【ネタバレあり】残酷な選択を迫られ…『ワンダフルデイズ』第11話「呪いの始まり」の感想・レビュー

キスをすると犬に変身してしまう呪いにかかるヒロインと、呪いを解く唯一の鍵となる犬恐怖症の男性とのラブコメディ『ワンダフルデイズ』。

第10話のレビューはこちら

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

犬のまま過ごしている叔父さんの容態が悪化したかと思いきや、突然人間の姿に戻りヘナ一家は大騒ぎ！前例のない事態に困惑しつつも、先祖の記録をあらためて読み返すと「山神の呪い」の文字が。

そんななか、ヘナは家の前でボギョムに出くわす。普段と様子が違う彼は「僕がかけたんです。犬に変身する呪い」と告白。動揺するヘナに「僕はね君たちが思ってるよりもずっと前から近くにいたんだ」という謎めいた言葉をかける。

その言葉を頼りに幼少期のアルバムを見返すと、ある写真になぜか今と見た目が変わらないボギョムの姿が！

ソウォンも幼少期にボギョムと会っていたことが判明し、2人は彼のただならぬ力について認めざるを得なくなった。

ボギョムがソウォンとヘナへの復讐に本格的に乗り出した一方で、ジアとの関係に進展も。ジアはボギョムに「私ですよね。先生が呼んでいたチョヨンって」「必ず記憶を取り戻します」と核心に迫る。「前世は終わった人生にすぎない」「君は平穏に自分の人生を生きろ」とボギョムは冷たく突き放すが、ジアは「嫌です。（あなたが）つらそうだから」「先生の味方です。私が手を貸します」と引き下がらない。

彼女の視線や声、言葉のひとつひとつがチョヨンを想起させ、懐かしくも切ない気持ちにさせられるボギョム。不思議な力を持つジアなだけに、本当に記憶を取り戻せるのでは？と期待してしまう。

そして、今回も前世パートが盛りだくさん。なんと、マクスンはスヒョンの子を授かっていたことが明らかに！

また、スヒョンはチョヨンたちを逃がしたことで処刑される運命にあった。スヒョンを助けたいマクスンは、チョヨンの居場所を伝えてしまい…。ボギョムは「赤子のために主を捨てたのか？」とマクスンに詰め寄る。そして子の世代、孫の世代へと受け継がれる呪いをかけたのだった。

現代に戻り、ボギョムはヘナに「ある条件を飲めば家系の呪いを解こう」と取引を持ちかける。その条件とは、「ヘナ先生に対するソウォンの気持ちをなんとも思わなかった頃に戻す」というものだ。家系の呪いを解くか想い人の記憶か、どちらか選べと残酷な選択肢を突き付けるボギョム。

苦悩するヘナにソウォンは、また犬に戻ってしまった叔父さんを助けようと伝える。

さらに、ヘナに一目惚れをしたこと、気がなさそうだから諦めようと思ったけど、気づけば目で追っていたことを打ち明ける。

「記憶がなくなっても感情は残ってる。僕が見つけ出すよ」という切なくも甘い台詞に、涙した人も多いのでは？

残すことあと3話。ヘナとソウォンは無事再び結ばれるのか？そしてジアは前世の記憶をすべて思い出すことができるのか？4人のロマンスがどんなエンディングを迎えることになるのか、引き続き注目したい。

第11話「呪いの始まり」はこちらから

ワンダフルデイズ

第11話 呪いの始まり

で観る

第1話をYouTubeで無料配信中

『ワンダフルデイズ』作品情報はこちら