『AND JUST LIKE THAT... シーズン2 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の第5話「オトナの仮装パーティー」のあらすじや感想・レビューを紹介します。
<※ネタバレあり>
ハロウィンが近づく中、キャリーたちは仮装の募金パーティーに。そこで新しい出会いを求めるナヤにシーマが5つ星ホテルのバーがいいと助言し、キャリーも含めた3人で行くことになります。翌日、そこで出会った男とのエピソードを話すシーマとの電話中、キャリーは自転車に乗った男性を怪我させてしまい、緊急外来に同行。右手が折れてしまった彼、ジョージに代わって問診票を記入したことから、相手が独身でご近所さんであることを知ります。2日後に大事なプレゼンを控える彼の助けになろうと家を訪ねた際、いい雰囲気になってキスをしますが、彼の仕事のパートナーであるポールが来たので帰ることに。その後もポールにデートを邪魔されたキャリーは、ジョージとポールは私生活でもある意味パートナーなのだと感じ、別れを告げるのでした。
朝型のミランダは、夜型のチェとライフスタイルが合わず寝不足になり、自宅に近いナヤの家で暮らすことに。一方のチェは、ロサンゼルスで撮影した新しいドラマのパイロット版に対する辛辣な意見を聞いて動揺。ギャラを当てにしていたその番組がシリーズ化されなさそうな上、これまでの人生やアイデンティティーも否定されたと混乱したチェから「2、3日独りになりたい」と言われ、ミランダは帰ることに。
ロックがモデルにスカウトされたと大興奮。自らもティーンモデルだったシャーロットは喜び、撮影に同行します。スカウトを怪しむハリーは仮装パーティーで使ったカツラで変装して撮影所に忍び込みますが、シャーロットに見つかって追い返されてしまいました。
仮装パーティーでは、キャリーたちが様々な人物に扮する様子を楽しむことができます。中でも必見なのは、『ジ・アメリカンズ』に出てくる1980年代のロシア人スパイ夫婦に扮したシャーロットとハリー。『ジ・アメリカンズ』で夫婦を演じた主演の2人はその後に結ばれたことからも、今でもラブラブなシャーロットたちにぴったりと言えるかもしれません。
今回のエピソードはキャリー、シーマの新しい出会いがひと時のもので終わってしまう様子を描いているという点で、『セックス・アンド・ザ・シティ』の初期を彷彿とさせます。ジョージ役は『Younger/ライザのサバヨミ大作戦』のピーター・ハーマン。そしてシーマが知り合う“ポンプ男”は、『ビバリーヒルズ青春白書』で弁護士マットを演じたダニエル・コスグローヴ。
なお、この第5話の監督はミランダ役のシンシア・ニクソン。彼女はシーズン1第6話「15年という価値」でもメガホンを取っていました。
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