イケメン御曹司役から非情な悪役まで! 多彩な演技力で魅せるイ・ジュニョン出演おすすめドラマ5選
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イケメン御曹司役から非情な悪役まで! 多彩な演技力で魅せるイ・ジュニョン出演おすすめドラマ5選

2024.08.30 13:00

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  • 潜入弁護人 〜Class of Lies〜
  • 潜入弁護人 〜Class of Lies〜
  • 潜入弁護人 〜Class of Lies〜
  • 恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~
  • 恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~

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2024年に配信されたドラマに既に2作品も出演しているイ・ジュニョン。2014年に韓国ボーイズグループ・U-KISSに加入し、“JUN”として活躍する傍ら、2017年にドラマ『甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~』で演技デビューを果たす。それ以来、様々な映画やドラマで活躍を見せてきた。

出演するドラマ内でも、“イケメン”と称される彼だが、王道のキュンキュンラブストーリーだけでなく、まるで悪魔が宿っているような非情な人間をも演じ切る二面性を持つ俳優として注目を集めている。本記事ではそんな多才なイ・ジュニョンが出演しているおすすめのドラマを5つご紹介する。

①潜入弁護人 〜Class of Lies〜

名門高校に通う女子高生スア(チョン・ダウン)が何者かに刺殺され、その場に居合わせた同級生ハンス(チャン・ドンギュ)が現行犯逮捕されるという残酷なシーンから始まる本作。大手弁護士事務所のエースであるムヒョク(ユン・ギュンサン)は、その事件を担当することになる。

潜入弁護人 〜Class of Lies〜
© STUDIO DRAGON CORPORATION

結果が重要だと考えるムヒョクは、どんな手を使ってでも軽い刑を勝ち取ろうとしていた。しかし法廷でムニョクが提出した証拠を見たハンスは暴れ出し、その後ビルから飛び降りてしまう。そしてムヒョクは弁護士資格をはく奪されることに。なぜそこまでハンスはスアに対して敏感なのか?何か隠しているのではないか?と疑念を抱いたムヒョクは、高校に教師として潜入し、事件の真相と陰謀を暴こうと決意する。

潜入弁護人 〜Class of Lies〜
© STUDIO DRAGON CORPORATION

イ・ジュニョンが演じるのは、スアとハンスの同級生で、次期大統領候補の父親を持つボムジン。成績優秀で、法律についての知識も豊富な彼は、同じく権力者の子女からなる学年トップのグループに属しながら、いじめられっ子にも優しく接する人気者だ。

潜入弁護人 〜Class of Lies〜
© STUDIO DRAGON CORPORATION

しかし、物語が進むにつれて、ボムジンが何かを隠しているような描写が増えていく。最初は爽やかな秀才というイメージだが、だんだんと目つきが悪くなっていくのだ。ぜひその表情の変化に注目して観てみてほしい。

②恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~


『恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~』はイ・ジュニョン演じるデジタルに疎い消防士・グッキと、AIプログラマーのジソン(ソン・ハユン)という正反対の2人が織りなすラブコメディ。

恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~
©2020MBC


ある日、ジソンが手掛けるAI冷蔵庫が暴走し、様々な人々の個人情報を読み込んでしまう。婚約者の情報を使っておすすめのレシピを提示してもらおうとしたジソンだったが、冷蔵庫によって彼が最低な人間だということが明らかになる。そして婚約を破棄し、憔悴していたジソンの前に、何度もグッキが現れ、次第に互いに惹かれあっていくというストーリーだ。

恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~
©2020MBC


グッキは超デジタル音痴で、スマホには初期アプリしか入れておらず、音楽はレコードかカセットテープで聴くのみ。誰もがSNSに写真を上げるSNS全盛の時代だが、デジタルに無縁のグッキは写真も嫌いで、ジソンにとっては興味をそそられる謎の存在に。

恋のプログラミング~ダメ男の見分け方~
©2020MBC

そんなグッキはマイペースで優しい雰囲気を纏っているが、消防士という職業柄、頼り甲斐のある姿も見せてくれる。狂気的な役柄では演技力が引き立つが、アイドル出身ということもあってラブコメでの甘い雰囲気もとても似合う。

