今夏、推定移籍金2,500万ポンド(約50億円)ボーンマスへ完全移籍したセルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチ。“チェリーズ”の新守護神はこれまで、チェルシーでプレミアリーグに23試合出場、公式戦約200試合と代表7キャップを経験してきた。
そのペトロヴィッチが、移籍決定後のインタビューでチームを最後尾から支える覚悟を言葉にした。
「目標を達成するために、必要なすべてが揃っている」
──ジョルジェ選手、ボーンマスへようこそ。今のお気持ちはいかがですか?
ペトロヴィッチ:このクラブに加入できて、とても嬉しく、興奮しています。新しいシーズンが待ち遠しいです。
──ここは最近オープンしたばかりのパフォーマンスセンターですが、施設を見学したり、チームメイトと会ったりする機会はありましたか?
ペトロヴィッチ:はい、ここまで見たものはすべてが素晴らしく、本当に美しいです。ただただ、「アメージングだ」としか言えません。
──ボーンマスの一員となった今、このクラブのプロジェクトについて、どのような点に魅力を感じましたか?
ペトロヴィッチ:このクラブは大きなポテンシャルを秘めていますし、プレミアリーグの中でも、存在感を示し続けているクラブの一つです。 新しいトレーニング施設をはじめ、素晴らしいプロジェクトがあると聞いています。 僕自身、選手として成長し、次のレベルへ進みたいと考えていたので、ここに来ることを決めました。 このクラブと共に、それを成し遂げたいです。このトレーニング施設には、目標を達成するために必要なすべてが揃っていると感じています。
──アンドニ・イラオラ監督とは、すでに来シーズンのプランについて話す機会はありましたか?
ペトロヴィッチ:まだじっくり話す時間は取れていませんが、近いうちに話すことになると思います。これから会うのが楽しみです。
──ご自身の来シーズンの目標についてお聞きします。シーズン前に具体的な目標を設定するタイプですか? それとも、あまり公言しないタイプでしょうか?
ペトロヴィッチ:シーズン前に個人的な目標を設定することはありません。 僕はただ、シーズンを通してチームが良い結果を出せるように手助けすること、そして日々成長し、一日一日をより良くすることに集中しています。
──すでにプレミアリーグで23試合の出場経験があり、世界各国のリーグでは150試合以上に出場、セルビア代表としても7キャップを記録しています。これらの経験は、どのような影響を与えると思いますか?
ペトロヴィッチ:プレミアリーグをすでに経験し、昨年はフランスのリーグ・アンでプレーしました。これで欧州5大リーグでのプレーは3シーズン目になります。 その前は母国のセルビアやMLS(メジャーリーグサッカー)でもプレーしました。これらすべての経験が、僕に多くのものをもたらしてくれるはずです。今シーズン、そして僕が目指す未来のための、素晴らしい土台になってくれると感じています。
──最後に“チェリーズ”のファンへ、メッセージをお願いします。
ペトロヴィッチ:ぜひスタジアムに足を運んで、僕たちを応援してください。 昨シーズンと同じ、あるいはそれ以上のシーズンにできるよう、全力を尽くします。