こんな間宮祥太朗が見たかった!熱すぎる弁護士“宇崎”にハマる『イグナイト –法の無法者–』第1話
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こんな間宮祥太朗が見たかった!熱すぎる弁護士“宇崎”にハマる『イグナイト –法の無法者–』第1話

2025.04.19 15:00

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間宮祥太朗が主演を務める金曜ドラマ『イグナイト –法の無法者–』が始まった。イグナイトとは「火をつける」という意味らしい。「法の無法者」というサブタイトルにこめられた想いとは?

いざ蓋を開けてみると、本作は、ただのリーガルドラマではなかった。天才弁護士が出てきて難事件を解決するわけでも、弁護士とパラリーガルのバディが登場するわけでもなかった。SNSで早くも「(毎週)視聴確定」「来週も楽しみ」といったコメントがあるほど、新たな切り口で視聴者の“ワクワク”に火をつけた本作。どんな世界観だったのか。第1話を振り返っていこう。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

事故で父を亡くしたことをきっかけに、サラリーマンを辞めて弁護士になった宇崎凌(間宮祥太朗)。ただ、ほぼ最下位で司法試験を突破したこともあり、どこも雇ってはくれなかった。

そんななか、母・純子(藤田朋子)が営む弁当店の客だったピース法律事務所の代表・轟謙二郎(仲村トオル)が面接をしてくれることに。宇崎が事務所に足を運ぶと、轟と伊野尾麻里(上白石萌歌)が「お前、俺のドーナツ食っただろ!」、「私じゃないです」と喧嘩をしていた。高井戸斗真(三山凌輝)はスマホゲームに夢中だ。

いざ面談がスタート。轟は宇崎が話した弁護士になりたかった理由「力だけじゃ守れないものがあると思った」という言葉を聞き、即採用を決めた。

すんなりと受かって喜ぶ宇崎だったが、この法律事務所はただの法律事務所ではなかった。2000年以降の司法制度改革によって弁護士の数はこの20年で倍となった。そのせいで弁護士ひとりあたりの案件数は毎年減少している。そう説明したのち、轟は言う。「争いが起きるのを待っているだけじゃダメなんだよ。争いは起こせばいいんだよ。それがうちのやり方だ」と。彼らは原告になりそうな人たちを見つけ、“心に火をつけて”訴訟を起こしているのだ。

今回のターゲットは、3年前に山上工業で起こったサイロ転落事故で亡くなった作業員・裕二の妻である斎藤美咲(土屋太鳳)。手練れの轟たちは慎重にたきつけようとするが、ここで宇崎が暴走する。「黙ってろ」と言われていたのにも関わらず、美咲に「私たちが力になれることありませんか?」、「ご主人の事故のことで何かできることはないか」と問いかけたのだ。

なんとか美咲を説得し、裁判を起こすことができたが、彼らの前には、山上工業の顧問弁護士・桐石拓磨(及川光博)が立ちはだかる。しかし、宇崎たちは確実な証拠を手にしており、事故ではなく、殺人の件で相手を責め立て、裁判を優位に運んだ。

今回の件は、山上工業の社長の息子が、裕二をクルマではねてしまい、社長に相談したことが発端である。じつは、会社の不正を知っていた裕二。このまま彼がいなくなれば、その事実を知る者はいなくなる。そう考えた社長の指示で転落事故に見せかけ、殺害したのだ。まだはねた直後は息があった可能性もあるのに……。

何も事情を知らない美咲に、見舞金を渡して会社で雇っていた彼ら。宇崎は「裕二さんは、あんたら親子に二度殺されたんだ!美咲さんは、山上工業という囲いのなかで誰にも頼れず、声も上げられず、裕二さんの死をただ受け入れるしかなかったんです」と訴えた。

この宇崎の熱さを感じるシーンは第1話で多く見受けられた。向こう見ずで、ただただ“目の前の人を助けたい”という気持ちが先行している──

そんな彼を間宮が演じているのも頷ける。台詞に熱を感じて、彼の行動を応援したくなる。「こんな間宮祥太朗が見たかった!」と心のなかで叫んだほど、魅力的なキャラクターだった。

裁判後、事務所に桐石がやって来た。なぜ敵である桐石が!?宇崎が戸惑うなか「お前には言ってなかったけど、じつはこいつも仲間。裁判の前から組んでたんだよ」と轟。訴訟をたきつけ、あらゆる手段を使って勝つ。それがピース法律事務所なのだ。

いやはや、とんでもないリーガルドラマが始まった。

第1話はこちらから

第2話予告編はこちらから

公式サイトはこちらから

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