パリ五輪がメインとなる陸上競技の2024シーズンが本格的に開幕した。
U-NEXTでは今シーズンに入り、「世界室内陸上」「世界クロスカントリー選手権」「世界競歩チーム選手権」とパリ五輪に繋がる世界レベルの白熱した戦いを配信。いよいよパリ五輪開幕まで約3ヶ月を切った今、トラックシーズンも本格化している。そこで4月末から開催される各大会について各大会の見どころ、注目選手をご紹介する。
2018年にスタートした「日本グランプリシリーズ」は、指定大会を対象に年間を通してポイントを争うトラック&フィールドの大会の総称。
今回配信される「織田記念陸上」「静岡国際陸上」「木南記念陸上」は、日本各地で開催される「日本グランプリシリーズ」の中でも、パリ五輪出場資格に必要なポイントを多く獲得できる最上位のカテゴリーにあたる大会のため、例年よりも一層注目度が高くなることが予想される。
●男子100m
・山縣亮太(セイコー):日本記録保持者(PB9秒95)
・坂井隆一郎(大阪ガス):2023年日本選手権 優勝(PB10秒02)
●男子3000m障害
・三浦龍司(SUBARU):世界陸上ブダペスト 6位入賞
・青木涼真(Honda):世界陸上ブダペスト 決勝進出
●男子110mH女子やり投げ
・村竹ラシッド(JAL):日本記録保持者(PB13秒04)
・高山峻野(ゼンリン):2023年アジア大会 優勝
●男子200m
・飯塚翔太(ミズノ):世界陸上5大会出場
・上山紘輝(住友電工):世界陸上2大会連続出場
●男子400mH
・黒川和樹(住友電工):東京五輪、世界陸上2大会連続出場
●男子100m
・坂井隆一郎(大阪ガス):世界陸上ブダペスト 男子4x100mリレー代表
・桐生祥秀(日本生命):日本人初の9秒台を記録(PB9秒98)
●男子400m
・佐藤風雅(ミズノ):世界陸上ブダペスト代表
●男子1500m
・河村一輝(トーエネック):日本記録保持者(PB3分35秒42)
●男子走幅跳
・城山正太郎(ゼンリン):世界陸上ブダペスト代表/日本記録保持者(PB8m40)
●女子
100mH
・福部真子(日本建設工業):世界陸上オレゴン代表/日本記録保持者(PB12秒73)
・田中佑美(富士通):世界陸上ブダペスト代表
●走幅跳
・秦澄美鈴(住友電工):世界陸上ブダペスト代表/日本記録保持者(PB6m97)
カリブ海に浮かぶバハマを舞台に行われる陸上競技の花形・リレー種目の世界最強国決定戦「世界リレー」。
今大会は夏のパリ五輪出場権をかけた大一番で男女4×100mリレー、男女4×400mリレー、混合4×400mリレーの計5種目でパリ行きの切符を争う熱いレースが繰り広げられる。
各種目、大会1日目に行われる予選で各組の上位2チームに入ることができればオリンピック出場権を獲得、さらに翌日の決勝に進出。決勝に進むことができなくても、大会2日目の敗者復活戦で各組の上位2チームに入れば、オリンピックの出場権を得ることができる。
日本からは特に、世界陸上2大会連続で決勝進出のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)を中心とした男子4×100mリレーチーム「リレー侍」や、前回大会銀メダル・世界陸上オレゴン入賞と近年躍進を続ける男子4×400mマイルリレーなど、各種目でメダル獲得や上位進出に期待がかかっている。
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