『25時、赤坂で Season2』第6話 白崎`新原泰佑’に訪れた大きな試練
舞台『雨と懺悔』のオーディションで選ばれた白崎由岐はいよいよ稽古がスタート。羽山麻水も主演映画の撮影準備に。それぞれがやる気に満ちていたが…?

駒木根葵汰&新原泰佑がW主演を務める水ドラマ25『25時、赤坂で Season2』の第7話が、11月12日に放送された。
続く舞台『雨と懺悔』の稽古。しかし白崎由岐(新原泰佑)は壁にぶつかっていた。うまく演じることができず、演出家の青山(中村まこと)からは「今日は上がっていいよ」と言われてしまう。代わりに黒木(夏生大湖)が白崎の役を演じることも。自信を無くした白崎は肩を落とし、羽山麻水(駒木根葵汰)との家へと帰る。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
演出家から調子の悪さを指摘されて「上がっていいよ」は、観ているだけで心臓がギュッとなる。さらに、白崎の代わりに演じている黒木の評価が高い。評価されない自分の演技、そして黒木に役を奪われてしまうかもしれない、という恐怖に白崎は委縮してしまっているようにも見える。
そんな白崎の変化を羽山が見逃すはずがない。稽古で何かあったのかと羽山が問うと、「喝を入れてほしい」と言う。白崎は、雑誌のインタビューで羽山が『雨と懺悔』の主人公をやりたいと強く願っていたことを知った。自分の不甲斐なさも感じるだろうし、やるせなさも感じるだろう。
喝を入れる=殴ってほしい、ということだが、もちろん羽山がそんなことができるはずがない。羽山は白崎の手を引き、ソファへ。そして、大学時代に白崎の演技を見たときの話、さらに、今は白崎が演じる『雨と懺悔』の主人公を観たい、と優しく話しかける。殴られるよりも、羽山の期待のほうが白崎に気合いが入るに決まっている。
喝を入れてもらった白崎はひとり稽古場へ。そこで黒木と対峙することになる。実は黒木は、『昼のゆめ』のオーディションで選ばれなかった側の立場だった。白崎の演技を見て、納得もしただろう。でも、一方で悔しい、という気持ちもあったに違いない。初登場時から、白崎に対して少し挑発的な態度が覗いていたのはそういった葛藤もあったからだろう。
もちろん、白崎側はそんなことは知らない。ただ、真っすぐに、役についてアドバイスをしてほしい、という。黒木からしてみれば、敵に塩を送るようなものだ。このまま、白崎のスランプが続き、青山に認められなければ、主役は自分のもとに転がり込んでくる。そんな思いもよぎったに違いない。しかし、懸命に役に取り組む役者だからこそ、白崎の気持ちも分かる。
黒木は白崎に青山の目を気にしすぎているのではないか、とアドバイス。そして一緒に自主練習をすることに……。白崎の真っすぐな心が黒木を動かしたということだろう。というか、そもそも『25時、赤坂で』の世界には悪い人はいないのかもしれない……。
一方、白崎が知らないところで羽山にも動きが。母親(雛形あきこ)から連絡が。父親から羽山宛に荷物が届いているというのだ。その荷物の中身は一体?
羽山が出演する映画は、親との関係性が重要になってくる物語のようだが、実際の親子関係が羽山の演技にも影響してくるのだろうか。
と、同時に、急激に白崎が黒木と仲良くなっていくことに羽山がヤキモチを焼かないはずがない。食事中に、黒木から電話がかかってきて楽しそうに対応する白崎に羽山の表情が曇る。稽古が休みなら、どこか一緒に出掛けようと誘おうとしたのではないか、羽山……でも、スランプから抜け出してうれしい、稽古が楽しい、となっているであろうターンの白崎に羽山が何か言えるはずもなく……。早く羽山の異変にも気がついて、白崎!の気持ちである。
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舞台『雨と懺悔』のオーディションで選ばれた白崎由岐はいよいよ稽古がスタート。羽山麻水も主演映画の撮影準備に。それぞれがやる気に満ちていたが…?
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