好調ジョアン・ペドロが、新天地チェルシーでの手応えを語る|プレミアリーグ第5節 直前インタビュー
開幕4戦で2G2Aと、今夏加入したチェルシーで早速好プレーを披露しているFWジョアン・ペドロ。チームは今節、マンチェスター・Uとのビッグマッチを迎える。注目の一戦を前に、現状の手応えやコンディションについて言葉にした。
前節はマンチェスター・ダービーで快勝を収めたマンチェスター・C。今節は優勝争いのライバル、アーセナルとの直接対決に臨む。
注目の一戦を前に、シティを主力として牽引するロドリとベルナルド・シウバがインタビューに答えた。
──マンチェスター・ダービーは素晴らしい雰囲気でしたね。試合を終えて、チームのムードはいかがですか?
ロドリ: 最高の雰囲気でしたね。正直、代表ウィークは少し長く感じました。というのも、代表戦の前にチームが敗れていたので、決して良い気分ではなかったんです。でも、戻ってきてすぐにダービーで、しかも隣人(マンチェスター・U)に勝つことができた。街を再び青く染めることができました。もちろん、まだシーズンは始まったばかりですが、良い感触を得られたので、この勢いを維持していきたいです。
──代表ウィーク前の結果を考えると、特に重要な勝利だったのではないでしょうか。選手やスタッフも、何としても勝ち点3が欲しいという気持ちが強かったのでは?
ベルナルド・シウバ: まさにその通りです。ただ、何かを証明するための勝利というよりは、ファンに恩返しをしたいという気持ちが強かったですね。昨シーズンの結果を踏まえると、今季のスタートは僕らが期待していたものではありませんでした。そして、この試合がファンにとってどれほど大きな意味を持つか、僕らは理解しています。だからこそ、この勝利を届けたかった。良いプレーができて、ホームでユナイテッド相手に3-0で勝てたのは、非常に良い兆候です。ここから調子を上げて、安定した戦いを続けていきたいと思います。
──休む間もなく、次はチャンピオンズリーグのナポリ戦です。そこには、シティの史上最高の選手の一人とも言われるケヴィン・デ・ブライネがいます。彼との対戦を楽しみにしていますか?
ロドリ: ええ。彼にとっても、僕らにとっても特別な日になるでしょうね。でも、ピッチに立てば敵同士です。彼にスペースを与えるつもりは一切ありません。彼のクオリティはよく知っていますから。そして、この試合は非常に重要です。僕はこの新しいフォーマット(のチャンピオンズリーグ)でプレーしたことがありませんが、かなりタフな形式だと聞いています。良い形で予選を突破するためには、ほぼ全ての試合に勝たなければなりません。だからこそ、初戦は常に重要なんです。
──ベルナルド選手は、ケヴィン・デ・ブライネと数えきれないほどの試合を共にしてきました。対戦が決まってから、何かメッセージのやり取りはしましたか?
ベルナルド・シウバ: はい、抽選の直後にテキストメッセージを送りました。おそらく、試合当日はスタジアムのファンが僕らのチャントよりも彼のチャントを歌うかもしれませんね(笑)。
ロドリ: うん、そうかもね(笑)。
ベルナルド・シウバ: 彼は本当に喜んでいました。これは運命だと、僕らみんなが言っています。彼がマンチェスターに戻ってこなければならなかったこと、しかもチャンピオンズリーグの初戦で、ホームの試合だなんて。アウェイのナポリでの対戦だった可能性もあったのに、ホームで迎えられる。ケヴィンがマンチェスターに帰ってくるのは、素晴らしいことですよ。
──多くの人がその対戦に注目するでしょうね。少し話は変わりますが、ロドリ選手にお伺いします。長い間、試合から離れていましたが、現在のコンディションはいかがですか? プレミアリーグは過酷ですが、以前のロドリ選手の状態に戻りつつあるという感覚はありますか?
ロドリ: いいえ、もちろんまだです。今は回復の段階、と言えるでしょうね。賢くならなければいけないと思っています。焦って以前のレベルに到達しようとして、自分を追い詰めるようなことはしたくありません。今は一歩ずつ。試合ごとにフィジカルを強くし、3日おきの試合にも耐えられる身体を作っていく段階です。以前のレベルを取り戻すという話ができるのは、1月か2月頃になるでしょう。でも今は、サッカーができることにとても満足しています。本当に、サッカーが恋しかったですよ。
──彼の復帰はチームにとって大きいのでは?
ベルナルド・シウバ: そうですね。ロドリの悪い状態は、他の多くの選手が絶好調の時よりもはるかに上ですから(笑)。彼が戻ってきてくれて、僕らは本当に嬉しいです。
──ベルナルド選手自身は、キャプテンマークを巻いてプレーしています。その責任感を楽しんでいますか?
