コンビ芸人のひとりが街に出て、“あだ名を予想しやすそうな人”を見つけ、スタジオで待つ相方に写真を送信。回答担当の相方があだ名を正解するまで帰れない水ダウ名物の「〇〇できるまで帰れない」シリーズの新ゲーム。
会場に集められたのは、マテンロウ、ママタルト、パンプキンポテトフライ、そいつどいつ、きしたかの。いずれもあだ名がつきやすそうなキャラ濃い目の5組は、果たして何時間でロケから解放されるのか?
「ルッキズムが問われる時代に大丈夫ですかこの企画?」というスタジオの劇団ひとりの不安が的中。容姿をいじったあだ名を解答しづらい芸人たちが消極的な回答を続け、なかなか正解が出ないものの…
ママタルト・大鶴肥満が「まじめくん」と答えると正解は「ニート」だったり、そいつどいつ・市川刺身がパンクファッションに鼻ピアスの女性を「YUKI」と回答すると正解は「鼻の穴」だったり、実際に出てくる答えは意外にもいじり気味なあだ名が続出。それではいじった解答を、ときしたかの・岸がストレートに「デブ」と回答を出すと不正解で、相方・高野は、出題者となった方に平謝りする。
コンビ間で出題者と回答者の責任のなすり合いが始まる難試合になったレース、1組目の正解者が出たのはなんとスタートから4時間35分経過時だった!果たして全組ゴールを迎えられるのか──?
12脚のイスに電流を仕掛け合い、回避できれば座ったイスに書かれた数字のポイントを獲得、食らってしまったらポイント全て没収という恐怖のゲームに、岡野陽一、相席スタート・山添寛、みなみかわ、三四郎・小宮浩信の4人が挑む。仕掛けられた電流の位置を予想し誘導し合う心理戦を制するのは──?
トーナメント1回戦第1試合は岡野対山添のギャンブル芸人対決。事務所は違うが同期という2人は、一緒にギャンブルもする仲で、おたがいに賭け事をする時の考え方を熟知している。先攻後攻を決めるところから心理戦を始める2人の圧巻の掛け合いが始まる。
先行となった山添は、岡野は確実に8から12の中から選ぶと断言すると、「ここで12取れないやつ勝てる訳ねぇだろ。いや、それはリスキーか、11。いや11いくくらいなら10が一番安心だ。で、10になりそうなところ、彼は12にいく」と岡野の考えをシミュレーションし12に電流をセット。なんと岡野は山添の予言通り12に座り、イスから飛び上がるほどの強烈な電流を食らう結果に。
山添は、「ボケカスが。分かりやすいんじゃ。強欲」と言い捨てると狂気に満ちた高笑いを上げ、まるでジョーカーを彷彿とさせる恐ろしさを見せつける。山添は、後攻岡野が次のターンでセットしたイスを言い当て回避すると、自身の2ターン目も「あいつに2回連続12にいく度胸はない、10」。と言うとその後の舌戦で見事に岡野を10に座らせる。
8ターンで競うが、3回電流を食らうとその時点で負け、というルールがあり、なんと2ターン目にして山添はリーチとなった。生粋のギャンブラー・岡野はここから巻き返せるのか?
綿密に作られたルールと山添と岡野の息を呑む騙し合いに、当の2人も、スタジオも、次の試合を待つ2人も大興奮の盛り上がり。1ターンだけでも撮れ高高すぎの「電気イスゲーム」、第2試合は次週に持ち越された──!
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