セックス・アンド・ザ・シティ新章「第5話 年寄りとは言わせない」の感想・レビュー（『AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章』）

『AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の第5話「年寄りとは言わせない」のあらすじや感想・レビューを紹介します。

＜※ネタバレあり＞

「第5話 年寄りとは言わせない」のあらすじ

前々から腰に痛みを抱えていたキャリーは、シーマに整形外科医を紹介してもらい、急遽股関節の手術を受けることに。術後に自宅で療養するキャリーに付き添っていたミランダは、キャリーが眠っている時に見舞いに来たチェと酒を飲んでハッパを吸う間にいい雰囲気になり、関係を持ってしまう。ミランダとチェがセックスしている最中にキャリーはトイレに行きたくなって目を覚ましますが、2人に声をかけられずトイレに失敗。チェが帰った後でミランダと口論になります。

口論の際、ミランダはキャリーに自分の人生が不幸だと話しますが、アルコール依存ではないと主張。家に断酒の本が届いたのは、最近彼女の飲酒量にうるさいシャーロットの仕業だと考えていましたが、のちに自分が酔っ払った時に注文したものだったと気づいてお酒を断つことにします。

シャーロットはママ友たちとの会話から、娘のローズが“ロック”と名乗り、学校でもその名前で受け入れられていることを知ります。その後、ハリーも交えて学校と話し合いますが、自分の子どもについてこれまで知らなかったことを他人から聞かされて落ち込むことに。

本作では、50代半ばになったキャリーたちの加齢も何度かクローズアップされますが、このエピソードはタイトルが示す通り、特にその傾向が強いエピソードに。キャリーは腰が痛いと言って階段を昇る際に傘を杖替わりにしていますし、手術後にはしばらくうまく動けず、トイレの介助も必要になります。しかし、それでもキャリーはお気に入りのハイヒールの靴を履き続けるため、（イケメン理学療法士との）リハビリで懸命に頑張るところがこの作品らしくもあります。なお、退院時に履いている主役級のサンダルが、日本発のファッションブランド「トモ コイズミ（TOMO KOIZUMI）」のものであることも注目されました（以下写真の黄色いサンダル）。

また、キャリーがポッドキャストでサマンサとの思い出を回想する中で、SATCで描かれていたエピソードが語られるのも、ファンにとっては見逃せないポインです。

AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章

2021年｜アメリカ

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