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- 森田幸成熱烈ボクシング応援団
12月2日の『WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE BOXING 特別編』は、日本ウェルター級タイトルマッチ「坂井祥紀VS シーサー皆川」をメインに配信。重量感もスピード感も堪能できる、熱い試合になることは間違いない!
さらに、各階級の全勝ホープたちがここに集結!華やかな選手とカードで2023年を締めくくる。
メインイベント 第8試合:10R/日本ウェルター級タイトルマッチ 坂井祥紀(横浜光)vs シーサー皆川(平仲)
![WHO’S NEXT Vol.9_1202main](https://images.ctfassets.net/j040bzbn054u/1FVTsLffCX2oXBJ2LVAA4M/ea3e3697df5a71d8286456d4b05e7458/1202main.jpg?fm=jpg&fl=progressive&q=80&w=1000)
坂井祥紀(横浜光)
高校卒業後、単身メキシコに渡り現地でプロデビュー。北米で10年近いプロキャリアを築き上げ、日本に戻ってきた逆輸入ボクサー。メキシカンのような激闘スタイルが持ち味で、常に熱い試合をするファイター。三度目の正直で獲得した日本タイトルの2度目の防衛戦を迎える。今年9月の初防衛戦では、長身のアウトボクサー能嶋宏弥に決定打を打ち込むことは出来なかったが、常にプレッシャーをかけ続けて判定勝利。今回対戦するシーサー皆川選手とは、距離、スタイルともに噛みあいそうなので、乱打戦に持ち込み、打ち勝って防衛したい。
戦績:44戦28勝(15KO)13敗3分 オーソドックス 32歳
シーサー皆川(平仲)
沖縄に移住し29歳でプロデビューした異色のボクサー。しかし、日大時代には国体優勝経験もある実力者で、テクニックのあるボクサータイプのサウスポー。今年6月の試合では大方の予想を覆し、ダウンを奪う好ファイトを展開、強豪の松野晃太にワンサイドで判定勝ちした。大舞台でも委縮することなく持ち味を発揮し、伸び伸びとしたボクシングで多彩なパンチを打ち込み、再び番狂わせを起こしたい。
戦績:5戦4勝(1KO)1敗 サウスポー 31歳
セミファイナル 第7試合:8R/スーパーフライ級 梶颯(帝拳)vs 篠田将人(山木)
![WHO’S NEXT Vol.9_1202kaji](https://images.ctfassets.net/j040bzbn054u/3B2QtMEfkVzkLLbMxbvRGT/8a4d860f6f12dcc2011cb3fabbebc655/1202kaji.jpg?fm=jpg&fl=progressive&q=80&w=1000)
梶颯(帝拳)
2015年全日本新人王。デビューから15連勝し、期待の無敗チャレンジャーとして、地域タイトル“3冠”王者だった福永亮次に挑むも2-0判定で惜敗。しかし試合内容が評価され、すぐに中川健太が持つ日本タイトル挑戦に恵まれるが、老獪なテクニックに翻弄され、大差の判定負け。これが、2連敗からの1年4カ月ぶりの再起戦。敗戦が与えた影響、これまでのバチバチに打ち合うスタイルが変化するのか、興味が尽きない。
戦績:17戦15勝(9KO)2敗 オーソドックス 26歳
篠田将人(山木)
2021年全日本新人王。打ち合いを好む好戦的なファイター。今年7月に行われた「フルトンVS井上」戦のアンダーカードに出場、梶谷有樹に怒涛の連打を浴びせ3回TKO勝利しインパクトを残す。A級に昇格し対戦相手の質も高くなる中で、攻撃面、防御面ともに成長した姿を見せることが出来るか注目。ランカー梶颯選手に勝利し、自身のランク入りを実現させたい。
戦績:8戦6勝(5KO)1敗1分 サウスポー 27歳
第6試合:8R/スーパーバンタム級 村田昴(帝拳)vs カルロ・デメシーリョ(比)
※村田昴、左示指基節骨裂離骨折のため試合中止
村田昴(帝拳)
現在、WBAスーパーバンタム級12位。日本国内より先に、海外での評価が高まった元アマチュアエリート。2021年、ラスベガスで2回TKOでデビューを飾り、これまで5戦全勝全KO勝利。最近2試合もアメリカで試合を行っており、後楽園ホールは1年2ヶ月ぶりの凱旋。
サウスポーから放つ左ストレートが最大の武器だが、右フックでも顔面、ボディともにKOする破壊力を持つ。世界に飛び立つ日は近い!“ニュー・モンスター”から目を離すな!