ベルナルド・シウバ: チームのリーダーシップというのは、決して一人の選手から生まれるものではないと、常に信じています。僕たちがこれまでフットボールクラブとして成功を収めてこられたのは、チームに常に5人、6人、7人と、ピッチ上でリーダーシップを発揮できる選手がいたからです。必要な時に一歩前に出られる選手たちがいたからこそです。今のチームにも、その文化は残っています。もちろん若い選手も多いですが、僕がチームを代表する最初のキャプテンとして、他の選手たちにはいつも言っていますし、彼らも理解してくれています。「僕にはロドリやルベン、アーリング、みんなの助けが必要だ」と。チームを、人々が期待するレベルまで引き上げるために、全員の力が必要なんです。
──チームをそのレベルに引き上げるという点で、新加入のジャンルイジ・ドンナルンマ選手の存在も大きいのではないでしょうか。ゴール前での存在感は絶大ですね。クロスにも積極的に出てきて、ペナルティエリアを支配しています。特に、エンベウモ選手のシュートを止めたあのセーブはワールドクラスでした。
ロドリ: ええ、あの試合のピッチにいましたから、見ましたよ(笑)。正直に言うと、彼がプレーした最初の試合から感じていたことです。相手は、本当にゴールの隅を完璧に狙わないと、彼から得点するのは無理だろうなと。そんな安心感がありました。
ベルナルド・シウバ: ジジ(ドンナルンマの愛称)から感じるのは、少しティボー・クルトワ(レアル・マドリード所属のGK)に近い感覚ですね。背が高くて、身体も大きい。まだ26歳と若いですが、非常に長い間トップレベルでプレーしてきました。新クラブでの最初の試合は、誰だって少しは緊張するものです。でも彼を見ていると、全くそんな様子はなく、むしろ心地よさそうにプレーしていました。ああいう選手が後ろに控えてくれているのは、本当に心強いです。
──16歳でACミランのゴールマウスを守っていたという事実が、彼のメンタリティと能力を物語っていますね。さて、話を少し未来に進めます。ナポリ戦の後には、アーセナルとの直接対決が控えています。この試合の重要性をどう捉えていますか? ここ数年、シティと優勝を争うのはリヴァプールでしたが、最近はアーセナルがその座を脅かしています。ダービーでの良い結果を、アーセナル戦にも繋げなければいけないという意識でしょうか。
ロドリ: もちろん、僕らはそこに勝つために行きます。昨シーズン何が起こったかなんて気にしません。僕らには、あそこへ行って、再び最高の姿を見せるだけのレベルがあります。彼らが素晴らしいチームであることは分かっています。毎年のように素晴らしい補強をしてチームを作り変えていますし、日々ポテンシャルを高めている。他の全てのチームがそうであるように。ただ、まだシーズンの序盤ではありますが、もし僕らが彼らのホームで勝つことができれば、彼らにとって良いメッセージになるはずです。それが僕らのメンタリティですね。でもその前に、まずはナポリとの重要な試合に集中したいと思っています。
──現在のマンチェスター・シティがどの位置にいるのかを測る、良いテストになりますね。
ベルナルド・シウバ: 間違いなく、彼らは強いチームで、優勝候補の一つです。シーズン序盤なので、勝ち点3は3ですが、これは特別な意味を持つ試合です。なぜなら、自分たちが勝ち点3を得られるだけでなく、優勝を争うライバルから勝ち点3を奪うことができる可能性があるからです。
──最後に少し趣向を変えます。今回のインタビュー企画では、一人の選手に、次にインタビューする選手への質問を考えてもらっています。前回はマルティン・スビメンディ選手に質問を考えてもらったのですが、彼はこう尋ねています。「何かジンクスはありますか?」
ロドリ: いいえ、僕はあまりそういうのはないですね。ただ、自分の習慣、ルーティンをこなすことは好きです。それは集中力を高めるためであって、ジンクスとは少し違いますね。
──では今度は、ロドリ選手からベルナルド選手へ、何かオリジナルの質問をお願いします。
ロドリ: うーん…(笑)。パジャマは着て寝ますか? それとも着ないで寝ますか?(笑)
──(笑)。すごい質問ですね。ベルナルド選手、お答えください。
ベルナルド・シウバ: パジャマは着ないな(笑)。いつも着ません。でも、ボクサーパンツは履きますよ(笑)。
──さて、最後にベルナルド選手から、次に私たちがインタビューする選手(誰かはまだ分かりません)へ質問をお願いします。
ベルナルド・シウバ: (シリアルを食べるとき)牛乳を先に入れますか? それともシリアルを先に入れますか?
開幕4戦で2G2Aと、今夏加入したチェルシーで早速好プレーを披露しているFWジョアン・ペドロ。チームは今節、マンチェスター・Uとのビッグマッチを迎える。注目の一戦を前に、現状の手応えやコンディションについて言葉にした。
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