『25時、赤坂で Season2』第2話 「別れよう、俺たち」の言葉から引きずり出される駒木根葵汰"羽山"と新原泰佑"白崎"の愛
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『25時、赤坂で Season2』第2話 「別れよう、俺たち」の言葉から引きずり出される駒木根葵汰"羽山"と新原泰佑"白崎"の愛

2025.10.09 17:30

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駒木根葵汰&新原泰佑がW主演を務める水ドラマ25『25時、赤坂で Season2』の第2話が、10月8日に放送された。

恋人として幸せの絶頂にいる白崎由岐(新原泰佑)と羽山麻水(駒木根葵汰)。一緒にいられる時間が愛おしくて仕方がないのが伝わってくる。隙あらば互いに触れあい、キス。しかし、少し行き過ぎた。部屋の前でキスをしているところを、羽山のマネージャー・明野圭(片山萌美)に見られてしまう。

その場は羽山を促し、白崎には「気をつけて帰ってね」とだけ言って立ち去った明野。しかし、そのあと、明野は羽山に白崎と別れるよう促す。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

最初に見られてしまったのがマネージャーでよかったのか、悪かったのか。いや、ファンやマスコミに見られるよりはずっと良かっただろう。

しかし、人気俳優のマネージャーとしてふたりの関係を看過できるはずがない。多くの作品に出演し、CMも引く手数多。それは全て「羽山麻水に商品価値があるから」と明野はきっぱり。

羽山はそれに対し、自分はアイドルでもないし、ただの人間だと反論する。だが、明野はさらに「同性愛について十分理解が進んでいるとは言えない」と釘を刺す。俳優という仕事柄、ひとつのイメージが固定化されるとプラスにもマイナスにも働く。今回、羽山の場合は白崎との関係が表沙汰になればマイナスに働く可能性がある。明野の「白崎を心の支えにしている人もいる」という言葉も観ている側としては沁みる人もいるのではないだろうか。

俳優同士の恋愛だからこそ、の悩みだが、自分だけではなく白崎への影響も考え、羽山は悩む。

後半は劇中ドラマ『昼のゆめ』の撮影とリンクしながら物語が進んでいく。

「別れよう、俺たち」と涼二に切り出す拓海。本編とシームレスにシーンが挟み込まれるため、一瞬白崎が羽山に言ったのかとドキリとしてしまった。

が、羽山自身も「拓海」の言葉に考えるところがあるよう。もちろん、白崎も羽山の変化に気がついている。ただ、羽山も多くは語らない。明野から言われたことについても「別れろと言われた」と話すだけ。撮影中の合間に話しているからどうしてもさえぎられてしまう、というところもあるが。

そんな中、涼二と拓海の別れのシーンの撮影が始まる。

別れを切り出した拓海に了承する涼二。そのまま立ち去ろうとする拓海を追いかけ、後ろから抱きしめる……が、これはリハーサルのときとは違う動きのよう。涼二と羽山の心がリンクしたのだろうか。「絶対に別れたくない」そんな強い気持ちが溢れてしまったのか……それが、撮影を見ていた明野にも伝わる。

そして、もちろん白崎にも。ふたりきりになると羽山に「芝居ですよ」と言う白崎。そして強く「俺、別れる気ないんで」ときっぱり。きっと羽山もその言葉が欲しかったんだろうな、ということが表情から伝わる。白崎を愛おしそうに見つめる羽山からは本当に愛にあふれていて……移動中の車の中でしばし居眠りをし、マスコミに囲まれる夢を見ていた羽山。明野から別れるように告げられてから、作中で表現されていることの何倍もいろんなことを想定したのだろう。それが、白崎の一言で全部消えたのではないだろうか。

今回のことを踏まえて、白崎に一緒に暮らすことを切り出した羽山。ふたりで引っ越すならぜひともセキュリティが万全で、内廊下の、外から内部が見えないマンションにしてほしい。ただ、一緒に暮らすと小さなところで自然と共通点が出てしまうのも事実。関係を疑われるきっかけにもなりかねない。でも、頻繁に白崎が羽山の家を訪れるより安全なのだろうか。

とは言え、決まっていることは、ますますふたりの愛が深まるということ。次回からはさらに甘いシーンが増えそうだ。


第2話の視聴はこちらから

第3話の予告編はこちら

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