心がまあるくなる、ほっこり癒しドラマ3選
シェア

心がまあるくなる、ほっこり癒しドラマ3選

2025.06.08 12:00

この記事に関する写真(2枚)

  • しあわせは食べて寝て待て
  • 団地のふたり

Edited by

日々の忙しさに追われる女性たちに贈る、心ほっこりドラマ3選。本記事では、“小さな幸せ”をそっと届けてくれる『しあわせは食べて寝て待て』『団地のふたり』『舞妓さんちのまかないさん』をピックアップ。美味しい薬膳ご飯や懐かしの団地風景、京都のまかない飯に癒されながら、じんわり温まる日常の素晴らしさを再発見してみませんか?ささやかな出来事が心に沁み渡る、人と人との優しい繋がりを感じられるストーリーが詰まっています。 

『しあわせは食べて寝て待て』 

しあわせは食べて寝て待て
©NHK

人生に少し疲れてしまったとき、美味しいご飯とあたたかな人の繋がりが心を救ってくれる──そんな優しい物語が『しあわせは食べて寝て待て』。主人公は、難病でキャリアを諦め、人生のリセットを余儀なくされた38歳の女性・さとこ(桜井ユキ)。節約のために移り住んだ古い団地で、お隣に住む大家・鈴さん(加賀まりこ)と、料理上手な同居人・司(宮沢氷魚)、そしてふたりが教えてくれる薬膳料理に出会います。 

彼らとあたたかな食卓を囲むうちに、さとこの心も体もほぐれていきます。薬膳料理の優しい味わいに癒やされながら、失いかけていた笑顔と元気を少しずつ取り戻していき──。日々の食卓と人情が丁寧に描かれ、観る人の心をふんわりと包み込むような温かさが広がります。 

平凡な日常の中にこそ幸せが宿るのだと教えてくれるこのドラマは、落ち込んだ日でも「大丈夫」と前向きな気持ちにさせてくれるはず。さとこが見つけた丁寧で温かな暮らしぶりに、あなたもきっと憧れてしまうでしょう。 

 

『団地のふたり』 

団地のふたり
©NHK

幼なじみの50代独身女性ふたりが主人公のドラマ『団地のふたり』は、特別なことなんてなくても、大好きな友だちがそばにいれば毎日がきっと輝く──そう思わせてくれる作品です。現在はフリマアプリで生計を立てるイラストレーターのなっちゃん(小林聡美)と、日々ストレスを抱える大学の非常勤講師のノエチ(小泉今日子)が、生まれ育った懐かしい団地に戻り、再び隣同士で暮らすことに。幼なじみコンビの息の合った掛け合いも見どころで、愚痴だらけのノエチを料理上手で聞き上手のなっちゃんがツッコミながらも支える、ふたりのやり取りに自然と笑みがこぼれます。 

大げさな事件は何も起こりませんが、それでも今日も明日もふたり一緒。気心を知りつくした友人同士ののんびりした暮らしぶりに、思わずクスッと笑ったり、ふとほろりと涙がこぼれたり。何気ない日常の尊さと、誰かと支え合う幸せをしみじみ感じさせてくれるドラマです。 

  

『舞妓さんちのまかないさん』 

京都・花街の華やかな世界を舞台に、ほっこり心が満たされる時間を届けてくれるのが『舞妓さんちのまかないさん』。主人公は、青森から舞妓になる夢を胸に京都へやって来た幼なじみ同士の少女、キヨ(森七菜)とすみれ(出口夏希)。踊りの才能に恵まれたすみれが舞妓への道を進む一方、キヨは不器用ながら料理の腕を買われ、舞妓たちの共同生活の場所・屋形で毎日の食事を振る舞う“まかないさん”となり、舞妓さんたちを毎日おいしいご飯で支える存在に。季節ごとの彩り豊かな家庭料理が並ぶ台所シーンは、見ているだけでお腹も心もほころぶようです。 

夢に向かって努力を惜しまないすみれと、嫉妬も見せずひたむきに料理で支えるキヨ。終始穏やかな空気の中で、静かにお互いを応援しあうふたりの友情に胸があたたかくなります。そしてふたりを包むように京都の美しい町並みと穏やかな人間関係が広がる“日本一平和なドラマ”です。忙しい毎日に疲れた心をそっと癒されてください。 

この記事をシェア

この記事に関する写真(2枚)

  • しあわせは食べて寝て待て
  • 団地のふたり

Edited by

日本ドラマ 特集の記事一覧

もっと見る