『25時、赤坂で Season2』第2話 「別れよう、俺たち」の言葉から引きずり出される駒木根葵汰"羽山"と新原泰佑"白崎"の愛
一緒にいられる時間が愛おしくて仕方がない2人。隙あらば互いに触れあい、キス。しかし、少し行き過ぎた。部屋の前でキスをしているところを、羽山のマネージャー・明野圭に見られてしまう。
続々と放送を開始している2025年の秋ドラマ。ドラマファンが特に注目しているのはどの作品なのか?
競馬を通して人間の夢と情熱を描きだす大河ヒューマン、大人気シリーズの新作群、巨匠や現役ヒット脚本家のオリジナル最新作、ちょっと奇抜なほっこりラブストーリーなどなど、話題作期待作が目白押しで、秋の夜長をたっぷり楽しめるラインナップです。
U-NEXT SQUAREでは、ドラマファンのみなさん300人に「期待している2025年の秋ドラマ」を選んでいただきました。まだまだ間に合う秋ドラマ、注目のトップ10作品について、その見どころを紹介します!
10月12日(日)スタート
主演・妻夫木聡×演出・塚原あゆ子が贈る、“競馬を知らなくても心が走る”大河ヒューマンドラマ。
妻夫木が演じるのは、挫折を味わい希望を失っているエリート税理士・栗須栄治。栗須は人材会社ロイヤルヒューマン社の競馬事業部の調査を機に、名馬づくりに挑む馬主・山王耕造(佐藤浩市)と出会い、牧場・厩舎・セリ市をめぐって“人と馬”が織りなす競馬の世界を垣間見る。本来不採算部門の廃止を判断する立場にあった栗須だが、山王の情熱に突き動かされ馬主の世界へと足を踏み入れていくことに。経営と情熱のせめぎ合いに揉まれ、家族や仲間と絆を育み、仕事の矜持を取り戻し再起していく20年の疾走が始まる──。
早見和馬による原作は山本周五郎賞とJRA馬事文化賞を受賞、ロケ撮影にはJRAが全面協力し、実在の競馬場や北海道・日高の牧場ロケが実現している。ゲートインの緊張感や駆け抜ける馬たちの轟音、日高の雄大な景色と実馬の美しさや存在感が、ドラマをより臨場感高く感動的に盛り上げている。
10月7日(火)スタート
“恋人ファースト”で自分を見失った彼女と“料理は女が作るべき”な彼氏。谷口菜津子原作のヒット漫画を夏帆×竹内涼真W主演で実写化。料理をめぐる男女の“当たり前”を問い直す再生ロマンスコメディ。
仕事も容姿も完璧なビジネスマン・海老原勝男(竹内涼真)は、「女の幸せは、家で料理を作って愛する人の帰りを待つこと」という古い価値観を持ついわゆる“亭主関白男”。好きな料理は同棲中の彼女・山岸鮎美(夏帆)が作る筑前煮と言いながら、鮎美の手料理を食べては「しいて言うなら~」と“アドバイス”してしまう天然モラハラぶり。そんな勝男は入念な準備の上で鮎美にプロポーズを決行するが、「んー、無理」と、あっさりフラれてしまう…。別れの理由が分からず筑前煮を作ってみることにした勝男は、料理があまりにも難しく手間がかかるものだと知り──。
別れを起点に、当たり前になっていた価値観のズレに気づいていくふたりは、料理を作ることを通じてボタンの掛け違いをほどきながら、人生の選択を選びなおしていく。細部までこだわる料理描写の臨場感とリズムが、少しずつかみ合っていくふたりのリズムと心地よく響きあう。
10月16日(木)スタート
主演・天海祐希演じる真壁有希子ら“キントリ”のメンバーが、可視化設備を整えた特別取調室で容疑者と息詰まる心理戦を繰り広げる密室心理サスペンスの最新章にして最終章。
初回拡大スペシャルでは、政府が関連する再開発計画を発端とした“国家プロジェクト幹部連続殺人事件”が発生。さらには、犯人をテレビ放送で挑発した人気キャスター・倉持真人(山本耕史)が連続殺人と同じ手口で襲撃され、同居する父(竜雷太)が殺害される──。現在は捜査一課で管理官を務める梶山(田中哲司)の下、特殊班捜査係の真壁ほか、小石川春夫(小日向文世)、菱本進(でんでん)、玉垣松夫(塚地武雅)らお馴染みのメンバーが招集されキントリこと緊急時案対応取調班の臨時運用が決定、捜査線上に上がった難攻不落の4人の被疑者の取り調べが始まるのだった──。
物語の完結編となる劇場版が12月26日公開されることが発表済の本作。大胆にも「内閣総理大臣と直接対決」する物語であると明かされているが、第5シーズンではこの完結編への布石が随所に交えられるという。第1話から細部まで目が離せない!