戦績: 5戦5勝(5KO) サウスポー 27歳
カルロ・デメシーリョ(比)
PBFフィリピンバンタム級チャンピオン。2016年の清水聡をはじめ、最近も山崎海斗、池側純、石田匠と対戦するが、いずれも敗戦。しかし、フィリピンの選手らしく接近して思いっきり振ってくる左右フックは、試合をひっくり返すパワーがある。
戦績:27戦17勝(10KO)8敗2分 オーソドックス 27歳
第5試合:8R/109ポンド契約(ライトフライ級超) 高見享介(帝拳)vs リト・ダンテ(比)
![WHO’S NEXT Vol.9_1202takami](https://images.ctfassets.net/j040bzbn054u/4j68WVvoHC31a7a3A3e2l/547bda31ca3be8d3b07aa3fe28b504e8/1202takami.jpg?fm=jpg&fl=progressive&q=80&w=1000)
高見享介(帝拳)
元高校総体王者で、アマ戦績47戦43勝4敗という驚異のレコードを残してプロデビュー。しかも、デビューから4戦全KO勝利のパーフェクトレコード継続中のボクサーファイター。群雄割拠のライトフライ級で、いずれチャンピオンになるであろう逸材が、今回、プロ36戦のキャリアを誇る試合巧者と拳を合わせる。これまでよりレベルアップした対戦相手をKOして、存在感をアピールしたい。
戦績:4戦4勝(4KO)オーソドックス 21歳
リト・ダンテ(比)
ミニマム級ではWBC世界ランク15位につける実力者。今年9月の試合では、大橋ジムの石井武志に判定勝ちし勢いに乗る。今回はライトフライ級オーバーの普段より重い体重での試合だが、豊富な実戦経験で高見選手を苦しめたい。
戦績:36戦20勝(11KO)12敗4分 オーソドックス 33歳
第4試合:8R/117ポンド契約(バンタム級超) 小川寛樹(帝拳)vs ヤン・チェンチェン(中国)
![WHO’S NEXT Vol.9_1202ogawa](https://images.ctfassets.net/j040bzbn054u/2q0NRORbg2SBjUNvUrlIhg/a0a96b5f68ceb5cdeb116fbb3c814935/1202ogawa.jpg?fm=jpg&fl=progressive&q=80&w=1000)
小川寛樹(帝拳)
国体優勝などアマチュア48勝の実績を携えて2022年プロデビュー。デビュー戦、2戦目とタイ人ボクサー相手にKO勝利。3戦目は大橋ジムのサウスポー、田中湧也との技術戦を制し判定勝利、ボクシングの幅を感じさせた。次世代ホープとして、確実にステップアップし存在感を示したい。
戦績:3戦3勝(2KO) オーソドックス 24歳
ヤン・チェンチェン(中国)
2018年、デビューから5連勝も、ここ最近は3連敗。ガードを固めて接近し、フック、アッパーを振ってくるファイター。テクニックで勝さる小川選手になんとか食らいつきたい。
戦績:8戦5勝(2KO)3敗 オーソドックス 22歳
第3試合:8R/62.3㎏契約(ライト級超) 宮田彪我(帝拳)vs 加藤亜礼史(折尾)
![WHO’S NEXT Vol.9_1202miyata](https://images.ctfassets.net/j040bzbn054u/2m3iRvwmo9mY8oK5CxbVjd/4db4f58e8b1ad06c4ba3f460cc0c7828/1202miyata.jpg?fm=jpg&fl=progressive&q=80&w=1000)
宮田彪我(帝拳)
今年2月にアマ通算34勝の実績を引っ提げてプロデビュー、2連勝で臨む3戦目。中間距離での打ち合いが得意なテクニックのあるボクサーファイター。1戦目は防御力、2戦目は攻撃力と、ひと試合ごとに進化中。長身のサウスポー相手に、懐に入り込みボディから右フックを顔面に返す、宮田本来のボクシングが出来るのか注目。
戦績:2戦2勝(1KO) オーソドックス 23歳
加藤亜礼史(折尾)
2013年西部日本ライト級新人王。2022年、6年ぶりの復帰戦では2回TKOに敗れたが、今年8月の試合では、射程距離の長い左ストレートで突き放し判定勝利。対戦相手を威嚇するような、気性の激しさを前面に押し出した試合ぶりが印象的。プロ3戦目の元アマチュアエリートの壁になりたい。
戦績:13戦10勝(3KO)3敗 サウスポー 29歳
第2試合:6R/スーパーバンタム級 眞下公翔(横浜光)vs 中本豊(結花)
![WHO’S NEXT Vol.9_1202Mashimo](https://images.ctfassets.net/j040bzbn054u/5ocrw5yGwHHCO6AnVMK81d/96d9169b122bafdfe7cdd37f8fa7a700/1202Mashimo.jpg?fm=jpg&fl=progressive&q=80&w=1000)
眞下公翔(横浜光)
デビューから6連勝5KOで、倒した試合は全て2ラウンド以内というサウスポーのハードパンチャー。ただし、力任せに倒しに行くファイターではなく、技巧も兼ね備えた天才肌。しかも3度の海外遠征の経験もあり、技術とパワーに磨きがかかる。当然、鮮やかなKO勝利に期待が高まる。
戦績:6戦6勝(5KO) サウスポー 21歳
中本豊(結花)
ワンツーを中心に豊富な手数で果敢に攻め込むサウスポーのボクサーファイター。勝っても負けてもスリリングな試合展開で、簡単には流れを渡さない粘り強さがある。6戦全勝5KOの倒し屋、眞下選手の猛攻に耐え、反撃のチャンスを掴みたい。
戦績: 9戦4勝(3KO)5敗 サウスポー 25歳
第1試合:4R/バンタム級 西屋香佑(横浜光)vs 岡田悠平(本望)
西屋香佑(横浜光)
プレッシャーをかけ、接近戦に持ち込み強打を打ち込むファイター。直近では、今年の東日本新人王決勝に進出した、佐藤祐と吉成亮人と対戦し共に敗戦。だが、どちらの試合も見せ場を作りながらも僅差の判定負け。ここは、持ち前の攻撃力で圧倒し、再起を飾りたいところ。
戦績:4戦2勝(1KO)2敗 オーソドックス 22歳
岡田悠平(本望)
フットワークとジャブで距離を作り、テンポよく手数が出るボクサー。その正攻法なボクシングスタイルでデビューから2連勝したが、その後、得意のリズムボクシングを崩され3連敗。だが、今年8月の試合では一進一退の接戦を制し、2-1の判定勝利で連敗から脱出した。ファイタータイプの西屋選手相手に手数とアウトボクシングで突き放したい。
戦績:6戦3勝3敗 オーソドックス 25歳
注目の『WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE BOXING 特別編』はこちらから。
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