『25時、赤坂で Season2』第8話 羽山`駒木根葵汰’の自覚なき嫉妬が愛おしい
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『25時、赤坂で Season2』第8話 羽山`駒木根葵汰’の自覚なき嫉妬が愛おしい

2025.11.21 16:25

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駒木根葵汰&新原泰佑がW主演を務める水ドラマ25『25時、赤坂で Season2』の第8話が、11月19日に放送された。

舞台『雨と懺悔』の稽古で壁にぶつかっていた白崎由岐(新原泰佑)。しかし、恋人である羽山麻水(駒木根葵汰)の言葉、そして共演者の黒木(夏生大湖)との練習もあって乗り越えることができた。そのうちに稽古に夢中になっていく。同時に黒木との仲も自然と深まることに。そんな白崎の様子に羽山はモヤモヤとした思いを抱えているようで……。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

まさかの羽山嫉妬回でニヤニヤが止まらない。自主練のために出かけていく白崎に「また黒木くんか……」とポツリ。それを白崎の前で言うわけではないのが羽山っぽい。

そんな中、黒木も交えて飲み会が開かれることに。佐久間(宇佐卓真)からの飲み会の誘いに、最初は映画の台本を読み込みたいからと最初は断る。が、黒木が来ると聞いて一転。ちょっと食い気味に「行く」という羽山に観ている側としても「ふぅん、行くんだ……(ニコニコ)」の気持ちである。

仲良く黒木と現れた白崎の様子に、わずかに顔が強張る羽山。白崎はその様子に気がついていない。当然のように隣に座り、料理をシェアしたりなんかしちゃってる。黒木に付き合っているとバレるわけにはいかないので、羽山と白崎のふたりが隣り合わせで座るのは避けるのは当然だけれど、白崎は羽山を意識したわけではなくナチュラルに黒木の隣に座ったのだろう。

そしてお酒が回ってくると、演劇論に花が咲く。もちろん、羽山はそこには加わらない。

白崎が羽山の様子がおかしいことに気がついたのは、家に帰ってから。そして話をしているうちに羽山が妬いているのでは? と指摘。羽山自身は、嫉妬することがこれまであまりなかったようで、自分の気持ちに説明がつかずにいたようだ。

そんな嫉妬でこじれかけた羽山の心を白崎がゆっくりとほどいていく。毎回思うのだが、一見、白崎のほうが恋焦がれているように見えて羽山のほうが「好きで好きで仕方がない」という様子が要所要所で見えてくる。それがまた白崎の恋心を掻き立てるのだろうが……。

羽山が妬くという意外な出来事を乗り越えて、ふたりは忙しくなる前に……とデートに出かける。行きつけのバーに行き、プラネタリウムへ。

外では手をつないで歩くし、プラネタリウムでは濃厚なキス。大胆すぎないか? 観ているこちらが誰かに見つかったらどうするのだとハラハラしてしまう。せっかく一緒に暮らして、関係がバレないように努めていたはずなのに! と思ってしまうが、ふたりが幸せそうなので「誰にもバレませんように」と願いながら黙るしかない。

一方で、羽山には気がかりなことが。羽山のもとに父親から手紙が届いていたのだ。自伝的小説が発売され、それがイギリスのスタジオによって映画化されるという。父親は羽山に主演をやってほしいと願っているようだが、気が進まない様子。

父親に対して、良い思いを抱いていないらしい羽山。それに、父親の小説が原作の映画に主演するとなったら、探られなくても良い過去を探られそうだ。

事実のみを白崎に伝えるが、白崎は「海外の作品に麻水さんが?」と少しうれしそうなテンションだ。羽山はきっと白崎に伝えたい思いがあるのだろうけれど……。

もう少し羽山はストレートに自分の気持ちを伝えられるようになれば、と思わずにはいられない。これがふたりにとって、また越えなければならない壁となるのだろうか。


第8話の視聴はこちらから

第9話の予告編はこちら

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