松村沙友理が「自分の中で大切な作品になりました」と笑顔。『やぶさかではございません』会見レポート
シェア

松村沙友理が「自分の中で大切な作品になりました」と笑顔。『やぶさかではございません』会見レポート

この記事に関する写真(2枚)

  • やぶさかではございません
  • やぶさかではございません

Edited by

4月2日(水)深夜24時30分から放送スタートするドラマNEXT『やぶさかではございません』の記者会見と生配信が行われ、主演の松村沙友理さん、共演の駒木根葵汰さん、濱正悟さん、田畑志真さん、片山萌美さんの5名が登壇した。

本作は、Maritaさんによる人気同名コミック(「LINEマンガ」限定レーベル「ジーンLINE」)の実写ドラマ化。恋愛不器用こじらせアラサー女子×距離感バグ年下男子のラブコメディだ。サイレントカフェ「アサガオ」で働く主人公・不思議麻衣(松村)は、カフェの同僚で人との距離感が近い年下男子・上下亮(駒木根)と、ある日からお互いを“観察”し合う関係となる。麻衣はカフェの同僚で臨時スタッフの縫目玄(濱正悟)、ムードメーカーの手相なな(田畑)らと一緒に働き、親友の戸棚千尋(片山)に背中を押されながらも、麻衣と亮の恋の行方と距離感にキュンキュンさせられる作品となっている。

松村「この作品は胸キュンで幸せいっぱいのストーリー」

会見会場では、ドラマのオープニングを飾るDXTEENの「Tick-Tack」が流れるなかキャストの登場を待っていると、まずは司会進行役を務めるテレビ東京アナウンサーの繁田美貴さんが会場へ。続いて、松村さん、駒木根さん、濱さん、田畑さん、片山さんが登壇し、挨拶した。

松村さんは「テレビ東京さんのドラマ初主演で、ドラマの記者会見も人生初で、私が以前在籍していた乃木坂46の初冠番組もテレビ東京さんでお世話になっていました。大好きなテレビ東京さんで初主演をやらせていただいて、自分の中で大切な作品になりました」と笑顔。

駒木根さんは「松村さんが緊張している様子を隣にいて感じて、その緊張が伝染しそうですが(照笑)、ここにいる大好きなみなさんと一緒にこの作品を作り上げたのが僕にとっても大切なことでした。ドラマがより多くのかたに届くように願っております」と語った。

濱さんは「会見は久しぶりなのですが楽しんでいきたいと思います。よろしくお願いします」、田畑さんは「記者会見は初めてなので、すごく緊張しています。短い時間ですが楽しい時間を過ごせたらなと思います」、片山さんは「記者発表は緊張しますが、楽しんでいけたらなと思います」とそれぞれ挨拶した。

やぶさかではございません
©「やぶさかではございません」製作委員会

続いて、原作と台本を読んだ時の感想を聞かれると、「原作では、不思議麻衣ちゃんはコミカルに表現しているシーンが多かったのですが、(実写化するにあたり)生身の人間が演じておかしくない程度にオマージュできたらいいなと思いました」と、松村さん。

駒木根さんは「ラブコメというジャンルを演じることが初めてで、胸キュンシーンをちゃんとできるか不安があったりました。ですが、現場で松村さんと一緒にお芝居していくうちにこんなに素敵にリアクションしてくれるなら、(胸キュンシーンを)たくさん演じられると思ったので、悩みながら頑張りました」と、大変だった撮影を振り返った。

濱さんは「縫目玄は自分の価値観を持っていて、力を抜いてリラックスして演じたほうがいいキャラクターだと思ったので、そのように演じました。僕もいつも脱力している感じなので、とくにスイッチを入れることなくできました」と返答。

田畑さんは「台本を読んで、登場人物がみんなかわいくていい人だな、と思いました。手相ななちゃんは、推しとして不思議さんのことが大好きな役だったので、これは上下亮には負けていられないと思いながら演じていました」と言うと、駒木根さんは「確かにけっこう(対立して)バチバチだったもんね」と応え、会見の場でも、田畑さんと駒木根さんの絶妙な掛け合いが垣間見えた。

片山さんは「原作の魅力的で応援したくなるキャラクターを、ドラマでどう表現するといいか考えていました。麻衣が恋愛をこじらせた理由も、戸棚千尋が唯一知っている役という意味では、恋愛を後押ししていいのかどうかを気をつけながら演じていました」と語った。

撮影現場での印象的なエピソードは?

