子が、劇中に登場する「曜日占い」で登壇者を占い、真夏スタートの番組にふさわしい賑々しい会見となりました。

『何曜日に生まれたの』は、今年4月にABCテレビが新設した、日曜夜10時の全国ネット放送枠第2弾となる作品。『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』など数々の名作を生み出してきた脚本家・野島伸司さんが5年ぶりに地上波連続ドラマに手掛けたオリジナル脚本で、ある事件をきっかけにして、10年間も引きこもり生活を送ってきた女性の物語が描かれます。

ラブストーリー要素にサスペンス要素…個性的なキャスト揃いで一筋縄では行かないドラマ

主人公・黒目すいを演じる飯豊さんは本作がプライム帯連続ドラマ初主演だけに、「放送開始は8月6日とまだ1ヵ月ほど先ですが、皆様に早くお届けしたい気持ちが高まっています」とあいさつから作品にかける意気込みが伝わるほど。そして、撮影を振り返って「すいが引きこもりになる前の高校時代の描写と、現在の世界観が常に混じり合う展開は本当に面白いんです。とくに、撮影の初めの方は高校生のシーンが多くて学園ドラマを撮っているような気分にもなりました。ラブストーリーもあるしサスペンスの要素もある。すいに関わるキャストの皆さんがとても個性的でミステリアスでもあるので、一筋縄ではいかないドラマになると思います」と語りながら、見どころもしっかりアピールしました。

すいの引きこもり生活を題材にしようとする人気ラノベ作家・公文竜炎を演じる溝端さんは「飯豊さんと陣内さんが演じる黒目親子が不器用ですが、愛くるしくてかわいらしい。本当に出てくるキャラクターが愛すべきキャラだなと、現場でいつも感じています」と本作の魅力をアピール。すいの父親・丈治役で出演の陣内さんは、飯豊さん、溝端さんを「もう万全です」と絶賛しながら、「ただ、僕は子役とうまくいってないんですよ。溝端くんにはじゃれてくるのにね(笑)」とボヤいて会場の笑いを誘いました。

続いて、公文らと関わる編集長・来栖久美を演じるのはシシドさん、その妹でカメラマンの来栖芽衣役を早見さんは、MCから「顔かたちが似てますね?」と聞かれると、「顔の濃さが似てる気がします(笑)」とシシドさんが即答、すると早見さんが「さっき分析したんです。眉毛と鼻の形が似てるんじゃないか」とフォロー。互いに微笑み合う姿が本当の姉妹のようで、役柄さながら息のあったところを見せていました。

何曜日に生まれたの_会見_02

「野島さんの書く言葉は魔法のよう。頭の中が気になります」(飯豊さん)

会見で、野島さんのオリジナル脚本についての質問が及ぶと、「まず『何曜日に生まれたの』というタイトルにすごく引き付けられました」と飯豊さん。「すいが外に出るとき、公文さんから『何曜日に生まれたの』という会話のきっかけになる言葉を教えてもらうんです。コロナ禍で人と話をする機会が減って、「どうやってしゃべればいいんだろう?」と思っていた時に、野島さんの台本をいただいて、「なるほど、こうやって話が始まっていくのもありだな」と思いました。それで、今回の顔合わせのときに、『月曜日生まれの飯豊まりえです』と自己紹介したら、話が広がったんですよ」と実体験も披露。「野島さんの書く言葉は魔法のようで。どうやってそういう言葉が生まれるのか、頭の中が気になりますね」と続けました。

一方、溝端さんは「野島さんは僕が生まれる前から脚本を書かれていると思うんですけど、そんな僕が見ても新しい言葉や今の時代を知るということが多くて。野島さんの、新しいものを新しい世代に見せたいという思いをすごく感じます。毎話毎話、台本が上がってくる度に、読み手として続きがすごく気になりながら、演じる側としてはものすごくプレッシャーもある。楽しみとプレッシャーが表裏一体となって台本を読むという、なかなかない経験をさせていただきました」とコメント。また、34年前、大ヒットした『愛しあってるかい!』で主演を務めた陣内さんは、「あの時は、『結婚を前提にお茶でもいきませんか』という大胆な台詞があって、とんでもない台詞を書いてくる人だなと思ってましたけど、だんだん深くなって。今回、意外とダブルミーニングの台詞も多く、きちんとキャラクターを掘り下げて演じなくてはいけないなと感じています」と明かしました。


「コロナ禍でキラキラとした青春が送れなかった若者たちに寄り添いたい」(野島さん)

キャストたちの和気あいあいとしたムードが感じられるなか、ステージ上に現れた脚本家の野島さんは、「あまり人と会うことがないので、こんなに大勢の人といると、ちょっと人当たりしそうです…」と会場を沸かせた後に、まずキャストの印象から語り始めました。

「みなさん、バランスがいいですね。飯豊さんはまだ彼女が高校生の頃に初めてお仕事をしてから、今回が3回目になりますね。溝端君とは昔舞台で一度一緒になりました。その時からスキルを持っている人でしたが、順調にお芝居を構築してきてくれている。今回の役はとても難しい役ですが、フラットに可愛らしく、時にカッコ良くやってくれればいいかなと思います」。今回の作品については、「コロナ禍の影響でキラキラとしたキャンパスライフを送れなかった大学生が構想のきっかけでした。コロナ禍でキャンパスにも通えず、何年間もリモートになり、そのまま退学した人や引きこもりになった人が気になって。そんな若者たちに寄り添おうかなと考えたんです」と脚本に込めた思いを明かしました。


この夏、最強の運勢は『日曜日生まれ』の運気に乗って…

そして、この日はタイトルにちなんで、占術研究家・水晶玉子さんによる「曜日占い」も開催。題して「この夏の最強運勢は、何曜日生まれなの?」。曜日占いとは、生まれた曜日によって運勢を判定するもので、日本ではあまり馴染みはありませんが、タイやミャンマーなどアジア圏では一般的な占いだそう。ちなみに、溝端さんは水曜日生まれで、陣内さんは火曜日生まれ…とキャストの生まれ曜日を踏まえて、この夏の運勢ベスト3を発表。第3位は「月曜日生まれ」で飯豊さんと脚本家の野島さんがランクイン。「素敵な仲間に出会う時期、チームで動くとより運気がアップ!」と言われて飯豊さんは嬉しそう。そして第1位が日曜日。キャスト全員が「日曜日の放送だから、運気に乗ってロケットスタートが切れればいいですね」と笑顔で会見は締めくくられました。

何曜日に生まれたの_KV


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