新天地ボーンマスでの挑戦へ、ベン・ドークが“アタッキングサード”での躍動を宣言「持てる力を出し尽くす」
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新天地ボーンマスでの挑戦へ、ベン・ドークが“アタッキングサード”での躍動を宣言「持てる力を出し尽くす」

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スコットランドの若き才能が、サウスコーストに新たな風を吹き込む。セルティック、リヴァプールを経て、この夏ボーンマスへの完全移籍を決断したベン・ドーク。移籍金は2,500万ポンド(約46億円)、5年契約での加入となる。

新天地にボーンマスを選んだ理由、そしてファンに約束する「最低限のこと」とは。移籍手続きを終えた直後、胸に秘めた熱い想いをストレートな言葉で語った。


──AFCボーンマスへようこそ。このプロジェクトに加わることに、どれくらい興奮していますか?

ドーク:ワクワクしています。新たな一歩を踏み出し、トップレベルでコンスタントに試合に出場するには、まさに今が適切な時期だと感じています。ここは自分にとって完璧な場所です。

──このクラブ、そしてサウスコーストへの移籍を決断した理由は何ですか?

ドーク:まず、ボーンマスは非常に魅力的でスピーディーなサッカーをします。それが自分のプレースタイルに本当によく合っていると感じました。

それに、サイモン(・フランシス)やティアゴ(・ピント)と会った時の説得力がすごかったんです。彼らが動画を見せながらチームのスタイルを説明してくれて、この場所がいかに素晴らしいかも教えてくれました。もう「ノー」とは言えませんでしたね。

──セルティックでキャリアを始め、リヴァプールへ移籍し、そして今回ボーンマスに加入しました。これまでどのような道のりでしたか?

ドーク:多くの浮き沈みがありました。個人的には、タフな瞬間もたくさんありましたね。でも、大切なのは良い時におごらず、悪い時に落ち込みすぎないこと。良い瞬間に感謝し、それを力にして困難な時期を乗り越える。今回の移籍は、間違いなくその「良い瞬間」の一つです。

ベン・ドーク

──ライアン・クリスティー選手との関係について教えてください。スコットランド代表で共にプレーしていますが、ボーンマスで一緒になることで、その関係がさらに深まることを楽しみにしていますか?

ドーク:ええ、もちろんです。実はまだ彼とは話せていないんですけどね(笑)。9月に代表で合流する前に、いろいろと話せるのを楽しみにしています。

──チームは第2節を迎えますが、今シーズンの目標は何ですか?

ドーク:できるだけ多くの試合に出場し、プレー時間を確保することです。ゴールやアシスト、そして良いパフォーマンスでチームに貢献できれば、それはもちろん最高ですね。でも、何よりもまずコンディションを維持し、シーズンを通して試合に出続けることが重要だと考えています。

──まだあなたのプレーをあまり見たことがないサポーターのために、ご自身のプレースタイルをどのように説明しますか?

ドーク:スピーディーで、ダイレクトなプレーが持ち味です。ファンのみなさんが思わず席から立ち上がってしまうようなプレーを心がけています。そして最低限お約束できるのは、全力でプレーすること。ピッチの端から端まで、できる限り走り続けたいです。

マッチアップした相手に積極的に仕掛けて、常に何かを起こしたいと思っています。自分のスピードや強さといったフィジカル的な長所を活かして、アタッキングサードで違いを生み出すプレーをしたいです。

──最後に全ての“チェリーズ”サポーターへ、メッセージをお願いします。

ドーク:クラブに関わるすべての人々、そしてこのクラブを愛するすべての人々のために、僕は持てる力のすべてを出し尽くして、ハードワークします。それが、みなさんに約束できる最低限のことです。

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