③マスクガール

Netflixオリジナルドラマ『マスクガール』は、容姿にコンプレックスから、アイドルになる夢を諦めたモミ(イ・ハンビョル/ナナ/コ・ヒョンジョン)が仮面を付けた謎の美女として自分のダンスを配信することで生きがいを見出し、次第に狂気的な女性に変貌していくという物語だ。

イ・ジュニョンは、あるクラブに勤める女性の同居人・プヨンを演じている。彼は高校時代、アイドルになることを夢見る傍ら、クラス内では権力者として君臨。容姿にコンプレックスを抱いていた女性を利用して金を借りるなどしていた。

時が経ちアイドルとしてデビューしたのも束の間、過去の悪行が世に晒され、引退を余儀なくされる。そしてまともな職につくことができずにいたプヨンは、ある日偶然美しくなった彼女と再会し、一緒に暮らし始める。

アイドルを辞めたプヨンの生活は自暴自棄で、潜在的な暴力性は変わらない。イ・ジュニョンは、アイドルとして輝く姿や、カリスマ性あふれる笑顔で周りを魅了する一方で、悪態をつき手を上げる姿など強烈で印象的な演技を次々と見せていく。

特に暴力的なシーンでの目つきは、画面越しに見ても震えてしまうほどの威力がある。アイドルとしてのイ・ジュニョンが好きな人にとってはかなり衝撃的だと思うが、それだけ演技力を培ってきた証とも言える。彼がどのように主人公・モミと繋がっていくのか注目して欲しい。

④予期せぬ相続者

本作は、継父からの暴力を受けて育ったハン・テオ(イ・ジェウク)と貧乏な生活から抜け出すことを願うヘウォン(ホン・スジュ)、そしてイ・ジュニョン演じる財閥一家の婚外子のカン・イナが、財閥一家を陥れるために画策する復讐の物語だ。

イナは、婚外子という理由で家庭では透明人間のように扱われている。そのストレスから暴力的になり、高校の誰もがイナにひれ伏している状況に。そんななか、テオが転校してくる。テオはイナを恐れることなく、むしろ一家への復讐に誘い、イナを利用して格差のある韓国社会の頂点を目指そうとする。

家族の愛を知らずに育ち、やっとできた友人にも利用される。そんな環境だからこそ、一家の頂点に立って全てを自分のものにしたいという欲望が強まり、物語が進むにつれてだんだんと目つきや表情が狂気を帯びていく。イ・ジュニョンは心の機微を表情に出すのが上手な俳優だな、と改めて思わされる作品だ。

⑤私は堂々とシンデレラを夢見る

父を亡くし、継母と姉2人の元に残されたジェリム(ピョ・イェジン)は、シンデレラを夢見て、お金持ちが集う社交クラブ「清潭ヘブン」で働くことを決意する。しかし面接当日、社長で財閥8世のチャミンと最悪な出会い方をしてしまい、お先真っ暗に……。そのチャミンを演じるのが、イ・ジュニョンだ。

『私は堂々とシンデレラを夢見る』
© TVING Co., Ltd, All Rights Reserved.

チャミンは玉の輿を狙って就職しようとしてくる女性が一番大嫌い。第一印象が最悪だったため、ジェリムを不採用にしようとするが、彼女のことがなぜか頭から離れず、結局採用することに。横暴な態度をとるチャミンに対して、ジェリムも負けじと反論する。そんな中、有名映画監督がクラブにやって来て、ジェリムは彼に取り入ろうとするが、それを見ていたチャミンは(彼女の計画を邪魔したいのか、助けたいのか)ちょっかいを出してくるかわいらしい一面を見せる。

私は堂々とシンデレラを夢見る
© TVING Co., Ltd, All Rights Reserved.

言うまでもなく『シンデレラ』をモチーフにしている本作。前回のあらすじを説明する冒頭のアニメーションから楽しめる。漫画の世界から出てきたようなリアクションがコメディ感を強調しているが、ラブストーリーとしてのドキドキするシーンも豊富。

私は堂々とシンデレラを夢見る
© TVING Co., Ltd, All Rights Reserved.

“ザ・韓ドララブコメ”というシチュエーションを凝縮した全10話という丁度良い長さになっている。財閥の息子としての堅苦しさやビジネスへの執着がなく、本能のまま目の前のジェリムに一直線なチャミンに愛おしさを感じずにはいられないだろう。


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