10月21日(火)スタート
“微エスパー”男が世界を救う!? 主演・大泉洋×脚本・野木亜紀子の痛快SFロマンス。
会社をクビになり、妻とは離婚、財産分与と慰謝料で貯金も尽き、人生どん底の主人公・文太(大泉洋)はネットカフェを泊まり歩く日々を過ごしていた。そんなある日、ノナマーレという会社の最終面接を受けることになった文太。社長の兆(岡田将生)に与えられた課題として1粒のカプセルを飲むとなんと採用になるが、同時に不可思議なことを告げられる。
「あなたは今日からエスパーです。ちょっとだけ」。仕事は世界を救うこと。文太を夫だと思い込んでいる女性・四季(宮﨑あおい)と社宅に同居すること。だが最も大切なルールは【人を愛してはならない】──。“動物と話せる”“空気が少し読める”など微妙に使えそうで使えない微エスパーたちとともに、何から何まで疑問符だらけのサラリーマン生活が始まる…。
ヒットメーカー・野木亜紀子が「いつかSFを作る」と言い続け、たどり着いた作品であること、「バカバカしいお話かと思いきや、すごい展開になっていく。きっと楽しい3カ月になる」という大泉の言葉を頼りに、楽しみに放送を迎えたい。
10月1日(水)スタート
三谷幸喜が25年ぶりに民放GP帯で脚本を担当。菅田将暉×二階堂ふみ×神木隆之介×浜辺美波の豪華キャスト陣を迎え、1984年・渋谷の劇場を舞台に描く青春群像劇。
1984年渋谷、蜷川幸雄に憧れる演出家の卵・久部三成(菅田将暉)はその横暴さゆえに劇団を追放され路頭に迷っていた。彷徨いたどり着いたネオン街・八分坂は、風営法の煽りで経営危機を迎えたストリップ小屋・WS劇場だった。そこで妖艶に踊るリカ(二階堂ふみ)に魅了された久部は芝居の情熱をたぎらせ、「WS劇場で芝居をやって、東京で一番の劇場にする」と息巻く。賛同する放送作家・蓬莱省吾(神木隆之介)とともに、踊り子・巫女・用心棒・お笑い芸人・喫茶店マスター…劇場と街の人々を次々巻き込んで、シェイクスピアの舞台で旗揚げしようと動き出すのだった──。
三谷が大学在学中に自身の劇団を立ち上げたのが1983年、そして放送作家として駆け出しだった1984年。経済がバブル成長期に向かう希望と熱を帯びた時代に、三谷自身が経験した小劇場の物語を、三谷作品らしく隅から隅まで豪華キャストで描きだす。
10月15日(水)スタート
シリーズ誕生25周年の節目を迎えた大人気シリーズ。右京(水谷豊)×亀山(寺脇康文)の黄金コンビが新たなミステリーに挑む!
初回拡大スペシャルで贈る第1話では、15年前に人間国宝の講談師宅で起きた殺人事件の冤罪疑惑に挑む。犯人には死刑判決が出ており、かつ国家が認定した人間国宝が絡むこともあり、警察としては再捜査など検討の余地もない事件だが、そんなことは無論お構いなしの特命係。右京は持ち前の行動力と知性で人間国宝・瀧澤青竜(片岡鶴太郎)に夜討ち朝駆けの訪問を敢行し、内弟子として屋敷に入り込むことに成功、潜入調査を開始する。一方の相棒・薫は、青竜の娘が主催するカルチャースクールに潜入、同じく瀧澤家に近づき、事件の真相を探る。警視庁副総監・衣笠(杉本哲太)が検事総長・臥龍岡詩子(余貴美子)とともに特命係の動きを阻もうと動く中、特命係が講談師一門の隠す深い闇を暴く──⁈
伝統芸能の光と影を描き、権威や倫理を問う第1話。硬派な社会テーマと推理の緻密さ、軽妙な皮肉と格調あるユーモアに溢れる台詞回し、そんな相棒の魅力を愛するファンたちから早くも新シリーズへの待望の声が上がっている。
10月6日(月)スタート
これまで未解決事件、特殊犯罪、未然犯罪といった闇に埋もれてしまう犯罪を次々と解決してきた『絶対零度』シリーズの第5シーズン。新章では、主演・沢口靖子が演じる最年長刑事が、トクリュウ(匿名・流動型詐欺)やサイバーテロなど“真犯人の正体が見えない”情報犯罪に挑む。
舞台は、内閣官房直轄組織として発足された“情報犯罪特命対策室(DICT/ディクト)”。前シリーズから続投の横山裕演じる、捜査一課上がりで“捜査を最前線で押し進める”山内をはじめ、情報収集分析、潜入捜査、詐欺犯罪対策などのプロフェッショナルが集められた精鋭チームだ。それぞれのエキスパートの中で、生活安全課出身の刑事・二宮(沢口)が街の変化を察知し、人々の声を聴き、人間らしく犯罪を追う姿に注目。冷徹な犯罪サスペンスの中に“救い”を差し込んできた本作らしい温もりを見せてくれる。
10月7日(火)スタート
日本の連続ドラマ史上初となる“水上警察”を舞台にした新機軸の刑事ドラマ。東京湾を駆け巡り事件を追う警備艇を複数の船とドローンから撮影した大迫力のシーチェイスはもちろん、船上での犯人確保術、潮流・桟橋・海図などなど、水上ならではのディテールを詰め込んだマリン・クライム・エンターテインメント。
主演・佐藤隆太が演じるのは、東京水上警察署の刑事でリーダーの碇拓真。熱血漢の碇と、加藤シゲアキ(NEWS)演じる望まない異動で水上署にやって来たエリート刑事・日下部峻が、性格正反対“水と油”のバディを組む。そして本作ならではの象徴的なキャラクターである海技職員・有馬礼子を山下美月が熱演。海技職員とは、船舶免許を持ち天気や潮の流れを読んで警備艇の操縦を担う“水上のプロフェッショナル”で、刑事と共に行動するが、なんと警察官ではない。刑事と海技職員、異色のトリオがどんな物語を生み出すのか──?!
