8月18日（日）22時から放送される『素晴らしき哉、先生！』の制作発表会見が、8月7日（水）、都内で行われ、主演の生田絵梨花さん、萬田久子さん、柳沢慎吾さん、田中美佐子さん、高橋克典さん、茅島みずきさん、鈴木仁さん、橘優輝さん、永瀬莉子さん、矢吹奈子さん、小宮璃央さん、小栗有以さんが登壇しました。

Z世代の高校教師・笹岡りお（生田さん）は、夢や希望を持って教育現場に飛び込むものの、過酷な現場に絶望。退職を考えていたなか、欠員が出た教師の代わりに3年生の担任を任されることになって……。

地上波連続ドラマ初主演で教師役を演じる生田さん。当初は不安があったものの、全身でぶつかる“りお”というキャラクターに背中を押されたようで「私自身も、一緒に泥まみれ汗まみれになりながら奮闘する日々を送っています」とコメント。

一方、学校で印象に残っているエピソードを問われた生徒役の面々は、口をそろえて生田さんの「先生としての立ち振る舞い」を絶賛。

鈴木さんが「生田さんが生徒に囲まれて会話をされているところを見て“先生だな”って思った」と言えば、橘さんも「カメラが回っていないときでも生徒への目が温かかった」と回顧。茅島さんも「空気が柔らかくなる」、「安心してお芝居ができます」と同調します。

撮影の都合上、空調を切って撮影した際に、塩分チャージのタブレットを生徒ひとりずつに手渡してくれた、と紹介したのは永瀬さん。小栗さんも「冷たい飲み物やゼリーも持ってきてくださって、スタッフさんも癒された」と明かします。

そうした生徒たちのエピソードに、生田さんは「嬉しいです。照れますね～」と笑みをこぼしました。

りおの両親役を演じる高橋さんと田中さんは、家にいる「娘としてのりお」しか知らないため「『ちゃんと先生をやっていた』と聞いて不思議な気持ちというか、成長しているんだなって」と大喜び。学園長役の萬田さんも「生徒の方が先生（生田さん）を褒めてくれると、学園長としてもうれしい！」と笑顔を見せました。

教頭役・柳沢さんのターンでは「柳沢劇場」が開幕。トークやものまねを繰り広げ、会場を笑いに包みます。そんな柳沢さんは生田さんとの共演シーンを振り返りました。

それは、生田さんと柳沢さんが向き合うシーンでのこと。まずは生田さん側にカメラを向け、最後に柳沢さん側を撮影するという流れでした。柳沢さんは、何度撮影しても生田さんが目に涙を浮かべて芝居をしていて驚いた、と述懐。しかし「何回もやっているんで、俺の前にカメラがきたとき、もう（生田さんは）涙出てないもんね！　こっち（カメラに向けられたとき）ではいい芝居していたけど、俺のときは休んじゃってる！」と暴露し、笑いを誘いました。

すると、生田さんが柳沢さんに近づき「そんなことない。慎吾さん！私だって一生懸命やっているんですから。（記者に）書かれたらどうするんですか！」とツッコミ。さらに笑いに包まれました。

「私は自分からは泣けないので、慎吾さんのお芝居に心を動かされたんです」と述べる彼女に柳沢さんは感動。記者に向かって「（このエピソード）書いて！」とリクエストしていました。

『素晴らしき哉、先生！』

2024年8月18日（日）、毎週日曜よる10時スタート

笹岡りお（生田絵梨花）は、夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだZ世代の高校教師。しかし、その過酷さは想像を絶し、2年目にして退職を考えるほどストレスフルな毎日を送っている。「自由」を拡大解釈し奔放に振る舞う生徒たち、学校に過度な期待を寄せる保護者や近隣住民、トラブル処理を若手に押し付けてくる年配教師…。りおはそんな毎日の愚痴をSNSの裏アカウントに吐き出したり、優しい彼氏に聞いてもらったり、「先生だって人間だ！」と適度に発散しながら持ち前の元気と明るさでどうにかバランスを保っている。
しかし、その我慢もとうとう限界に到達。退職を決意するが、同じタイミングでクラス担任に急きょ欠員が発生し、穴埋めのお鉢が、なぜかりおに回ってきてしまう。初めての担任で3年生を任されることとなったりおの教師生活は、さらなる茨の道に突入！はたしてりおの運命は…。

『素晴らしき哉、先生！』｜朝日放送テレビ

ABCテレビ 『素晴らしき哉、先生！(すばらしきかな、せんせい！)』番組サイト。2024年8月18日（日）スタート！毎週日曜よる10時