セックス・アンド・ザ・シティ新章「第9話 人生の糸を手繰り寄せて」の感想・レビュー（『AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章』）

『AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の第9話「人生の糸を手繰り寄せて」のあらすじや感想・レビューを紹介します。

＜※ネタバレあり＞

「第9話 人生の糸を手繰り寄せて」のあらすじ

キャリーはアパートの下階の住人リゼットからジュエリーをプレゼントされ、その際に未亡人であることを伝えます。それをきっかけに、今もつけていた結婚指輪を外すべきか迷いましたが、結局外さず、しまっていたビッグの結婚指輪も一緒につけることに。キャリーはその状態で教師ピーターとの待ち合わせ場所に向かい、仕切り直しのデートはキャンセルすると伝えます。すると相手も、亡くした妻の最後の留守電をしょっちゅう聞き直していると語り、2人はハグして別れることに。

女性のためのシェルターの壁塗り作業中に、キャリーはスティーブとペアを組むことになり、ミランダとチェの関係についてスティーブに説明するハメになってしまいます。その最中にペンキで汚した靴を洗っていると、誤ってビッグの指輪を流してしまいパニックに。配管から見つけ出してくれたスティーブに、結婚指輪は「一生外せない」と言われた後、キャリーは自身とビッグの結婚指輪をまとめてしまい込み、ピーターに3度目のデートを試しませんかとメッセージを送ります。

同じく壁塗りに参加していたシャーロットは、リリーのタンポン騒ぎの合間に、閉経したと思っていた自分にも再び生理がきて大喜び。キャリーに同行していたシーマは、誕生日はクラブに入ることができませんでしたが、ひょんなことからクラブのオーナーと知り合って、おかげでシーマとキャリーはそのクラブに顔パスで入れるようになります。

人生で避けられない別れにどう向き合うか。キャリーとスティーブの対応の違いは、正しい答えなどない問題に対してそれぞれが決断すればいいのだと教えてくれます。前のエピソードに続いてシリアスなテーマが綴られていますが、シャーロットやシーマが明るいパートを担当してくれているおかげで重くなり過ぎていないところも、このシリーズの魅力です。

AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章

2021年｜アメリカ

で観る

『AND JUST LIKE THAT... シーズン１ / セックス・アンド・ザ・シティ新章』作品情報はこちら