ドラマ『ひだまりが聴こえる』第12話、永遠に続いてほしい…太一と航平の日常が尊すぎた
第12話(最終回)では、太一と航平が、ふたりにとって思い出深い夏祭りの会場で再会。物語は感動的な展開を迎えた。
中沢元紀・小林虎之介が主演を務めるヒューマンラブストーリー『ひだまりが聴こえる』第10話が8月28日、U-NEXTで独占先行配信された。第10話では、手話関連ビジネスを展開する会社で働き始めた太一(小林虎之介)がある決断をすることに。一方、航平(中沢元紀)が太一への思いを吐露する一幕も。目が離せない展開となった。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
道端で、手話関連ビジネスを展開する会社の代表取締役・犀清史郎(池田良)と出会い、そこでインターンシップをすることになった太一。
決して優秀な社員とは言えないが、目の前のことに一生懸命で、自分の心に従って進んでいく姿は見ていて清々しさしかない。「ノートテイクを始めた当初もそうだったな…」と思い出させてくれる瞬間だった。
しかし、少々心配なのは「大学と仕事、2つのことで中途半端になるのが嫌だから」と大学を辞めることまで検討しているところ。視聴者としてはやはり、大学は卒業した方がいいのではないかと思ってしまうのだが、そういうものでもないのだろうか……。
そんな決断を航平は応援するのだが、2人が太一の将来について話すシーンは、見ていて胸が締め付けられる思いがした。
久々に会えて、最初こそ「頭にいっぱい葉っぱついてるよ?」と航平が太一の頭に手を伸ばして笑顔を見せる”ほっこりシーン”はあった。しかし、太一が大学を辞めるという話題になると、航平の柔らかな表情は一変。「やりたいことがあるんでしょ?俺のことは気にしなくていいから、太一の好きにしなよ?」と手をとって航平は伝えるのだが、どうしても強がりに見えてしまう。
それに、少しだけムキになって「好きにすりゃあいいんだろ?」と話す太一も本当は引き止めてほしいのではないかと想像してしまう。これまでに大学に通っていたのは、航平のノートテイクを引き受けたからであって、少しでも「必要だ!だから辞めないでくれ」と言われたかったのではないかと。
一方で、航平としては「自分のせいで太一のやりたいことを邪魔するのは…」と思ってしまう気持ちもわかる。
航平も太一も、お互いをいちばんに考えるからこそのすれ違いだ。
そして、第10話で最もグッときたのは、航平が後輩・桜上マヤ(白石優愛)に太一のどこがすきなのか、を問われたシーン。
「こういう耳じゃなかったらって思ったことない?俺はあるよ、何度もあるよ」「笑うこととか、怒ることとか、誰かのために何かしたいと思うこととか」「太一と一緒にいるうちに思い出したんだ」「講義の内容よりも教授の冗談を一生懸命教えてくれて。気が付けば一緒に笑っていた、太一と出会えて本当によかった」と話したのだ。
太一はどこまで航平の気持ちに気づいているだろうか。もしも大学を辞めることがあっても、ふたりの絆は永遠に続いてほしい。そう思わされた。
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第12話(最終回)では、太一と航平が、ふたりにとって思い出深い夏祭りの会場で再会。物語は感動的な展開を迎えた。
第11話では、太一が自身の夢を追求するために大学を退学。航平とのキャンパスライフに終止符を打った。
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