ドラマ『ひだまりが聴こえる』第12話、永遠に続いてほしい…太一と航平の日常が尊すぎた
第12話(最終回)では、太一と航平が、ふたりにとって思い出深い夏祭りの会場で再会。物語は感動的な展開を迎えた。
中沢元紀・小林虎之介が主演を務めるヒューマンラブストーリー『ひだまりが聴こえる』の第7話が8月7日、U-NEXTで独占先行配信された。第7話では、太一(小林虎之介)と航平(中沢元紀)の仲を脅かす存在・桜上マヤ(白石優愛)が登場。ハラハラする展開となった。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
2人が出会ってから、季節が1周した。
航平が太一にキスした日以降も変わることなく、友人として、そして授業を受ける生徒とノートテイカーとしての関係を保っていた2人。急激に恋愛関係に発展することもなく、良い意味で出会ったころから変わることはない。この関係性は、きっとこれからも続くものと思われていた。
しかし、そこに2人の仲を脅かす存在が登場する。同じ大学の1学年下の後輩として入学してきた桜上マヤだ。マヤは航平と同じく突発性難聴であり、家庭教師を務める航平の生徒。彼女は状況が似ている航平に心を開いているようだ。
それだけなら、まだ良いのだが、航平が嬉しそうに名前を出していたという太一に対しては心なしか当たりが強い。「ノートテイカーとしてナメている」と指摘してきたり、太一の友人のことを冷めた目で見てチクッとする陰口を言ったり。どうやら太一とマヤは今のところ仲良くなれそうにない。
おまけに、何かにつけて航平を独占する。例えば、太一とマヤが少々揉めている場面に航平がやってくると「行きましょ!」と背中を押し、航平の隣をキープ。なかなか太一と航平が一緒に過ごす場面は減ってしまったように思えた。
しかも、その直前にマヤは「あんたが先輩に何ができるって言うの?」と太一を非難する。これを聞いた太一は「俺がいなくても、平気なのかよ」とわかりやすく落ち込んだ。
相変わらず、お互いが別の女子としゃべっているのを見て、嫉妬に近いモヤモヤを抱えている2人。決して、2人の心は変わっていないし、仲違いするような出来事もないのに、第三者の影響で引き離されてしまうのは見ているこちらも辛い。
航平がマヤに対して、もう少しはっきりとものを言うことができたらいいのだろうけれど、もともとは生徒と家庭教師という間柄だからなのか、マヤに会話の主導権を握られてしまっているのも、正直なところモヤモヤする。いつも明るく平気そうに振る舞っている太一だって、決して心が強いわけではないし「必要とされていないのかも」と不安になってしまっているのだから。そのマヤに対する優しさを、もう少しだけ太一に向けられないだろうか。もう少し言葉で感謝を伝えてもよいのではないだろうかーー。
次週はさらにマヤが太一を目の敵にし、2人の間に割り込んできそうな予感。果たして、2人はこれからどうなってしまうのか。目が離せない。
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第12話(最終回)では、太一と航平が、ふたりにとって思い出深い夏祭りの会場で再会。物語は感動的な展開を迎えた。
第11話では、太一が自身の夢を追求するために大学を退学。航平とのキャンパスライフに終止符を打った。
第10話では、手話関連ビジネスを展開する会社で働き始めた太一がある決断をすることに。一方、航平が太一への思いを吐露する場面も。
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