水上警察特有の権限や組織構造を丁寧に描き、同じ警察ながらライバル関係になる陸上の警察として、フジテレビの刑事ものと言えば、の“湾岸署”が登場するのも楽しみだ。
10月10日(金)スタート
波留×川栄李奈W主演。元エリートの転職難民と、元ヤンで社長のシングルマザーが“母親なりすまし契約”を結ぶ?1禁断の契約から始まる嘘とトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。
東京大学卒で大手企業に務めていたが突発的に会社を辞めてしまった元バリキャリ・花村薫(波留)。新天地が見つからず、絶賛転職難民中の薫の元に、不採用になったはずのベンチャー企業RAINBOWLABの社長・日高茉海恵(川栄李奈)から娘の家庭教師を頼みたいとオファーが届く。高待遇に思わず承諾する薫だったが、茉海恵から出てきたのは「小学校のお受験、私の代わりにママとして面接を受けてほしい」という驚愕の提案だった…。茉海恵は高校中退の元ヤン。社長としては成功しているが、名門私立小学校が求める保護者へのハードルは高く、自分では到底受からないというのだ。
母親業のアウトソーシング(?)をはじめ共犯関係となったふたり。法と倫理は破るが、娘への愛情は本物。フェイクマミー契約の先に待ち受ける未来は──?
10月12日(日)スタート
心優しきゲイのおじさんと訳あり少女が“家”でつながる奇妙な同居譚─。
ちょっと不器用で、やたら情に厚い50歳のゲイ・波多野玄一(及川光博)。玄一は38歳の中学教師でゲイの作田索(手越祐也)に想いをよせているが、索は彼と別れたばかりで恋にも人生にも冷めきっている。
「人間は、恋と革命のために生まれてきたのだ」。覚えたての太宰治の言葉に感化された玄一は、「家を買うってどうですか?」と索に不思議な告白をする。恋に意味がないと漏らす索に、家を買って、それを“かすがい”にして自分たちの恋や人生に意味を作ろうというのだ。
謎告白をした玄一の元に、索の教え子・楠ほたるが現れ「3000万円あります。私、あなたを買います」とさらに謎の提案を繰り出す。中3にも関わらずアパートでひとり暮らしをするほたるは、家を買うお金を出すから、玄一に親代わりになってほしいという。
こうして社会のすみっこでつながった3人の奇妙であったかい同居生活が始まる。偏見にさらされる痛みや孤独を共有し、居場所と愛と尊厳を取り戻していくホーム&ラブコメディ。
その他の「2025年秋ドラマ」ほか、テレビ放送中ドラマはこちらからチェック!
一緒にいられる時間が愛おしくて仕方がない2人。隙あらば互いに触れあい、キス。しかし、少し行き過ぎた。部屋の前でキスをしているところを、羽山のマネージャー・明野圭に見られてしまう。
第1話では、令和なのに亭主関白思考の勝男(竹内)が、彼女の鮎美(夏帆)にフラれたことをきっかけに自分を見つめ直す姿が描かれた。
ドラマ『昼のゆめ』をきっかけに注目を浴びることとなった白崎由岐(新原泰佑)。Season2では人気俳優・羽山麻水(駒木根葵汰)と恋人同士になった2人の物語が描かれていく。
いくつかの山を乗り越えて、自分たちの家に帰った奏と真城。これからは幸せな日々が続くのだと思われたが……。