さらに、撮影現場での印象的なエピソードを聞かれると、濱さんが「楽屋で(撮影の合間に)駒木根くんが体育座りをしたまま寝ていたり、目を開けながら寝ていたり」と、自身はどこでも寝られない性格のため驚いたという話を披露。

すると、駒木根さんは「僕は松村さんの寝顔をよく見ていました。人に対して背を向けて寝がちなところ、松村さんは寝顔を見せて寝ていて」と言うとすかさず、「かわいい〜! アイドル、プリンセス!」と、ぶりっこキャラの“さゆりんご”節を発揮して自身を盛り上げる松村さん。その様子に、「どう対処していいのかわかんない!」と苦笑いする駒木根さんだった。

次に、今回の役を演じた影響でプライベートでも変えたいと思ったことを聞かれ、「麻衣ちゃんは資格をいっぱい持っているので、自分でも資格をとりたいなと。ペン字や硬筆。とにかく字がうまくなりたい」と松村さん。

駒木根さんは「亮は距離感がバグっている設定だったので、振り切って、いけるところまで距離感を詰めました。最初は相手の髪の毛にごみが付いていたら、メイクさんに伝えて取ってもらっていたところ、撮影の最後のほうでは自分で相手の髪から取れるようになって」と応えた。

濱さんは「登場した時にできないことが、プライベートでもできるようになった」と発言、それが“どんなことなのか”は放送を観てから確認してほしいとのこと。田畑さんは「ななちゃんは好きなことにまっすぐで、不思議さんにも感情を伝えていたのがよくて、実際には照れくさいけどちゃんと好き、ありがとうの気持ちを伝えられるようになりたいな」と話した。片山さんは「麻衣のことが好き役なので、それが伝染したのか、さゆりんごさんのことが大好きなような感覚になっていて。松村さんが出演しているテレビ番組も観るようになりました」と、役でも実際でも、溺愛ぶりを見せていた。

やぶさかではございません
©「やぶさかではございません」製作委員会

続いて、撮影したなかで一番緊張したシーンを聞かれると、「壁ドンのシーンが緊張した」と松村さん。駒木根さんは「(麻衣を亮が)お姫様抱っこするシーンがあって、回数を重ねていくけど、落とせないから気合いを入れて頑張って。その日の夜、シャンプーをする手が上がらなくなりました」と言うと、「五十回ぐらいやったよな?」と松村さん。逆に、五十回抱っこされた感想を聞かれると、「私は楽で良かったです(笑)」と伝え、会場の笑いを誘っていた。

最後に、番組をご覧のみなさんに、松村さんから「この作品は本当に胸キュンで幸せいっぱいのストーリーになっていますので、みなさん楽しんで観ていただけたらいいなと思います。それぞれのキャラクターが個性豊かでかわいらしくて、愛すべきところがたくさんある作品なので、ぜひ楽しみに待っていてください」とメッセージを贈った。

ドラマのエンディングテーマとなっている、可憐なアイボリーの「恋のガイドブック」が流れ、終始和気あいあいとした雰囲気のなか、会見は終了した。


ドラマ NEXT「やぶさかではございません」

放送日時:2025年4月2日スタート 毎週水曜深夜24時30分~25時
放送局:テレビ東京 テレビ大阪 テレビ愛知 テレビせとうち テレビ北海道 TVQ 九州放送

動画配信サービス「U-NEXT」で3月26日(水)夜9時より、各話1週間独占先行配信

この記事をシェア

この記事に関する写真(2枚)

  • やぶさかではございません
  • やぶさかではございません

Edited by

日本ドラマ ライブレポートの記事一覧

もっと見る