「次にくるマンガ大賞2022」U-NEXT賞『クジマ歌えば家ほろろ』PVアフレコレポート
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「次にくるマンガ大賞2022」U-NEXT賞『クジマ歌えば家ほろろ』PVアフレコレポート

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  • 『クジマ歌えば家ほろろ』石谷春貴さんレポート_02
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「次にくるマンガ大賞2022」でU-NEXT賞を受賞した紺野アキラ原作の漫画『クジマ歌えば家ほろろ』のPVアフレコが行われ、声優の石谷春貴さんが主人公の鴻田新と鳥っぽい姿の謎の生物・クジマ、2役の声を担当しました。ここではそのアフレコの様子をレポート!作品はまだ映像化されておらず、キャラクターの声を入れるのも今回が初めて。手さぐりでキャラクターの温度感を探りながらも、ロシア語や奇声も飛び交った、まるでおもちゃ箱のような現場の雰囲気をお届けします。

実際に演じながらキャラ作り。1人2役を担った石谷さんの怪演でスタジオは爆笑の嵐に

中学1年生の秋、鳥っぽい姿をした謎の生物・クジマと出会った鴻田新。彼の家についてきた腹ペコのクジマは、浪人生の兄のせいで“若干”ピリついた空気の流れる鴻田家にそのまま居候することに。普通に言葉を話し、食事も一緒に行うクジマとは一体何者なのか。『クジマ歌えば家ほろろ』は、そんなクジマと鴻田家のにぎやかな生活を描くホームコメディです。

本作のPVアフレコでは、新&クジマの「ストーリー編」と「謎の生き物編」の30秒ver.を2本収録。

「ストーリー編」

「謎の生き物編」

アフレコ前の打ち合わせでは、謎の生物・クジマの声のイメージのすり合わせが行われました。クジマ=「鳥っぽい姿の謎の生物」ということで、ベースとなる声には鳥の名前が挙がり、「大きな鳥」「アマゾンにいそうな鳥」「カラス」など、声を作る上でのヒントが飛び交います。クジマはロシア語を話すため、「アマゾンの鳥は合わないのでは?」という声が出たものの、大きい鳥で遠くまで声が届き、ちょっと叫ぶような感じに「アマゾンっぽさがあるかも」という意見が出ていました。

クジマと出会う新は、中学1年生ながらも落ち着きのある印象が強いキャラクター。動きが激しく、短気なところがあり、怒るとロシア語で激しくキレがちで、朝日が昇ると外に出て大声で鳴く習性のあるクジマとは対照的です。クジマと遭遇しても動じず、家にまで連れてきてしまうある種の“余裕”を感じる雰囲気の声、ということでまとまりました。

実際に声を聞き、調整していくスタイルでアフレコがスタート。クジマの話し方のポイントとして、感情はよく動くけれど普段の話し方には抑揚をつけないというリクエストが。ビジュアル的にもクセのあるキャラクターですが、基本的には淡々と話し、特徴のある語尾にだけちょっぴりクセを出すという難しいオーダーだったものの、石谷さんがしゃべり出すと「クジマっぽい」という声が飛び交い、微調整程度で順調にアフレコは進んでいきました。

ブースの外が盛り上がったのは、クジマの叫び声とロシア語。石谷さんが「あ゛――――――」と叫んだ声を聞いた瞬間、一同大爆笑。音量も高さもイメージがピッタリだったようで、その後は長さを調節するだけで叫び声の収録も終了。周りの反応があまりにもよかったため、当初の予定よりも叫び声の尺は長めに収録されました。

『クジマ歌えば家ほろろ』石谷春貴さんレポート_02

まさか!?クジマの着ぐるみ登場で、あらためて新の肝の据わり具合を実感!

アフレコの資料として、石谷さんには事前にサンプルとなるロシア語の音源が渡されていたそう。ロシア語の音源にクジマのキャラクターを乗せたセリフが発せられると「これこれ!」「そうそう!」という声が飛び、第一声で満場一致。ロシア語のしゃべり方が決定しました。ちなみにロシア語のポイントは“ドス”。「ロシア語は分からないけれど、クジマのロシア語はコレだと思う」というスタッフの感想に石谷さんも笑顔を浮かべていました。

新の声も、石谷さんが準備していた話し方でほぼ確定。スピードを変えたり、抑揚をさらに削ぎ落とすなどの調整をしてすぐにイメージが固まりました。ナレーションパートでは、新の声にするのか、石谷さん寄りの声にするのかを話し合う場面も。両パターンを収録し、バランスを見て完成版を仕上げることになりました。アフレコではサウンドエフェクト(SE)も石谷さんの声で収録。「ガサゴソ」「ずるっ」などクジマの行動に添えるSEを数種類揃えました。クジマのシーンで使われるSEでは、セリフではないのでしゃべり声とは少し違う雰囲気でというオーダーも。ここではしゃべり声よりもちょっぴりクセを足して、コミカルな音に仕上げていました。

動くクジマに声がついた映像は面白みがプラスされ、同席したスタッフの笑いが止まらなくなる場面も。「オハヨー」と挨拶しているだけでもクスッと笑える、クジマの魅力が存分に引き出されたPVになりました。アフレコの感想を尋ねると「もっといろいろなバージョンのロシア語をしゃべりたい!」と答えた石谷さん。「大好きな世界観で、原作の続きがとても気になっています。漫画でクジマらしい笑いのツボを勉強して、次に声をやる機会があったらぜひ活かしたいです」と意気込みを語りました。

収録後にはクジマの着ぐるみも登場。思ったよりも大きいその姿に「近くで見ると結構怖い…。でもイメージ通りで“謎”にあふれています(笑)。縦にも横にも大きくて、得体の知れないクジマに話しかけ、家に連れてきちゃう新は肝が据わったキャラクターだとあらためて実感します」と感心していました。

『クジマ歌えば家ほろろ』石谷春貴さんレポート_01


『クジマ歌えば家ほろろ』紺野アキラ (小学館)

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和山やま先生お勧めの鳥(?)コメディー!中学1年生の秋、鴻田新は鳥っぽい姿の謎の生物・クジマと出会いました。腹ペコで家についてきたクジマはそのまま、浪人生の兄のせいでピリついた空気の流れる鴻田家に居候する事になったのです。冬を越え、暖かい春が来るまで。

©紺野アキラ/小学館

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<プロフィール>

石谷春貴

宮崎県出身。大沢事務所所属。『ヒプノシスマイク』の山田二郎役、『響け!ユーフォニアム』の塚本秀一役、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』チャド・チャダーン役など、数多くの人気作品で声優を担当。好きなものはお芝居と美味しいもの。

https://video.unext.jp/browse/credit/PER0234119/PRN0244422

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