「子どもの頃、アザールが好きだった」ガルナチョ、新天地チェルシーでさらなる飛躍なるか
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「子どもの頃、アザールが好きだった」ガルナチョ、新天地チェルシーでさらなる飛躍なるか

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プレミアリーグ屈指のウィンガー、アレハンドロ・ガルナチョがマンチェスター・Uを離れ、この夏ライバルのチェルシーへと完全移籍で加入した。かつてエデン・アザールを参考にしたというアルゼンチン代表が、FIFAクラブワールドカップ2025も制した“ブルーズ”の一員として新たなキャリアの扉を開く。

以下、移籍決定直後の公式インタビューの内容をお届けする。


──チェルシーの選手になった今の気持ちはいかがですか?

ガルナチョ:この素晴らしいクラブに加入できて、信じられないような気持ちです。プレーするのが本当に待ちきれません。

──今回の移籍は、ご自身のキャリアにとってどれほど重要だと感じていますか?

ガルナチョ:非常に大きな一歩だと思っています。クラブが置かれている状況を考えても、僕自身のキャリアにとって良いステップになると確信しているんです。ここで良いプレーができることを願っています。

──あなたが子どもの頃にチェルシーのトレーニングトップを着ている写真が話題になりました。幼い頃のチェルシーとの関わりについて教えてください。

ガルナチョ:子どもの頃からよくプレミアリーグを観ていました。なかでもチェルシーを少し応援していたのは、エデン・アザールが好きだったからです。何よりサッカーが大好きだったので、憧れの彼がいるチームのユニフォームを買ったんです。

ガルナチョ

──アザール選手を見て育ったとのことですが、ご自身のプレーにも彼の影響はありますか?

ガルナチョ:ええ、もちろん。彼は僕にとって、目指すべき指標となる選手でした。彼のプレースタイル、そして同じポジションであること。すべてが、僕にとって大きな参考になっています。

──あなたは世界王者の一員になるわけですが、すでに他の選手とは話をしましたか?

ガルナチョ:はい、エンソ(・フェルナンデス)と話しました。彼はアルゼンチン代表で共に戦う友人です。彼と共にプレーできることを、心から楽しみにしています。

──以前、ご自身のことを「恐れ知らずで緊張しない」と話していました。

ガルナチョ:ええ、プレー中に緊張を感じたことは一度もありません。もちろん、プレーが良い時も悪い時もありますが、ナーバスになるという感覚は経験したことがないんです。

──その若さで、トップチーム公式戦140試合以上の出場経験を誇ります。その「恐れ知らず」の精神が、あなたを前進させてきたのですね。

ガルナチョ:僕がチームに何かをもたらし、貢献できることがあると思っています。そのためにここに来ましたし、全力を尽くすつもりです。

──スタンフォード・ブリッジでプレーした経験がありますね。ここの雰囲気について、どのように感じましたか?

ガルナチョ:スタンフォード・ブリッジへ乗り込んだ時の、あの雰囲気はよく覚えていますし、本当に素晴らしいものでした。ファン全員がチームを後押しする、熱狂的な空間です。ここでプレーするのは本当に楽しいですよ。

──チャンピオンズリーグはさらに特別な雰囲気になりますが、対戦したい相手はどこですか?

ガルナチョ:バルセロナやレアル・マドリーとの対戦を心待ちにしています。今シーズンはバルセロナと対戦することになるので、本当に楽しみですよ。

──インターナショナルブレイクに入りますが、この期間はチェルシーの選手としてチームに馴染むための助けになりますか?

ガルナチョ:ええ、この中断期間は重要だと思います。ここに残りチームメイトと共にトレーニングを積んで、コンディションを整える。自分にとって良い機会になるはずです。

──つまり、コブハム(チェルシーの練習場)でチームに溶け込み、マレスカ監督と話す時間も十分に取れるということですね。

ガルナチョ:その通りです。良い時間になると思います。

──最後に、今シーズンの目標を教えてください。

ガルナチョ:もちろん、トロフィーを勝ち取ることです。何より、プレミアリーグのタイトルを目指して戦いたいと思っています。

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