日本のドラマでここまでやっていいのか…『アンチヒーロー』会見レポ
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日本のドラマでここまでやっていいのか…『アンチヒーロー』会見レポ

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TBSでこの春にスタートするドラマの出演者が一堂に会する合同制作発表 「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」が4月6日に開催されました。

日曜劇場『アンチヒーロー』(4月14日スタート、毎週日曜よる9時) からは、長谷川博己さん、北村匠海さん、堀田真由さん、大島優子さん、木村佳乃さん、 林泰文さん、そしてゴールデンレトリバーのミルが登壇しました。

主演を務める長谷川さんは「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士役。正義とは、悪とは…を視聴者に問いかける法廷エンターテインメントです。

何も話せない?謎の多さが興味をそそる

「犯罪を無罪にする」という衝撃的なメッセージや、「正義の反対は悪なのか」というテーマは公開されているものの、具体的なストーリーが明かされていない本作。撮影が始まった時点ですべての台本が完成していたものの、ステージに登壇したキャスト陣もみな「具体的なことは話せない」と口を揃えます。

相関図も、いたってシンプル。長谷川さんが演じる弁護士の名前「明墨」もイベント中に上映された映像内で初めて語られたほどで、内容はベールに包まれたまま。にもかかわらず、緊迫感でいっぱいの映像に興味は増すばかり!

『アンチヒーロー』のLINEスタンプが誕生するかも?

小さな巨人』以来7年ぶりに日曜劇場に出演する長谷川さんは、手段もいとわないダークな弁護士役。北川さんは「声のトーンも含めて長谷川さんにしかできない。でも、お芝居で見せてくれる背中と、カット後の表情がちがってすごくほっとする」と、長谷川さんの意外な一面を披露。堀田さんも「1話の冒頭や法廷のシーンは本当に圧巻で震えます」と絶賛しながら、「長谷川さんが『アンチヒーロー』のLINEスタンプを作りたいとおっしゃって」とチャーミングさをアピール。緊迫する法廷劇を演じつつも、長谷川さんの素顔が癒しになっている様子を教えてくれました。

アンチヒーロー_会見_03

ここまで描いていいのか…熱量に圧倒される問題作

長谷川さんは1話目から怪演しているものの、本人は「ドラマでここまで描いていいのか」と役作りには悩んだそう。「なにが正義でなにが悪か、という作品のテーマを明墨が体現していると思うので、何者かわからないように演じていこう」と方針を語りました。

最後まで謎に包まれたままの『アンチヒーロー』。予告編を見る限り、2024年春クールの注目作であり、キャスト陣のみなさんが言うように、ある種問題作になるのは間違いなさそうです。長谷川さんも「こんなことを日本のテレビドラマでやっていいのかという問題作。現場の熱量を体感してくれたらうれしい」と締めくくり、第1話への期待感を煽りました。

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