ドラマ『ひだまりが聴こえる』第12話、永遠に続いてほしい…太一と航平の日常が尊すぎた
第12話(最終回)では、太一と航平が、ふたりにとって思い出深い夏祭りの会場で再会。物語は感動的な展開を迎えた。
中沢元紀・小林虎之介が主演を務めるヒューマンラブストーリー『ひだまりが聴こえる』の第9話が8月21日、U-NEXTで独占先行配信された。第9話では、周りが少しずつ進路を考え始めていることを知り、自分の将来に思い悩む太一(小林虎之介)の姿が描かれた。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
航平のノートテイカーとして2年目を迎えた太一。
後輩・桜上マヤ(白石優愛)が時折、航平を独占しようとする仕草を見せるものの、ノートテイクを通じて太一と航平が共に過ごす時間は、以前と変わらず日常となっていった。
そんな中、マヤの発言から航平が社労士を目指していることが判明。周りの友人たちが、次々と将来のことを考え始めていることに、太一は焦りを感じていた。
そのとき、太一は偶然道端で、手話関連ビジネスを展開する会社の代表取締役・犀清史郎(池田良)と出会う。しかし、太一はある点に疑問を感じる。「聞こえない人が、みんな手話を使えるわけではない。手話を使えない人へのサポートはないのか」と。ろう者だけをターゲットにし、難聴の人への配慮が欠けているように感じたのだ。
それは、航平と出会ったからこそ生まれたもの。「難聴の人だって聞こえなくて苦労しているのに、わざわざ区別しなくていいじゃん」と太一は主張する。これに対して犀は「理想論だね」「うちはボランティアじゃないから」と一蹴する。
しかし、太一は諦めない。
彼は「最初から難しいって言ってたら、何も変わんねーし」「俺は最初から諦めるのが嫌で。自分だけ違うって感じたら、寂しいって思うし、1人でいるのと変わんないじゃんか」「同じことで同じように感じたり笑えたりしたら、そんな気持ちになることもないだろ」「聴こえるとか、聞こえないとか、そういうの関係なくて。一緒にいるってそういうことだろ」と熱い思いをぶちまけた。
この場面で、太一と航平の日々の様子が映像で流れる。それは太一にとって航平という存在が、どれだけ大きいかを表しているようだと感じた。
太一は航平が”しゃべらないこと”などを気にかけて、どうにか理解しようと努力を重ねてきた。だからこそ、最初から諦めることが許せないのだろう。
第9話は航平と太一が一緒に画面に映るシーンは少なかったものの、太一の心の中で航平が大きな存在感を放っていると強く感じさせた回だった。
単なるボーイズラブではなく、ヒューマンラブストーリーと標榜する本作。今後、ふたりの愛情がどのように深まっていくのか、見逃せない。
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第12話(最終回)では、太一と航平が、ふたりにとって思い出深い夏祭りの会場で再会。物語は感動的な展開を迎えた。
第11話では、太一が自身の夢を追求するために大学を退学。航平とのキャンパスライフに終止符を打った。
第10話では、手話関連ビジネスを展開する会社で働き始めた太一がある決断をすることに。一方、航平が太一への思いを吐露する場面も。
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