U-21イングランド代表・ハッチンソンがフォレストへ完全移籍 逸材は次なるステップへ「ここが完璧な場所」
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U-21イングランド代表・ハッチンソンがフォレストへ完全移籍 逸材は次なるステップへ「ここが完璧な場所」

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5年契約の完全移籍、報道によれば移籍金3,750万ポンド(約74.6億円)でノッティンガム・フォレストの一員となったオマリ・ハッチンソン。イングランドの未来を担う逸材は多くのクラブが注目を集めたが、なぜ新天地をフォレストに決めたのか。移籍の決め手となったもの、そして彼が目指すプレースタイルについて、ファンへの誓いとともに言葉にした。


──ノッティンガム・フォレストへようこそ。移籍が決まった今のお気持ちはいかがですか?

ハッチンソン: ここに来られて本当に興奮しています。 この数週間は長くて大変でしたが、今はとにかく最高の気分で、新しい挑戦が待ちきれません。

──多くのクラブから関心があったと思いますが、その中でフォレストがご自身にとって最適なクラブだと感じた決め手は何だったのでしょうか?

ハッチンソン: やはり、ここに知っている選手がたくさんいたことが大きいですね。 彼らから、このクラブがいかに素晴らしく、僕が選手としてどれだけ成長できるかを聞いていました。 自分の成長を次のステージへ引き上げるために、ここが完璧な場所だと確信したんです。

──夏のお話も聞かせてください。U-21イングランド代表としてEUROで優勝を果たすなど、非常に充実した夏になったのではないでしょうか。あの経験は、ご自身にとって特別なものだったと思います。

ハッチンソン: ええ、チームで過ごした1ヶ月は本当に素晴らしい時間でした。 試合に勝ち、得点を挙げ、仲間たちとの化学反応も生まれて、すべてが上手くいったと感じています。 良い時間でした。

──その代表チームでは、ジェームズ・マカティーやエリオット・アンダーソンとも一緒にプレーされていましたね。今回の移籍について、エリオットとは話をしましたか?

ハッチンソン: ええ、プレシーズンのトレーニング中にエリオットからメッセージが来たんです。 「フォレストに来いよ」って。僕は「ベストを尽くしてみる」と返しました。 最終的には、彼が僕を説得してくれた形ですね。

──二人と一緒にプレーするのは楽しみですか?

ハッチンソン: もちろん、すごく楽しみです。エリオットは多くのクオリティを備えたトッププレーヤーですし、マカティーも同様です。 ワクワクしていますよ。

オマリ・ハッチンソン

──チェルシー時代に共に過ごしたカラム・ハドソン=オドイなど、他にも馴染みのある顔ぶれがいます。彼らとの再会も楽しみなのでは?

ハッチンソン: カラムとは幼い頃からの知り合いなんです。 だから、彼らと一緒にピッチに立って、魔法のようなプレーを見せるのが待ち遠しいです。

──昨シーズンはプレミアリーグでコンスタントにプレーする機会を得ました。世界最高のリーグでプレーし続けることへの渇望は、やはり強かったですか?

ハッチンソン: とても挑戦的なシーズンでした。イプスウィッチは非常に野心的なクラブで、僕たちも高い目標を掲げていました。 残念ながら目標には届きませんでしたが、またこの舞台に戻ってこれて興奮しています。ゴールやアシストを積み重ね、自分のベストを尽くし続けたいです。

──ホームスタジアムとなるシティ・グラウンドでは、これまでにも何度かプレー経験がありますね。どのような印象をお持ちですか?また、ホームの選手としてここでプレーすることへの期待はいかがでしょう?

ハッチンソン: アーセナルの一員として来た時、雰囲気にとても圧を感じて、「ワオ」と思わずにはいられませんでした。イプスウィッチの選手として来た時も、印象は同じでしたね。 ですから、今度はホームサイドに立ってファンに背中を押してもらい、ピッチで違いを見せたいです。

──クラブにとっては、30シーズンぶりにヨーロッパの舞台へ復帰するという特別なシーズンになります。その点についてはいかがですか?

ハッチンソン: 僕にとっても初めての経験なので、すごく楽しみにしています。 試合数も多くなるでしょうし、その挑戦に向けてしっかりと準備をしなければなりません。

──あなたは様々なポジションをこなせる選手です。ファンはどのようなプレーを期待できるでしょうか?

ハッチンソン: ファンを座席から立ち上がらせるようなプレーヤーでありたいと思っています。 僕はとてもダイレクトなプレーを好み、常にボールに関与したいタイプ。 ドリブルを多用し、相手の脅威となることで、ゴールやアシストといった数字を積み上げていきたいです。

──それでは最後に、あなたの加入に興奮しているフォレストファンへ、新シーズンに向けたメッセージをお願いします。

ハッチンソン: 「心の準備を」と伝えたいです。僕は自分のすべてを捧げるつもりです。 チームメイトたちと話しましたが、みんなが新シーズンに燃えています。 この新たな挑戦、新たなチャプターが本当に楽しみですし、僕の準備は万端です。 

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